今回は、「RICOH」の360度カメラ「R Development Kit」を紹介していきます。
なんじゃ!?そりゃ??
この記事の目次
「RICOH R Development Kit」とは?
発売元 | RICOH(リコー) |
---|---|
製品名 | R Development Kit |
価格 | 59,800円 |
重量 | 125g |
材質 | アルミダイキャスト |
形状 | フィン形状 |
動画解像度 | 1920×960 フルHD |
写真 | 撮影できない |
特徴 | 24時間連続ライブストリーミング可能 |
録画 | 通常モード:30分、長時間モード:60分 |
電源方式 | 外部電源供給型 |
公式サイト | https://ricohr.ricoh/ja/ |
【最大の特徴】24時間ライブ配信できる
最大の特徴は24時間ライブストリーミング配信できることです。
超長時間使用に耐える「フィン形状」
デザインも「フィン形状」という特殊なデザインになっております。
長時間使用できるよう、放熱しやすいデザインになっております。
ステッチング不要で360度配信
2個の魚眼レンズを使って撮影しますが、その場でステッチングし360度映像にしてくれます。
映像制作物の場合は、2個以上のカメラをステッチング(編集)して映像を作るケースもあります。
難しい作業は不要でそのまま360度動画を確認することができます。
6個の魚眼レンズがある「insta360 PRO2」
- 価格:680,000円
- 重量:1550g
- 材質: アルミニウム合金
- レンズ:F2.4魚眼レンズ 6基
- Farsight遠隔映像モニタリング
- 公式サイト:https://store.insta360.com/product/Pro_2
メーカーは異なりますが、6個の魚眼レンズが装着され、価格も68万円と超高額な360度カメラになります。
用途は完全にVRコンテンツ制作向けのカメラになります。
【注意点】外部給電式で一般ユーザー向けではない
「R Development Kit」は長時間ライブストリーミング配信することをメインにしたカメラなので、通常の「シータ」シリーズとは使用用途が異なります。
外部給電式で常にパソコンなどの電源に接続しておく必要があるため、
屋外など記念写真で撮影する向けの360度カメラにはなっておりません。
一般ユーザー向けの360度カメラをイメージして購入すると、使い方から全く違うので驚くはずです。
以下におすすめの「R Development Kit」の活用方法を紹介します。
おすすめの活用法
- 音楽などライブイベント
- 自宅の防犯
- 会議の配信
- ショッピングモールなど商業施設
- 工場など作業監督・管理
- 研究・開発
撮影や映像制作というより、管理・監督といった感じで使えそうですね。
用途例①|猫カフェ
猫カフェなど動物と触れ合えるお店の場合、360度カメラを配置することで店内の状況をリアルタイムで伝えることができます。
ネット上から猫カフェなどの様子を見た人が直接会いに行きたいと集客効果に繋がります。
用途例②|音楽などライブイベント
音楽のライブイベントを360度配信することができます。
360度グリグリ動かすことができますので、アーティストも観客の様子も確認することができます。
用途例③|防犯カメラ
まさに最強の番犬!!
用途例④|会議の配信
ライブストーリミングで会議中継の様子を配信することができます。
今ではネットを介することで、離れた場所でも会議や打ち合わせをすることができます。
用途例⑤|商業施設
用途例⑥|工場など作業監督・管理
工場に配置しておくことで作業をリアルタイムで監督することができます。
その場にいなくても、工場内の状況を確認することができます。
用途例⑦|建築現場での活用
ショベルカーなど専門技能も360度カメラで余すことなく伝えることができますので、研修や教育用の教材としても非常に優秀です。
価格は59800円。購入はリコーの公式ストアから
価格は「59,800円」です。
購入する場合は、「Amazon」や「楽天市場」では取り扱っておりません。
購入は「リコーの公式サイト」から購入する形になります。
他の「シータ」360度カメラはどうなの?
RICOH THETA Z1 | THETA V | |
発売 | 2019年3月 | 2017年9月 |
価格 | 126,900円 | 56,700円 |
重量 | 182g | 121g |
大きさ | 48×132.5×29.7mm | 45.2×130.6×22.9mm |
表示パネル | 〇 | × |
静止画 | 6720×3360ピクセル | 5376×2688ピクセル |
動画 | 4K:29.97fps 2K:29.97fps | 4K:29.97fps 2K:29.97fps |
連続撮影時間 | 25分 | 25分 |
ライブストリーミング | 4K・2K撮影可能 | 4K・2K撮影可能 |
マイク | 4ch | 4ch |
搭載機能 | RAW撮影・絞り優先撮影・セルフタイマー・DR補正・HDR合成・インターバル撮影・インターバル合成撮影・リモート撮影・ノイズ低減撮影・360度空間音声・マルチブラケット撮影・手振れ補正・無線LAN高速伝送・Bluetooth・プラグイン対応 | セルフタイマー・DR補正・HDR合成・インターバル撮影・リモート撮影・ノイズ低減撮影・マルチブラケット撮影・手振れ補正・無線LAN高速伝送・360度空間音声・Bluetooth・プラグイン対応 |
上がリコーから登場している主要な360度カメラ「Z1」と「V」になります。
2019年現在、映像制作に「THETA Z1」が一番おすすめ
4K映像でライブストリーミング配信したいのであれば、2019年3月に発売する「RICOH THETA Z1
価格は10万円越えとお高めですが、映像制作や高画質ライブ配信できることが最大の魅力です。
ただ24時間ストリーミング配信はできず、工場などの監督など画質にこだわる必要がなければ、今回紹介している「R Development Kit」の方がおすすめになります。
同じ360度カメラでも使用用途が全く異なるのです。
まとめ
発売元 | RICOH(リコー) |
---|---|
製品名 | R Development Kit |
価格 | 59,800円 |
重量 | 125g |
材質 | アルミダイキャスト |
形状 | フィン形状 |
動画解像度 | 1920×960 フルHD |
写真 | 撮影できない |
特徴 | 24時間連続ライブストリーミング可能 |
録画 | 通常モード:30分、長時間モード:60分 |
電源方式 | 外部電源供給型 |
公式サイト | https://ricohr.ricoh/ja/ |
というわけで24時間、長時間ライブストリーミング配信に特化した360度カメラ「R Development Kit」の紹介でした。
一口に360度カメラと言っても非常に多くの製品があります。
2019年現在、いろいろな種類が発売しておりますので、目的と用途に応じたモデルを選ぶことがおすすめです。