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2021年は『VLog:ブイログ』が大流行!
どうもDRONE WALKER編集長の吉武穂高です。
2021年は『Vlog』が大流行してますね。
『Vlog』ってなんだ??
- Video:ビデオ
- Blog:ブログ
『Vlog:ブイログ』とは、2つの単語を組み合わせてできた新しい造語です。
日常の記録を「映像」で残すことを言います。
2020年は動画時代であり、YouTubeなどをプラットフォームにたくさんの動画クリエイターが誕生しました。
また動画編集ソフトの進化で、個人でも映画のような動画を作ることができ、映像の質が格段に進化してきております。
これから『5G』の通信革新も起きますし、ますます映像コンテンツのニーズが高まると言えるでしょう。
2020年、芸能人もガンガンVlogに参戦
- 小嶋陽菜さん
- ローランドさん
- ガクトさん
- 川口春奈さん
もうビックリするほど、芸能人がYouTubeに参入してきております笑
テレビ番組と違って、YouTubeは自由に自己表現、自己発信できること。
さらに仕事も直接請けることができることが魅力だと思いますね。
知名度の高い有名人なら日常生活だけでも、十分なコンテンツになるな。
【予算】カメラだけじゃない!周辺機材も必要
- カメラ:VLOGCAM ZV-1(9万円)
- パソコン:MacBook Pro(38万円)
- 動画編集:Final Cut Pro X(3万6千円)
合計:約51万6千円
- カメラ:VLOGCAM ZV-1(4万5千円)
- パソコン:MacBook Pro(27万円)
- 動画編集:Final Cut Pro X(3万6千円)
合計:約35万円
今回、おすすめのカメラ機材を予算別にまとめてみました。
カメラとパソコンは必須だからそれなりにはお金がかかるな。
それぞれのカメラ機材の特徴は以下で紹介していきます。
【Vlog入門】まずは「iPhone+iMovie」がおすすめ
とにかく機材にお金をかけたくないなら、『iPhone+iMovie』がおすすめです。
スマホでもお洒落なVlog動画は作れる
映像クリエイターの『大川優介』さんが撮影編集した動画です。
映像をみていただければわかるように、iPhoneひとつでも十分にお洒落なVlogを撮影することができます。
スマホだけだからこそ創意工夫すべし!
スタートはお手持ちのスマホから創意工夫をこらして、撮影すること。
撮影した素材を編集することで、映像への意欲や技術が上達します。
スマホだけの縛りだからこそ、いろいろな工夫やアイデアが生まれるな。
DJI Pocket2(予算5万円)
製品名 | DJI Pocket2 |
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キャッチコピー | さあ、その手に魔法を |
価格 | 単体:49,500円 クリエイターズモデル:64,900円 |
サイズと重さ | 124.7×38.1×30 mm 117g |
カメラ | 1/1.7インチCMOS 有効画素数:64 MP |
映像性能 | 最大4K60fpsで撮影可能 4K:3840✖️2160 24/25/30/50/60fps 2.7K:2704✖️1520 24/25/30/50/60fps FHD:1920✖️1080 24/25/30/50/60fps |
画角と焦点距離 | 20mm |
ズーム機能 | 4倍ズームまで可能 |
スローモーション | 最大8倍スロー可能 1080p/120fps(4倍) 1080p/240fps(8倍) |
ジンバル | 3軸メカニカルジンバル |
特殊機能 | アクティブトラック:人に追随 モーションラプス |
用途 | ジンバル付き超小型カメラ |
データ | マイクロSDカード(最大256G) |
どんな人におすすめ |
|
2020年10月に発売された「カメラ+ジンバル」一体型の機材です。
「DJI Pocket2」はとても小さいので、持ち運びにまったく負担になりません。
アクティブトラックなど被写体を認識して、自動で追尾してくれる機能もありますので、初心者でも簡単にお洒落な映像を撮影することができます。
SONY VLOGCAM ZV-1(予算10万円)
発売元 | SONY |
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発売 | 2020年6月19日 |
製品名 | Vlog用カメラ VLOGCAM ZV-1 |
価格 | 単体:90,818円 ミニ三脚付き:113,900円 |
サイズ | 105.5×60.0x43.5 mm |
重量 | 約294g(バッテリー、メモリーカード) |
センサーサイズ | 1.0型センサー |
画角 | 24mm-70mm |
動画性能 | 4K30fps撮影可能 |
有効画素数 | 約2010万画素 |
F値 | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) |
バッテリー持ち時間 | 静止画撮影時:約130分 実動画撮影時:約45分 連続動画撮影時:約75分 |
2020年「Vlog」のために開発されたカメラ
今回は2020年5月にSONYから発表がありました『VLOGCAM ZV-1』がおすすめのカメラ機材になります。
コンパクトなサイズ感と映像性能のバランス
『Vlog』撮影のポイントは、「自分の日常を手軽に撮影すること」です。
撮影する上でとても大切な要素として『コンパクトなサイズ感』です。
手のひらサイズでありながら『4K30fps』で撮影でき、その両方のバランス感は最高と言えるでしょう。
S-Log撮影でシネマティックな映像表現
SONY独自の『Log撮影モード』で、好みの世界観を作り上げることができます。
上記動画は『SONYα7Ⅲ』の『S-Log2』で撮影し、特に編集なしでアップした動画です。
のっぺりした動画ですが、ここから動画編集ソフトを使って、自分の好みの世界観、色味に編集をすることができます。
【Osmo Pocket】超小型カメラ
製品名 | OSMO POCKET|オズモポケット |
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キャッチコピー | カラフルな毎日を美しい映像で |
価格 | 44,900円 |
カメラ | 1/2.3インチセンサー |
映像性能 | 4K:3840✖️2160 24/25/30/50/60fps 2.7K:2704✖️1520 24/25/30/50/60fps FHD:1920✖️1080 24/25/30/50/60fps |
ジンバル | 3軸メカニカルジンバル |
撮影時間 | 最大140分 |
用途 | 小型カメラ |
データ | マイクロSDカード(最大256G) |
どんな人におすすめ |
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ジンバル付きの超小型カメラ。
それが『オズモポケット』になります。(序盤で紹介したDJIポケットの旧モデルになります。)
超コンパクトで高性能なカメラ
カメラを構えている感じがしないコンパクトさが魅力!
あの小嶋陽菜さんも使っております。
『Osomo Pocket』であれば非常に軽くカメラの頭がちょこんと見えているくらいのコンパクトさになります。
それでいて「4K60fps 」と非常に高画質で撮影できるため、これから動画撮影を始めたい方には非常におすすめなカメラ機材の一つになります。
Osmo Pocketでもシネマティックな動画にできる
『Osomo Pocket』だけでも十分にかっこいい映像を制作することができます。
見た目は小さくても、YouTubeや動画制作に十分に活躍してくれます。
【パソコン】MacBook Pro
動画編集するために、『パソコン』は必須アイテムです。
パソコンは、以下の2つのポイントが大切です。
- 動画編集をサクサクできる性能
- コンパクトなサイズ感
動画編集用のパソコンは以下の2択がおすすめです。
MacBook Pro 16インチ
合計価格:¥378,100円 (税込)
- プロセッサ:第9世代の2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ
- メモリ:32GB
- グラフィックス:AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
- ストレージ:1TB SSD(標準)
実際に私が購入したパソコンです。
16インチは、サイズ感が大きめですが、高性能な動画編集PCになります。
予算40万円ほどかければ、かなりの高性能PCにバージョンアップできますが、特にカスタムしなくても十分に活躍してくれます。
MacBook Pro13インチ
- 価格:268,800円(税別)
- プロセッサ:第10世代の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB SSD(標準)
MacBook Proのカスタムを考える時、その利用目的の一番は『動画編集』になると思います。
動画編集もサクサク動くことを念頭にカスタムしてみました。
カスタムした部分は、プロセッサとメモリを最大まで引き上げたことです。
Windowsのパソコンは駄目なの?
もちろん『Windowsのパソコン』でも大丈夫です。
ここで厄介なのは、Windowsでパソコンを選びを始めるとと本当にドツボにハマります。
私自身、自宅での動画編集用に『マウスのBTOパソコン』を組みましたが、どういう構成にするかだけで約2ヶ月ほど悩みました。
そもそも『グラボ』『CPU』『メモリ』『グラフィックボード』などの用語や役割が全くわからず勉強するところから始めます。
安い買い物ではないので、自分の理想の編集環境を整えるためにも、妥協して選べないので時間がかかるのは仕方ないです。
さらにキーボード選び、マウス選び、ディスプレイ選びなど他にもたくさん考えることがあります。
MacBookであれば、はじめからすべてがオールインワンでそろっているのでかなり便利です。
ゲーム実況ならWindowsがおすすめ
- パソコンゲームがしたい
- ゲーム実況がしたい
- バーチャルYouTuberに挑戦したい
などであれば、MacよりWindowsのパソコンがおすすめになります。
動画編集ソフトの選び方
カラグレができる動画編集ソフトがおすすめ
動画編集ソフトの種類は無数にあります。
Vlog映像を編集する場合、自分の好みの世界観を表現するために一番大切な要素は『色』です。
動画編集で、映像の色味を調整することを『カラーグレーディング』と呼びます。
動画編集ソフトもしっかりカラーグレーディングできるものを選ぶとよいです。
以下の2つの動画編集ソフトは超有名で王道ですが、間違いなくおすすめです。
【動画編集ソフト①】Final Cut Pro X
- 基本の動画編集
- エフェクト
- トランジョン:動画間の切り替え
- カラーグレーディング:色補正
- テロップの作成
- 360度動画の編集
- YouTube用への書き出し
- DVDへの書き出し
『Final Cut Pro X』はApple純正の動画編集ソフトです。
無料で使える『iMovie』の上位モデルですね。
Apple製品は、直感操作で使うことができますが、『Final Cut Pro X』も非常に使いやすいです。
使いやすい編集ソフトでありながら、動画編集『初心者~上級者』まで満足いく機能が搭載されているため、とてもおすすめです。
カラーグレーディング
『Final Cut Pro X』を使うことで、
- 細かいカラーグレーディング
- Lutを当てる
など色味を調整できる機能は十分にそろっております。
価格も買い切りですので、間違いなくおすすめです。
【動画編集ソフト②】Premiere Pro
提供 | Adobe |
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サービス名 | Premiere Pro:プレミアプロ |
価格① | 単品:2,480円~ |
価格② | 全Adobe製品:5,680円~ |
特徴 | 映画やTV、CMなど世界中のクリエイターが最も愛用する動画編集ソフト |
映画・CMプロの現場で活躍する動画編集ソフト
「Premiere Pro(プレミアプロ)」は動画編集ソフトになります。
一般に手に入る動画編集ソフトの中では、最高峰と言われており、関連するAdobe製品との組み合わせでできないことはほぼないと言われております。
- エフェクト
- トランジョン:動画間の切り替え
- カラーグレーディング:色補正
- テロップの作成
- VR動画の編集
- YouTube用への書き出し
- DVDへの書き出し
https://drone-aerial-corps.com/2019/05/23/premiere-pro/
【まとめ】
というわけで、『Vlog』におすすめのカメラ機材を紹介させていただきました。
一口にユーチューバーといっても、撮影用途に応じて適切なカメラは変わってきます。
ぜひ撮影目的に応じて、最適な機材選びの参考にしていただければ幸いです。