ドローンに興味はあるけど、
何を買っていいのかどう始めたらよいかわからない!
どうもDRONE WALKER編集長の吉武穂高です。
近年ドローンは各種メディアで度々取り上げられるようになりました。
テレビ番組を見ていても、当たり前に空撮映像が使われるようになりましたね。
今後もますますドローンに注目が集まることが期待されます。
当ホームページをご覧いただいている方の中にも、
「そろそろ1台買ってみようかな〜。」
とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし
- 「ドローンに興味はあるんだけど何を買っていいのかわからない!」
- 「価格や性能などどういう基準で選んだらいいのかわからない!」
がほとんどでで二の足を踏んでいる方も思います。
私自身がそうでした。
今回はこれからドローンを始めようと思っている初心者の方に1万円程度で購入できるモデルをご紹介いたします。
- そもそもドローンとは何かがわからない。
- ドローンを始めようと思っているけど、どう始めたらいいかわからない。
- どんな種類のドローンがあるのか知りたい。
- 価格1万円以内でコストパフォーマンスがよいモデルを探している
この記事の目次
- そもそも『ドローン』とは?
- なぜ今ドローンに注目が集まるのか?
- ドローン初心者の悩み
- ドローン入門は200g未満のホビードローンがおすすめ
- 200g未満おすすめドローンランキング
- 【1位】Mavic Mini コスパ最強の空撮用ドローン
- 【2位】 DJI社『Tello』12800円
- 【3位】G-Force INGRESSドローン
- 【4位】DBPOWERのトイドローンがおすすめ!
- 【5位】Parrot Mambo
- 【6位】FPV機能付きのmamboも超おすすめ!
- 【7位】部屋練習の超オススメの『DROCON』
- 【8位】TINY WHOOP系小型ドローン
- 【9位】DBPOWER 超小型ドローン(901H)
- 【10位】AeroNova(エアロノヴァ)
そもそも『ドローン』とは?
ドローンとは英語で『DRONE』と書きます。
直訳すると『雄蜂』という意味になります。
ドローンの飛行音が『ブンブン』と鳴るので、実際に飛行している音を聴くと納得していただけると思います。
現在『ドローン』という単語が社会的に浸透してきているため、その意味が曖昧になりつつあります。
まずは『4枚〜8枚のプロペラがついた無人で空を飛ぶもの』くらいに認識していただければいいんじゃないかと思います。
ドローンのホバリングは蜂の飛行音にそっくり
本当に蜂の音に聴こえる♪
ドローンの飛行原理や基本的な動きを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/02/post-212/
なぜ今ドローンに注目が集まるのか?
これからドローンを始める方は今後必ず聞くことになるのが『DJI社』というドローンメーカーです。
世界シェアの70%近くのドローンは『DJI』により提供されているのですが、これが本当にコストパフォーマンスが素晴らしい!
私自身も業務に趣味にDJIのドローンをフル活用しております。
実際に私自身が日本全国で撮影した映像はこちらになります。
空撮ドローンで撮影できる映像
映像を見ていただければ、わかりますが非常に素晴らしい空撮映像が撮影できてしまいます。
現在テレビなどで空撮映像をよく見かけるようになりましたが、ほとんどがDJIのドローンを使用して撮影しております。
そして価格はなんと10万円から購入できるということで、素晴らしいコストパフォーマンスを誇ります。
今回の本題ではないのでこれ以上説明は避けますが、DJIのドローンについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ドローン初心者の悩み
予算や目的がわからず、何を購入していいかわからない
ドローンって何ができるの?空撮・農薬散布?測量?
今後『ドローンを仕事にしたい!』という方でも実際にドローンを操縦してみなければ自分がドローンに向いているかどうかもわかりません。
迷ってる暇があったらまずトイドローンを買ってみましょう!
ドローンの活用方法はこちら
https://drone-aerial-corps.com/2018/08/08/hope/
様々なビジネス活用法についてご紹介いたします。
ドローン入門は200g未満のホビードローンがおすすめ
空撮用ドローンは価格が10万円以上もするため、初心者が購入するには抵抗がありますよね。
また購入しても
といった不安が拭えないものです。
その上、ここで『200g以上のドローン』という新しい壁が立ちはだかります。
日本では、200g以上のドローンは『航空法』の法規制対象になり、飛ばす場所も限られております。
そこではじめてドローンを購入される方には、200g未満のホビードローンになります。
一つ注意してもらいたいのがトイドローンは結構コントローラーの操作に「癖」があります。
逆に言えば
ホビードローンを自在に操縦することができるようになれば、DJIの空撮ドローンの操縦がだいぶ楽になります。
改正航空法|200g未満法規制とは!?
2015年12月10日よりドローン規制法(改正航空法)が施行されており、飛行機禁止エリアと夜間飛行などの飛行方法に制限が設けられいます。(違反の場合50万円以下の罰金となります。)
しかし、規制の対象になっているのは機体重量200g以上のドローンです。
つまり機体重量200g未満のドローンは規制の対象外ということになります。
200g未満で軽量であるため、ぶつかっても大きな怪我が起こりにくく、プロペラガードのついたドローンを選ぶことで、おもちゃという扱いみたいです。
ドローンの法律関係について知りたい方はこの記事をご参考ください。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/04/hikoukyokashinnsei/
また墜落してもドローン自体が損傷するリスクは少ないというメリットがあります。
200g未満おすすめドローンランキング
ドローン初心者は価格1万円以内の「ホビードローン」がおすすめ
先にご紹介した『DJI』の空撮専用ドローンは10万円から購入できると説明しました。
ドローンは価格もピンキリです。
部屋で遊べるおもちゃ用なら5000円くらいで購入できますし、産業用で高価なものは300万円といったものまであります。
そこでこれからドローンを始めようと思っている方は
『1万円以内で購入できる200g未満のドローン』になります。
【1位】Mavic Mini コスパ最強の空撮用ドローン
発売元 | DJI |
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製品名 | Mavic Mini(マビックミニ) |
予約開始日 | 2019年10月31日(木)~ |
価格 | 通常版:46,200円(税込) フライモアコンボ:59,400円(税込) |
重量 | 199g(航空法規制対象外) |
サイズ(展開時) | 245×290×55mm |
サイズ(折りたたみ時) | 140×82×57mm |
カメラセンサーサイズ | 1/2.3インチCOMS |
有効画素数 | 12MP |
レンズ画角 | 24mm |
絞り | F2.8固定 |
動画性能 | 2.7K 25/30fps フルHD 25/30/50/60fps |
カメラジンバル | 3軸ジンバル |
最大飛行時間 | 18分 |
最大風速抵抗 | 7.9m/s |
専用アプリ | DJI Fly |
バッテリー | 種類:Lipo 2S 容量:1100mAh 重量:50g |
映像伝送システム | 拡張Wi-Fi |
2019年10月に登場した最新の空撮用ドローンです。
『Mavic Mini(マビックミニ)』の魅力はなんといっても200g未満でありながら、安定した飛行性能と価格もGoPro感覚で購入できることです。
価格は5万円ほどですが、2019年最もコストパフォーマンスが高いドローンと断言できます。
20万円の空撮機と比較してもこの映像美
空撮の入門機として、最高のコスパと性能を誇る!
もっといい映像を撮影したくなったらMavic 2 PROなどハイエンドモデルを検討しよう!
https://drone-aerial-corps.com/2019/10/31/mavic-mini-review/
【2位】 DJI社『Tello』12800円
商品名 | DJI『Tello』 |
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価格 | 12800円 |
オススメ度 | ★★★★★ |
室内練習向け | ★★★★★ |
操縦難易度 | ★★★★★かんたん! |
コスパ | ★★★★★ |
子どもにおすすめ度 | ★★★★☆ |
- 価格:12800円
- 重量:80g
- 飛行時間:13分
- 画質:HD720P
- 最大伝送距離:100m
- 手振れ補正:あり
2018年1月8日に発表がありましたDJI社の『Tello』です。
空撮用ドローン最強の DJI社初のホビードローンになります。
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/08/tello/
チョイ撮り空撮におすすめ
様々なフライトモードを搭載
ボタン一つでいろんな動きや撮影を行ってくれます。
https://drone-aerial-corps.com/2018/06/07/tello-3/
プログラミング教育とも相性よし!
商品名 | Tello EDU |
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価格 | 16800円 |
飛行時間 | 13分 |
別も出るで「Tello EDU」というプログラミング教育専用のモデルも発売しております。
https://drone-aerial-corps.com/2019/02/22/tello-edu/
3Dプリンターとの相性もよし!
3Dプリンターを使っていろんな外部パーツを作ってみました。
元々の飛行安定性能が高いため、外部パーツを装着してもドローンを飛行させることが可能です。
https://drone-aerial-corps.com/2018/08/01/tello-3d/
https://drone-aerial-corps.com/2018/06/06/tello-2/
【3位】G-Force INGRESSドローン
商品名 | INGRESS(イングレス) |
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発売元 | ジーフォース(G-Force) |
価格 | 21427円 |
重量 | 182g |
サイズ | W162×L162×H52mm |
カメラ | 1920×1080/静止画 JPG形式 1920×1080 |
飛行時間 | 約13分 |
充電時間 | 240分 |
特徴① | GPS搭載 |
特徴② | リターントゥーホーム機能 |
おすすな人
- DJIの空撮用ドローンの練習機として
- マイクロドローンの入門機として
おすすめじゃない人
- 子供のプレゼントにはかなり厳しい
- 全くの初心者でドローンを軽く考えてる人
- INGRESSで空撮業務を考えている人
2019年7月にGフォースからかなりおすすめのトイドローンが登場しましたので、紹介していきます。
その名も『INGRESS』!!
【4位】DBPOWERのトイドローンがおすすめ!
オススメ度 | ★★★★★ |
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部屋練習向け | ★☆☆☆☆ |
操縦のしやすさ | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
子どもにおすすめ度 | ★★☆☆☆ |
2018年1月13日久しぶりにトイドローンを手に入れました。
『DBPOWER』というメーカーのドローンですが、価格が安く非常に操作性がいいです。
実際に使用したレビューもありますので、チェックしてみてください。
メリット
- バッテリーが2個ついてる。さらにバッテリーの充電器も2つついております。
- バッテリーひとつで約10分間の飛行が可能なため、合計20分飛ばすことができます。
- 操縦可能範囲は50〜100m。
- ホバリングが安定しないため、操縦上達におすすめ!
またスマホのアプリと連携することで、「バードビュー」視点で空撮による動画や写真撮影も可能になっております。
操作するのに慣れるのに、少し時間がかかるためこの「Holy Stone」をそこそこ操れるようになると、ファントムの操縦が本当に楽になります。
デメリット
- 部屋で練習することができない。
移動スピードがあるため、飛ばすとすぐに天井もしくは壁に激突します。ある程度部屋が広くて腕があればいけるかもしれませんが、室内練習にはあまり向いているとは言えません。 - 日本語マニュアルが分かりにくすぎる!
これ買ったときに一番苦労したのが、開封から初フライトまでどう操作したらいいか全然わからなかったことです。
私自身の体験談
Phantom4とこの「Holy Stone」のドローンを1日の訓練の中で交互に練習しておりましたが、これがかなり良かったです。
どちらも操縦する上でかなり特徴が違うので、ドローンに慣れる上では、Phantomなどを購入した後も本当に重宝します。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/11/training-method/
【5位】Parrot Mambo
子供向けの体験にもおすすめ!
オススメ度 | ★★★★★ |
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部屋練習向け | ★★★★★ |
操縦のしやすさ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
子どもにおすすめ度 | ★★★★★ |
ドローン御三家一角のParrot社のドローンです。
こちらは2016年10月発売の最新のドローン!
Parrot社のドローンは高性能で、「楽しいこと、個性的なこと」がモットーになります。
ドローンそのものが顔のような形になっており、愛着が湧きますね。
さらにものを掴むこともできますので、ホームパーティやBBQなんかで持っていくととても大人気になりそうです。
またドローンの体験イベントなんかでも大活躍します。
持っておいて損をしないドローンナンバー1!
今までたくさんイベントを実施してきましたが、『mambo』は必需品です。
https://drone-aerial-corps.com/2017/07/23/kodomotaiken/
parrot mamboのメリット
- 安定したホバリング機能:他社のホビードローンではありえない安定性
- 部屋でも十分飛ばすことができる。
- 仮想DJIドローンの練習になる。
- 抜群のコストパフォーマンス:正直この価格でこの性能は素晴らしい。購入してまず損しないです。
- 全くの初めてでもいきなりドローンの操縦を楽しめる。
- 体験イベントなどで大活躍できる。
parrot mamboのデメリット
- 飛行が安定しすぎているため、逆に練習にならないかも。
【6位】FPV機能付きのmamboも超おすすめ!
オススメ度 | ★★★★★ |
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部屋練習向け | ★★★★★ |
操縦のしやすさ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
子どもにおすすめ度 | ★★★★★ |
価格は2万円超えですが、操作モードも3つある『mambo FPV』はかなりおすすめのドローンです。
今後、
- 「ドローンレースにも挑戦してみたい!」
- 「DJIゴーグルを使ってみたい!」
という方におすすめです。
- Easyモード:プロポの操作をしなくても自動的にドローンをホバリングしてくれる
- Driftモード:水平方向のホバリングを無効にすることで急カーブ旋回を可能
- Racingモード:ホバリング補助なしで完全に主導操縦のみ
ドローン女子のササモモさん|安定性抜群でかなりおすすめなドローンになります。
Parrot SWING|MANBOと比べると風に弱いのがたまに傷
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
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部屋練習向け | ★★★★★ |
操縦のしやすさ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
子どもにおすすめ度 | ★★★☆☆ |
メリット
- mamboに比べると低価格でフライモアコンボもついてくる
- 見た目から面白い
- 垂直離陸可能
デメリット
とにかく風に弱い➡︎これが致命的!
私自身、周りにmamboを持っている人が多すぎたため、あえて『swing』を購入しましたが、風に弱すぎでした。
Parrot – Swingが飛んでいるところ
【7位】部屋練習の超オススメの『DROCON』
- オススメ度:★★★★★
- 部屋練習向け:★★★★★
- 操縦のしやすさ:★★★☆☆
- コストパフォーマンス:★★★★★
- 子どもにおすすめ度:★★★★★
2018年に登場したこのドローンは室内練習にとてもおすすめのトイドローンになります。
室内練習のメリットは気軽にドローンに触れることができるということです。
操縦性能はparrotのmamboに少し劣るくらいで、かつ離陸していきなり急加速して飛び出すことはないため、初心者にとって非常に操縦しやすくなっております。
プロペラガードが秀逸
さらにプロペラガードが非常に優秀で全体をバランスよく覆い、部屋の壁にぶつかっても墜落せずに飛行してくれます。
そのため、室内で練習する上で非常に優秀です。
さらに機動性もよく『6畳一間』でも8の字飛行ができてしまいます。
都心エリアなどなかなか屋外でドローンの操縦をする機会がない方にとって自宅の室内で操縦訓練ができることはとても大切な要因なのではないかと思います。
というわけでかなりおすすめのトイドローンになります。
【8位】TINY WHOOP系小型ドローン
ドローン初心者向けではありませんが、現在はこんな小型ドローンも登場しております。
『FPV』のゴーグルで小型ドローンに積載されたカメラを見て操縦できます。
まるで小人になったような気分で、いろんなところを冒険できる魅力があります。
小型ドローンでもフルHD撮影が可能
なかなか衝撃的な映像ですが、2018年現在小型のドローンでもこんな映像を撮影できてしまいます。
- 電波法の壁
- 産業活用
- メカニックの知識と技術
ドローン初心者にはなかなか高いハードルですが、ここを目指してドローンをはじめてみるのもとても面白いです。
【9位】DBPOWER 超小型ドローン(901H)
価格 | 3299円 |
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重量 | 26g |
サイズ | 122×122×34mm |
充電時間 | 40~60分 |
特徴 | 超コンパクトで低価格 |
おもちゃ用のドローンのなかでも手のひらサイズで超コンパクトの低価格になります。
それでいながらしっかりとパワフルに飛行してくれるため、室内でドローンの操縦練習をするのに向いております。
ケースがそのままコントローラーになるので、そのまま持ち運ぶのにとても便利ですね。
室内で練習するようのドローンの大きさの目安がだいたい50g程度になります。
ただし、そこまで軽いと屋外で練習すると簡単に風で飛んでいったしまいますので、屋外の練習には不向きになります。
100g級でもかなり風に流されます。
室内練習におすすめなドローンは別記事でまとめてありますので、そちらも参考にしてください。
CX-10Cも超コンパクト!
重量14.7gの手のひらサイズで安定性が高いモデルがこちら!
小さい分室内で遊ぶのに最適なモデルです。
欠点はバッテリーが少ないこと!
【10位】AeroNova(エアロノヴァ)
発売 | バンダイ |
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商品名 | AeroNova |
定価 | 5832円 |
Amazon価格 | 3709円 |
評価 | |
使用回数 | 60回! |
バンダイから発売しているエアロノヴァです。
リモコンではなく、手を使ってドローンを操縦できる新しいタイプです。
使用回数が60回なのが、玉に傷ですね。