どうもDRONE WALKER(ドローンウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、『GoPro HERO9』の特徴や使い方を徹底的に紹介していきます。
結構なボリュームだから目次も活用してくれよ!
この記事の目次
「GoPro HERO9」の製品概要
商品名 | GoPro HERO9 |
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価格 | 43,000円(1年間の無料サブスクリプション) 54,000円(サブスク登録なし) |
映像撮影 | 5K30、24 fps 4K60、30、24 fps 2.7K120、60 fps 1080p120、60 fps |
写真撮影 | 2000万画素 |
手ぶれ補正 | HyperSmooth 3.0:ジンバル不要 |
様々な撮影 | タイムラプス タイムワープ:スピードランプ |
公式サイト | https://gopro.com/ja/jp/ |
『GoPro HERO9』の性能は上にずらっと表にまとめてみました。
コンパクトながら4K60fpsで撮影できる最強のアクションカメラになります。
【注意】マイクロSDカードの選び方
マイクロSDカードはClass10・UHS1以上のものが推奨されております。
個人的に『サンディスクのマイクロSDカード』がおすすめです。
「GoPro HERO7」のここが凄いポイント
- ジンバルいらずの電子手ブレ補正
- 4K60fps撮影で動画性能が優秀
- スローモーション撮影可能
- TimeWrapハイパーラプス
- 写真も高画質& RAW撮影可能
- 水中でも撮影可能
- タッチパネルの使いやすさがアップ
- スマホとの連携が秀逸
【特徴①】ジンバルいらずの電子手ブレ補正
一番の魅力は「手ブレ補正」は非常に優秀になったことです。
旧モデル「GoPro HERO6」では、「カルマグリップ(ジンバル)」があった方がよかったのです。
しかし『GoPro HERO7』からは単体でも十分に滑らかな動画を撮影することができます。
GoProそのもののコンパクトさと使い勝手も相まって、いつでもどこへでも気軽に持ち運んで撮影を楽しむことができます。
【特徴②】4K60fps撮影で動画性能が優秀
- 趣味の動画撮影
- ユーチューバー
- プロの映像クリエイター
4K60fpsと非常に高画質な動画を撮影できるため、趣味で撮影したい人からプロの動画クリエイターにまで幅広く活用してもらうことができます。
『GoPro HERO9』では、「GP1チップ」を搭載しており、画質も色の表現も非常に美しいです。
【特徴③】スローモーション撮影可能
『GoPro HERO7』はスローモーション動画も優秀に撮影できます。
様々なスポーツシーンやアクティビティの一瞬もスローモーションで撮影することでよりダイナミックな映像を作ることができます。
具体的には
- 4K60fps
- フルHD120fps
で撮影することができます。
fpsとは、1秒当たりのフレームレートになります。
イメージ的には
- 60fps:1秒間に60コマの静止画
- 120fps:1秒間に120コマの静止画
みたいにイメージしてもらえればいいと思います。
スローモーションでより高画質な動画を撮影する場合、fpsが多いほど綺麗なスローモーションになります。
【特徴④】TimeWrapハイパーラプス
GoPro HERO7Blackには簡単にハイパーラプスを撮影してくれる「TimeWarp」機能があります。
ハイパーラプスとは、タイムラプスの一種で移動しながら撮影できることです。
1コマ1コマ撮影しながら、カメラを動かすことでパラパラ漫画のような動画を撮影できるのですが、『GoPro HERO7』では非常に高いクオリティのハイパーラプスを簡単に撮影できてしまいます。
【特徴⑤】写真も高画質& RAW撮影可能
GoPro特有の魚眼型の広角レンズでならではの写真を撮影することができます。
「RAW」撮影可能なので、「lightroom」などで自分の好きな表現に現像することも可能です。
【特徴⑥】水中でも撮影可能
『GoPro HERO9』では、防水10mまで耐えることができますので、シュノーケルなどマリンアクティビティにも活躍してくれます。
動画|水中撮影
GoProHERO6と撮影比較もしております。
【特徴⑦】タッチパネルの使いやすさがアップ
「GoPro」は背面にモニターが付いており、そこから動画撮影など各種設定を変更することができます。
GoPro HERO6はなかなか反応が悪かったのですが、GoPro HERO7はだいぶスムーズに操作できるようになりました。
【特徴⑧】スマホとの連携が秀逸
なぜスペリオルドラゴン??
GoPro専用アプリをスマホにインストールすることで、遠隔操作ができるようになります。
また各種設定の変更から撮影した写真や動画の編集もできます。
撮影した動画や写真はそのまま「Instagram」や「Facebook」「YouTube」などに公開することができます。
豊富すぎるアクセサリー・マウントを使いこなせ!
防水ハウジング
深い水深まで潜るスキューバダイビングに使用したい場合は、「防水ハウジング」を使う必要があります。
頑丈な作りで価格も安いのでGoProの保護にもなります。
NDフィルター
カメラ機材でお馴染みの「NDフィルター」になります。
シャッタースピードを落として撮影することができるため、晴天での撮影や自分の表現したい映像の幅も広がります。
ヘルメット用マウント
ヘルメットなど頭部に装着するマウントになります。
チェストハーネス
胸の中央に『GoPro HERO9』を設置し、両手がフリーになります。
激しい動きの中での撮影に重宝します。
ハンド・リストストラップ
腕や手首に装着するリストストラップになります。
では次に、いろんなスポーツシーンでの活用方法を紹介していきます。
【活用法①】マウンテンバイク編
- チェストマウントハーネスが活躍
- カメラは下向きでコースも撮影
- fpsは高めに設定
『GoPro HERO7』にはマウンテンバイク専用のマウントも豊富にあります。
電子手ブレ補正が優秀なGoPro HERO7とは非常に相性がいいですが、それでもどうしてもカメラにブレは生じます。
fps、フレームレートは高め(60fps以上)に撮影して、スローモーションで見せても面白いと思います。
チェストマウントハーネス
チェストマウントハーネスは胸の中央にGoProを設置することができます。
マウンテンバイクで撮影する場合、GoProのカメラを少し下向きにして地面も含めたアングルで撮影するとより迫力が伝わります。
【活用法②】バイク編
バイクの場合もチェストハーネスが使えます。
ヘルメットに装着する場合
ヘルメットの顎部分に装着できるマウントになります。
ヘルメットを加工することなく、すぐに取り付けることが可能です。
いろんなスポーツ(バイク、自転車、スノーボードなど)にも対応しております。
【活用法③】サーフィン編
『GoPro HERO9』は水深10mの防水性能を持っているため、サーフィンなどのマリンアクティビティでも大活躍します。
【ザ・ハンドラー】サーフィンで手にもって撮影したい
手首に固定するストラップも付いており、水に浮くグリップタイプが「ザ・ハンドラー」になります。
マリンアクティビティ向けにグリップ部分が水にぬれても滑りにくくなっております。
【活用法④】スキューバダイビング編
- fps(フレームレート)は上げて撮影
- 防水ハウジングは必須
- フィルター装着で色被りを補正
『GoPro HERO9』はシュノーケルからスキューバダイビングまで大活躍します。
沖縄やハワイなど海がきれいな場所では積極的に活用していきたいところですね。
水中では「防水ハウジング」と「ザ・ハンドラー」の組み合わせで撮影するとおすすめです。
カメラ設定は「60fps」とフレームレートを高めに設定しておくといいです。
ウミガメなどスローで撮影するのに向いておりますし、水の中では意外にブレが大きくなってしまいます。
スロー編集を加えるとブレなども目立ちにくくなります。
4K60fpsだとデータ容量が大きくなり、いつの間にかマイクロSDカードのメモリを大量に消費しているケースがあります。
水中では、マイクロSDカードの交換はできませんし、カメラの設定変更も慣れないと苦労します。
自分のYouTubeなどに投稿するくらいであれば、「1080p60fps」あたりがいいのかなと思います。
【防水ハウジング】水深60mまでオッケー
防水10mまで大丈夫な設計になっておりますが、一定の深さまで潜る「スキューバダイビング」の場合、「防水ハウジング」を装着する必要があります。
スキューバダイビング以外にもハウジング自体頑丈にできており、操作性も悪くないのでその他スポーツ用のプロテクター代わりにもなります。
【青のウォーターダイブフィルタ】青い海で活躍
水中で撮影する場合、色被りを補正するためにフィルターを装着するとより狙った動画を撮影できます。
海の色が青い場所や水深が10mくらいまでの浅い海で活躍します。
【GoPro HERO7/6/5専用 外線透過フィルター】
- クリムゾンフィルター:海中撮影で3-25mの深さの青被りの色補正
- ライトレッドフィルター:淡水撮影3〜5mの浅海で青被りまたは淡水をクリアに
- マゼンタフィルター:淡水撮影2.5〜22mの深さで緑色に見える淡水湖や貯水池で色補正
先のブルーフィルターは高いので、これでも十分だと思います。
【エルグランデ】水中での自撮り棒は長めがおすすめ
海中で自撮り動画などを撮影する場合は、少し長めの自撮り棒を用意するといいでしょう。
自分と周囲の海中の絶景を広く撮影することができます。
エルグランデはGoPro純正の自撮り棒で、長さの調整も「38~97㎝」と調整可能になっております。
【活用法⑤】スノーボード編
スノーボードでも『GoPro HERO9』は活躍します。
GoProならではの広角レンズがスピード感ある動画撮影に役に立ちます。
3ウェイタイプの自撮り棒
手軽でいろんな場面で活躍ができます。
【エルグランデ】ボード慣れしている人は自撮りしながら
スキューバダイビングでも紹介しましたが、エルグランデは最高97㎝と長めに設定できますので、自分+ゲレンデをより魅力的に撮影することができます。
自撮り棒の長さを調整して、地面スレスレの迫力ある動画を撮影してもいいですね。
【活用法⑥】ドローンとGoProは相性がいい!
- ドローン操縦の腕前もかなりの上級者向き
- NDフィルター必須
世界的トップドローンレーサー「ジョニーFPV」がドローンに『GoPro』を搭載して撮影すると、こんなことになります。
これ、マジですげえ!!
初心者はDJIの空撮ドローンに搭載から
ドローンレース機は操縦にかなりの熟達が必要です。
一番初めは、操縦しやすい「DJI」の空撮用ドローンに搭載するのがおすすめです。
ドローンそのものの運用には、専門知識や操縦訓練が必要になりますので、きちんと勉強してから始めるようにしてください。
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/03/karma-mavic-pro/
【2019年おすすめドローン】Mavic 2 PRO
製品名 | Mavic 2 PRO(マービック2プロ) |
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価格 | 192,000円(税込) |
機体重量 | 905g |
カメラ | ハッセルブラッド |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
2019年、『Mavic 2 PRO』がおすすめのドローンになります。
これ自体で十分に高性能なカメラを搭載しているので、GoPro HERO7なくてもいいんですけどね。
【活用法⑦】犬と共に
GoProにはワンちゃんに装着できるマウントがあります。
犬ならではの目線と動きで、変わった映像を撮影することができます。
ドッグハーネス
ちゃんと犬用のハーネスも売っております。
俺にはつけるなよ!
【PROTUNE】さらに本格的な動画撮影をしたい場合
GoProでさらに本格的な動画撮影をしたい場合は「PROTUNEモード」を活用するといいでしょう。
【まとめ】
製品名 | GoPro HERO7Black |
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価格 | 53460円 |
重量 | 116g |
防水機能 | 10m |
動画性能 |
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スローモーション | 8倍 |
HyperSmooth | ハイパーラプス |
写真 |
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メモリー | マイクロSDカード:Class10・UHS1以上 |
というわけで『GoPro HERO9』の特徴を紹介させていただきました。
手ブレ補正が強力になり、より手軽に動画を楽しめる最高の機材に進化した印象ですね。
近年、増え続けるユーチューバーにとって最高の相棒になると思います。