- 映像:8K30fpsで撮影可能
- 価格は50万6千円(税込)
- 高速・高画質:4500万画素
- 手ブレ補正:ボディ内5軸手ブレ補正
Canonの次世代フルサイズミラーレス機として開発されている『EOS R5』
各社ミラーレス機に力を注ぐ中、注目の全貌がやっと見えてきました。
そこで今回はCanonの新製品『EOS R5』の全貌について紹介していきます。
この記事の目次
Canon待望の次世代フルサイズミラーレス
EOS Rシリーズとは
Canonのフルサイズミラーレスといえば、Canon初のフルサイズミラーレス機『EOS R5』とR5をベースに、天体撮影に特化した『EOS Ra』がラインナップされています。
それに続くCanon第3のフルサイズミラーレス機として開発中なのが『EOS R5』です。
現在ではミラーレス機が主流となる中、シェアはSonyが頭ひとつリードしている現状を打開するべく開発されているこのモデル。
期待が高まりますね。
Sony α7Ⅲの記事はこちら・・・
『EOS R5』の価格は『46万円(税別)』
2020年7月9日、発表された価格は『46万円』になっております。
税別ですので、約51万円ほどですね。
瀬戸弘司さんのレビュー動画
R5とR6の比較レビューを先行で行ってくれております。
マウントはミラーレス機専用の『RFマウント』
まだ馴染みの薄い『RFマウント』
Canonの一眼レフのマウントとしては現在『EFマウント』が主に使用されておりますが、その技術を継承して作られたミラーレス用新型マウントがこの『RFマウント』です。
内径54mmの大口径はそのままに、高画質を追求した「ショートバックフォーカス」や通信システムも改良され、今までの『EFマウント』では出来なかったことを実現するマウントとなっています。
もちろん『コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R』を使えば今まで使用していた『EFマウント』のレンズも使用できます。
『RFマウント』レンズ一覧
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- RF24-70mm F2.8 L IS USM
- RF70-200mm F2.8 L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF85mm F1.2 L USM
- RF85mm F1.2 L USM DS
- RF24-105mm F4 L IS USM
- RF28-70mm F2 L USM
- RF50mm F1.2 L USM
- RF35mm F1.8 MACRO IS STM
レンズ一覧を見て
RFマウントでは現在純正で、11種類のレンズラインナップがあります。
焦点距離は15mmから250mmまで揃っており、これからサードパーティー製も含め充実して行くことが予想されます。
大三元とも呼ばれる『F2.8通し』のズームレンズから、主要な単焦点レンズまでラインナップは一通り揃っています。
デザインもCanon独特の『白いレンズ』が残されており、伝統あるスタイルを貫いていますね。
気になる『EOS R5』のスペック一覧
名称 | EOS R5 |
---|---|
価格 | 506,000円(税込) |
センサー | 新開発フルサイズCMOSセンサー |
連写性能 | 最高約20コマ/秒 |
AF性能 | AF被写体検知 |
映像画質 | 4500万画素 |
動画性能 | 8K29.97fps 4K120fps |
動画性能② | RAW収録可能 |
手ブレ補正 | ボディ内手ブレ補正 |
ストレージ | デュアルスロット |
その他機能 | image.canon |
多くのカメラファンが心待ちにしている次世代機のスペックをまとめてみました。
個人的には8K映像が撮影できるのはうれしいですね。
8K映像撮影できるミラーレスはこれが初!!
スペック一覧からの考察
公式に公開されているスペックは以上となります。
少ない情報ですがかなり要点をついた内容が公開されています。
一つ一つ順を追って解説していきます。
①|センサーは新開発のCMOSセンサー
カメラの肝となるCMOSセンサーは、新開発の製品を搭載予定。
カメラだけではなくプリンターなどにも使用されるこのセンサーはCanonの得意分野。
プリンター市場でもシェアを獲得しているCanonだからこそ出来る技術力に期待が高まりますね。
フルサイズという決められたセンサーサイズの中で、いかに他社に差をつけれるかが楽しみです。
CMOSセンサーとは・・・
カメラの内部に搭載されている半導体センサー。
光を感知してそれを電気信号に変える役割を果たす重要な部品の一つ。
②|連写性能はプロモデルを超える最高約20コマ/秒
今回の『EOS R5』はなんと”最高約20コマ/秒”というとんでもない連写性能が搭載されることが正式決定されました。
現在連写最速を誇る『Sony α9』の”最高約20コマ/秒”に並ぶ超高速連写機能。
連写性能では独壇場だったα9の正式なライバル機種となりそうです。
③|AF被写体検知で野鳥の目も捉える!
AF被写体検知も同時に実装されています。
今回のCanonが発表した被写体検知の特徴は瞳だけではなく、全身、顔、瞳見分けて検知する部分。
動物や野鳥までも検知できるのは驚きです。
Sonyの一部機種も昨年夏のアップデートで動物の瞳AFに対応しておりますが、どちらの方がAF精度が高いのかが気になるところです。
野鳥の目までフォーカスが当たるすさまじいAF性能!
④|動画性能は8Kまで進化
『EOS R5』の発売で一番衝撃だったのはこの部分ではないでしょうか?
タイムラプスでの8K動画に対応する機種はありましたが、動画で8Kに対応する機種は一眼レフでは『EOS R5』が初めてです。
まさに次世代のカメラ性能と言えるでしょう。
もちろんボディ内蔵の手ぶれ補正も搭載されることが決定しており、かなり動画にも力を入れた一台に仕上がっていると思います。
8Kカメラは大分前から欲しかったので、価格的に手に入りそうであれば購入しようと思ってます。
⑤|データ量の増大に対応するデュアルスロット
写真や動画が高性能になっていくにつれて、問題となってくるのがストレージです。
『EOS R5』はデュアルスロットに対応しており、その心配は無さそうです。
また、両方のスロットに同じデーターを記録し、バックアップとしての使い方も出来ますので、かなりプロユースを意識した機能とも言えますね。
『image.canon』とは一体?
『image.canon』はCanonが提供する、クラウドプラットフォームの名称です。
『EOS R5』をWiFiに接続すれば自動でクラウドプラットフォームと同期し、様々なデバイスからデーターの回覧、保存が可能となります。
スマートフォンやパソコンに取り込む手間も省けますし、友人とのシェアも簡単になります。
そして何よりもチームとして画像や映像をワンステップで共有でき、離れていても素早いレスポンスで各自の作業にに取り組むことが出来ます。
【PROGRADE】8K映像におすすめの記録メディア
8K映像の記録保存には通常のSDカードでは、かなり厳しいです。
1ランク上の『CF Expressカード』がおすすめです。
【まとめ】『EOS R5』の発売が楽しみ!
一部滋養法では2020年内に発売されるとも噂されており、今後の『EOS R5』発売からから目が離せません。
現状公開されている情報を見る限り、キャッチコピー通り『新時代のミラーレスカメラ』だという事は間違い無さそうですね。
驚異の連写性能に8K動画対応と静止画、動画共に最適な一台になりそうです。
【EOS Kiss X10i】2020年発売のエントリーモデル
価格 | ボディ単体:115,500円 ダブルズームキット:159,500円。 |
---|---|
発売予定 | 2020年6月下旬予定(某新型の影響で遅れる可能性あり) |
おすすめな人 | 一眼レフ入門機でありながら、ミドルクラスの性能を誇る また4K動画撮影可能で、YouTuberにもおすすめ! |
公式サイト | https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx10i/ |
2020年6月に発売予定の『EOS Kiss X10i』の大注目のカメラになります。
この価格で4K映像が撮影できる神スペックのカメラです。
キャノンは2020年になり、基準をひとつ上げたスペックのカメラを発表してくれましたね。