新世代のCanonエントリーモデル『EOS Kiss』シリーズが新しく発売されます。
ですが今回のCanonエントリーモデルは何か様子がおかしい模様、、、
というより調べれば調べるほど、そのカメラ性能とコスパが素晴らしいのです。
そこでこの記事では旧モデルとの比較も交えながら徹底的に分析し、カメラ初心者の方でもわかりやすく紹介していきます。
この記事の目次
その名も『EOS Kiss X10i』
価格 | ボディ単体:115,500円 ダブルズームキット:159,500円。 |
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発売予定 | 2020年6月下旬予定(某新型の影響で遅れる可能性あり) |
おすすめな人 | 一眼レフ入門機でありながら、ミドルクラスの性能を誇る また4K動画撮影可能で、YouTuberにもおすすめ! |
公式サイト | https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx10i/ |
『EOS Kiss』とはCanonのエントリーシリーズの名称。
初代「EOS Kiss Digital」から始まった歴史あるシリーズで、様々なユーザーから支持されるモデルがこの『Kiss』シリーズです。
中級者以上の方で初めてのカメラとして、この「EOS Kissシリーズ」を購入したという方も多いのではないでしょうか?
そのシリーズ最新機種が今回紹介する『EOS Kiss X10i』です。
今回の『EOS Kiss X10i』は一味違う
エントリーモデルの位置付けなはずの『EOS Kiss X10i』が、今回は何か様子がおかしいんです、、、
私も情報が公開された時に、二度見してしましました。
恐ろしいコスパ機になる予感がします。
スペック詳細
有効画素数 | 2400万画素 |
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常用ISO感度 | 100〜25600 |
イメージセンサー | APS-Cサイズ 裏面照射型CMOSセンサー |
AF測距点 | 45点(オールクロスセンサー) |
動画撮影 | 4K 25p / FullHD 60p |
連続撮影速度 | 最大約7コマ/秒 (ファインダー使用時) |
バッテリー容量 | 1040mAh |
寸法 | 131.0×102.6×76.2mm |
重さ | 471g(本体のみ) |
気になるスペックを一覧表にまとめてみたぞ!
カメラ性能をさらに詳しく解説!
魅力①|測光センサーはミドルクラスと同等!
測光センサーとは被写体の明るさを検知し、自動で明るさを調整してくれる機能。
この機種には約22万画素RGB+IR測光センサーという仕組みが搭載されており、これはミドルクラスに搭載されているほど高性能なグレードの測光センサーと同じものです。
そして顔検知機能も搭載されており、被写体の顔に合わせた適切な露出で撮影する事が可能になっています。
高性能な測光センサーと顔検知機能が搭載されていることによって、被写体に適切な明るさで撮影する事ができるます。
せっかくの写真が真っ暗で、、、
なんてミスが起こりにくくなり、誰にでも簡単に綺麗な写真が撮影できる仕組みになっています。
魅力②|シャッターチャンスを逃さない連写機能
動く物を撮りたい時に使う連写機能。
例えば「運動会」や「ペットの撮影」「動物や野鳥の撮影」などの際には早い連写が求められます。
『EOS Kiss X10i』の連写機能は「最高約7.0コマ/秒」となっており、わかりやすく説明すると1秒間に7枚の写真が撮れるということになります。
これは現在も販売されているのミドルクラスモデル「80D」の連写速度と同じで、スペックの高さが分かります。
前作の『EOS Kiss X9i』は「最高約6.0コマ/秒」
ベースモデルの『EOS Kiss X10』は「最高約5.0コマ/秒」となっておりその差がよく分かりますね。
たった1、2枚の差ですが実際に使ってみると分かりますが、成功の写真の確率がグンと上がります。
また、今流行の「ミラーレス」のような電子式ファインダーでは無く、光学式ファインダーを採用することで実際の景色とのラグが少なく速い連写速度との相性も抜群です。
魅力③|高性能AFでピントを外さない仕組み
自動で被写体に最適なピントを合わせてくれる機能
『EOS Kiss X10i』には、人工知能搭載の「AIサーボAF」「ワンショットAF」『AIフォーカスAF」の3種類のAFが搭載されています。
従来のエントリーモデルはオートフォーカスセンサーが弱く、動き回る物はどうしてもピントが甘くなったり外れたりする事が多々ありました。
ですが今回の『EOS Kiss X10i』は高性能の『オールクロス45点AFセンサー』搭載で、狙った物にしっかりとピントを合わせる事が出来ます。
ベースモデル(一つ前のモデル)の『EOS Kiss X10』は9点ですのでその差は歴然ですね。
またAF方式も4パターン用意されており、しかも被写体の「瞳」に自動でAFを合わせてくれる機能も搭載しておりいたせり尽せりの内容です。
魅力④|暗いところでも安定して撮影できる
どうしても暗いところではブレやノイズが多くなってしまいがちなエントリーモデル。
ですが『EOS Kiss X10i』は「ISO100~25600」の範囲からISO感度を設定することが出来る為、シャッタースピードを早めることが可能となり、暗所での撮影も安心して行うことが出来ます。
また、多少のノイズであれば内蔵の「ノイズ低減機能」のおかげで、綺麗に補正する事は出来ます。
光を取り込む能力を表す数値
この数字が大きいほど明るく撮影が出来る
その反面あまり大きくしすぎると「ノイズ」と呼ばれるざらつきが出るので要注意です。
魅力⑤|タッチバネルとバリアアングルも
『EOS Kiss X10i』の背面モニターにはタッチパネルが採用されており、直感的な操作が可能になっています。
またバリアアングルモニター(可動式のモニター)も搭載されており、低い目線での写真や動画も簡単に撮影できるようになります。
このモニターはカメラ前方にも動きますので、三脚などに固定して集合写真を撮りたい時や、YouTube配信者などの方にもお勧めできる機能です。
【YouTubeにおすすめ】動画性能も凄かった
魅力⑥|エントリーモデルで4K
最近は動画性能も重視されることも多くなってきた一眼レフ。
ハンディカムやスマホとは違う独特のボケ味が特徴的で、映画さながらの映像を撮影する事が出来ます。
『EOS Kiss X10i』の動画性能はというと『4K』画質で動画を撮影する事ができます。
これに関してはもうフラッグシップモデル並みの領域、、、
確実に他のエントリーモデルとは一線を引く部分です。
4K25fpsで撮影できるので、映像制作にも十分おすすめできる動画撮影性能を誇る!
魅力⑦|『5軸手ブレ補正』でスムーズな動画を
手ブレの出やすい一眼動画を快適に撮影できるように『5軸手ブレ補正』が内蔵されています。
これにより多少のブレは改善され見やすい動画になり『シネマチック』な動画を簡単に撮影する事ができます。
ただ被写体に合わせて動く際などはブレが出てしまいますので、その際は『ジンバル』を併せて使用することをおすすめします。
ジンバルとは?
手持ち撮影では、撮影できない手ぶれを大きくおさえることができます。
滑らかな映像を撮影できるため、一眼レフカメラで本格的な映像制作をする上で欠かせないカメラ機材になります。
魅力⑧|簡単に迫力ある映像を撮れる「HDR動画機能」
日中などの撮影ではどうしても明るくなりすぎる事が多い一眼レフ。
それを抑えるために『EOS Kiss X10i』では『HDR動画機能』が搭載されています。
これにより広い領域での映像表現が可能となり、上級者向けの「Log撮影」という機能を使わなくても綺麗な映像を残すことが出来ます。
とりあえず動画に残したい方や『Vlog』を、これから始めたい人にはうってつけの便利機能ですね。
『EOS Kiss X10i』をおすすめ出来る人
これからカメラを始める人に
「一眼レフ欲しいけどメーカーも種類も多くて何を選べばいいかわからない」
なんて方には確実におすすめ出来る一台です。
価格も約10万円と購入しやすいですね。
簡単に綺麗な写真が撮影できる機能が備わっていますし、ユーザーも多いシリーズなのでわからない事があればすぐに調べることが出来ます。
またシェア率の高いCanon製である事から、後々自分に合ったレンズを交換したくなった際には豊富な種類のレンズから選べる為困りません。
動く被写体を撮りたい方へ
強力なAF機能のおかげで動体の撮影にも、エントリークラスとは思えない仕上がりです。
野鳥や子供の運動会、鉄道の撮影などをこれから始めたい方には最適なエントリーモデルとなっています。
常用ISO感度も高い為、日陰などでシャッタースピードが遅くなりがちな場面でもしっかりと被写体を綺麗に捉えることが出来ます。
YouTubeや『Vlog』をこれから始めたい方へ
「ホームビデオ」から映画さながらな「シネマチックな動画」まで様々なユーザーにオススメできる動画性能が搭載されています。
5G通信が始まりこれから動画需要が上がることが予想されている為「SNS」や「YouTube」で動画配信を始めたいと考えている方にも十分すぎる機能が備わっています。
写真だけでは無く動画にも挑戦したくなった際にも、機種を買い換えることなく楽しんで撮影することが出来そうです。
もちろんじっくり風景を撮影したい方にも
じっくり風景を撮影したい方にも、是非オススメしたくなるような機能を搭載しています。
『DIGIC 8』というCanon独自の映像エンジンを搭載していることで、スペックでは表せない独自の「色味」が生まれます。
また上位機種と同じ信号処理能力を搭載している為、エントリークラスとは思えない広いレンジ幅での色調表現を可能にしています。
またスマートフォンとは一線を引く、一眼レフ特有の「独特なボケ味」も魅力の一つです
センサーサイズがスマートフォンや他の小型カメラよりも大きい『APS-C』という規格のものが搭載されている為、背景に自然なボケ味を与え被写体をより一層際立たせます。
【まとめ】誰にでもオススメしたくなる1台
価格 | ボディ単体:115,500円 ダブルズームキット:159,500円。 |
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発売予定 | 2020年6月下旬予定(某新型の影響で遅れる可能性あり) |
常用ISO感度 | 100〜25600 |
イメージセンサー | APS-Cサイズ 裏面照射型CMOSセンサー |
AF測距点 | 45点(オールクロスセンサー) |
動画撮影 | 4K 25p / FullHD 60p |
連続撮影速度 | 最大約7コマ/秒 (ファインダー使用時) |
バッテリー容量 | 1040mAh |
寸法 | 131.0×102.6×76.2mm |
重さ | 471g(本体のみ) |
簡単に写真が撮れる機能からじっくり作品作りを始めたい方まで、様々な方にオススメしたくなるようなエントリーモデル『EOS Kiss X10i』
「初めてのカメラ選びはこれで決まり!」
と自信を持ってオススメする一台を、是非候補の一つとしていただけたら幸いです。