どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は「リコー」から発売した新型360度カメラ「RICOH THETA Z1」のスペックとおすすめポイントを紹介していきます。
この記事の目次
RICOH THETA Z1
製品名 | RICOH THETA Z1 |
---|---|
発売元 | RICOH |
定価 | 126,900円 |
静止画撮影 | 約23MP(6720 × 3360、7K) |
センサー | 1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー |
マイ祈雨 | 動画撮影時に4方向の音を独立して記録 |
動画撮影 | 4K(3840 x 1920、29.97fps) |
特徴① | RAW撮影可能 |
特徴② | 360度ライブストリーミングが4K対応に |
公式サイト | https://theta360.com/ja/about/theta/z1.html |
【特徴①】RAW撮影
これで360度写真の表現が大幅に拡大されるな。
ドローンの登場により空撮写真や映像の新しいジャンルが切り開かれたように、360度カメラもよりスタンダードなジャンルに食い込んでくることでしょう。
【特徴②】1インチセンサー
魚眼レンズも『シータV』に比べてひと回り大きいです。
センサーサイズがここまで大きくなると夜間もいい写真や映像が撮影できそうだな。
【特徴③】夜景に強い360度カメラ
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カメラのセンサーサイズが大きくなるということは、それだけ夜間に強くなります。
夜景なども条件次第で、今までにないほど美しい映像や写真を撮影できそうですね。
【特徴④】4Kライブストリーミング配信
生放送で配信したい映像などを4K高画質で配信できます。
これかなり欲しかった機能だと思いますよ。
【価格】126,900円とTHETA最上位モデル
THETA Z1 | 126,900円 |
---|---|
THETA V | 56,700円 |
THETA SC | 24,300円 |
THETA S | 298,00円 |
THETA m15 | 19,800円 |
【発売日】いつ販売開始なの??
気になる発売日ですが、2019年3月予定になっております。
公式ストアからすでに予約注文することはできますので、少しでも早く手に入れたい方はチェックしておくとよいでしょう。
【デザイン】RICOH THETA Z1は今までと同じ!?いや・・・
一見これまでの「THETA」シリーズと変わらない外観ですが、ボディには『マグネシウム合金』を採用しており、『高級感と堅牢性』を兼ね備えております。
1インチの大型センサーを搭載しながらも、内部構造を最適化で、今までにない高性能・高品質になっているぞ!
【モニター】
カメラ下部に「表示パネル」が搭載されております。
ここで
- 電池残量
- 撮影可能枚数
- 撮影モード
などを確認することができます。
もっと詳細に現在情報を知りたい場合は、スマホアプリ「」を使うことでより詳細に現在の撮影モードを確認することができます。
【アクセサリー】合わせて購入したいものたち
専用三脚
これは実質必需品ですね。
手持ちで活用してもいいのですが、やはり三脚は用意すべきでしょう。
というか標準セットにしておいて欲しいところですね。
レンズ保護
こちらも必需品です。
360度カメラは特性上、レンズがむき出しの魚眼レンズになります。
カメラ保護のためにも用意しておくべきでしょう。
VRゴーグル
アプリをインストールしたスマホをゴーグルにセッティングすることで、その場でVR体験をすることができます。
映像の確認から、VR体験などにもぴったりですね。
価格も結構お安めなので、合わせて購入しておくと活用の幅が広がります。
おすすめ動画編集ソフト
Photoshop|写真編集なら
本格的な編集を行う場合は、『Adobe Photoshop Lightroom Classic CC』で360度画像を編集可能になります。
専用プラグイン「RICOH THETA Stitcher」を導入することで「スティッチング」することできます。
Adobe premiere|本格動画編集なら
360度動画の編集ソフトは断然『Adobe premiere』がおすすめです。
360度動画はどうしてもデータ容量が膨大になりますので、パソコンスペックが微妙だと動きがかなり重くなるので、扱うパソコンも精査する必要があります。
本格的に事業活用していくなら、パソコンのことも考慮すべきでしょう。
THETA+|簡単動画編集でSNS投稿を楽しむなら
スマホアプリ『THETA+』を使うと、撮影した映像をスマホアプリから簡単編集して、SNS投稿などをすることができます。
YouTubeやfacebookライブなどの機能を使って、動画を公開するのも面白いですね。
RICOH THETA Vとの違いは!?
RICOH THETA Z1 | THETA V | |
発売 | 2019年3月 | 2017年9月 |
価格 | 126,900円 | 56,700円 |
重量 | 182g | 121g |
大きさ | 48×132.5×29.7mm | 45.2×130.6×22.9mm |
表示パネル | 〇 | × |
静止画 | 6720×3360ピクセル | 5376×2688ピクセル |
動画 | 4K:29.97fps 2K:29.97fps | 4K:29.97fps 2K:29.97fps |
連続撮影時間 | 25分 | 25分 |
ライブストリーミング | 4K・2K撮影可能 | 4K・2K撮影可能 |
マイク | 4ch | 4ch |
内臓メモリ |
|
|
搭載機能 | RAW撮影・絞り優先撮影・セルフタイマー・DR補正・HDR合成・インターバル撮影・インターバル合成撮影・リモート撮影・ノイズ低減撮影・360度空間音声・マルチブラケット撮影・手振れ補正・無線LAN高速伝送・Bluetooth・プラグイン対応 | セルフタイマー・DR補正・HDR合成・インターバル撮影・リモート撮影・ノイズ低減撮影・マルチブラケット撮影・手振れ補正・無線LAN高速伝送・360度空間音声・Bluetooth・プラグイン対応 |
撮影性能はほぼ同じですが、
- 外観や大きさ・重量の違い
- 表示パネルの有無
- 静止画の画質の違い
- ストリーミング撮影の有無
- RAW記録可能
- 絞り優先撮影
- インターバル合成撮影
などになります。
『THETA V』については別記事で実際使ってみたぞ!
RICOH THETA Z1の口コミ
えっ⁉︎この前THETA V買ったばっかなのに…
1200万画素→2300万画素は魅力的だけど、11万するなら防水µSD入れ替え可能とかじゃないと辛いかな🤔
カメラ寄りにメカメカしくなった見た目は好み🙆♂️#RICOH #THETA #THETAZ1https://t.co/dmrCfCTC2c— マキシマムザ諒君 (@R_Yoshikawa518) 2019年2月25日
そういや RICOH THETA の開発ページ行ったら Z1 の静止画のアジの開き画像(Equirectangular)のサイズは 6720 x 3360 との事なので、S / SC / V の 1.25 倍な模様。
— Toshihiro Goto (@x67x6fx74x6f) 2019年2月27日
海外のレビューアー
まとめ
製品名 | RICOH THETA Z1 |
---|---|
発売元 | RICOH |
定価 | 126,900円 |
静止画撮影 | 約23MP(6720 × 3360、7K) |
センサー | 1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー |
マイ祈雨 | 動画撮影時に4方向の音を独立して記録 |
動画撮影 | 4K(3840 x 1920、29.97fps) |
特徴① | RAW撮影可能 |
特徴② | 360度ライブストリーミングが4K対応に |
公式サイト | https://theta360.com/ja/about/theta/z1.html |
というわけでRICOHから登場した新型360度カメラ「THETA Z1」を紹介させていただきました。
RAW撮影可能なことで、360度写真にも表現の幅が大きく広がり、可能性が広がりました。
スペック的な部分には現れてませんが、業務活用できるよう堅牢性を強化している印象です。
プロの撮影現場でしっかり活躍できることが期待できますね。