流行の兆しを見せる
バーチャルYouTuberとは??
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武です。
最近では、下手なテレビ番組よりもずっと面白い映像が『YouTube』の動画にたくさん流れてますよね。
トップユーチューバー『月収1億』を超える稼ぎっぷりで、今の時代、『個人がメディアを持つ重要性』をさらにヒシヒシと感じております。
ここ1年2年の台頭ぷりは凄まじく、私もブロガーからユーチューバーに挑戦してみようかどうかうじうじ悩んでいる最中です。
そんな中でさらに異質『バーチャルYoutuber』通称『VTuber』という存在を最近耳にするようになりました。
『バーチャルYoutuber』
とは2D、3DのアニメCGキャラクターに動きと音声を組み合わせて、YouTubeに投稿をする新しい動画配信のスタイルになります。
この記事の目次
バーチャルユーチューバー『キズナアイ』がすごい!
チャンネル名 | A.I.Channel |
---|---|
キャラクター | キズナアイ |
チャンネル登録者数 | 220万人越え |
その最先端を突っ走っているのが、『A.I.Channel』の『キズナ・アイ』というキャラクターです。
2ヶ月ほど前に初めて見ましたが、マジで衝撃でした。
ルックスの愛らしさから、内容も非常に面白く、なによりこのような形でひとつのメディア文化が形成されていることに驚きでした。
写真集やフィギュアになる人気っぷり!
現在では、いろいろな『バーチャルユーチューバー』が誕生しており、新しい可能性の幕開けにうずうずしまくりです。
そんな中で、どうやったら
『バーチャルユーチューバーになれるのか?』
ということを疑問に思いました。
というわけで、どんな機材が必要なのか?
またどんなソフトを使えば『専用キャラクター』を制作できるのか調べてみました。
バーチャルユーチューバーに必要な機材
- キャラクターを用意する
- パソコン
- 映像編集ソフト
- 録音用マイク
- モーションキャプチャー:キャラを全身動かしたい場合
まずはざっくり入りそうなアイテムをピックアップしてみました。
こんな感じなのかなと思います。
【超入門】一番簡単なのは、スマホ1台でできる「ミラティブ」
公式サイト:https://www.mirrativ.com/
まずは最も簡単な方法を紹介します。
最近、よく広告で見かけますが、「Mirrativ(ミラティブ)」はスマホひとつでバーチャルユーチューバーになれるアプリです。
無料で簡単に使えて、すぐにライブ配信もできるのでとても便利です。
中学生や高校生など向けに作られているっぽいので、大人が事業としてバーチャルユーチューブに挑戦するには少し厳しいですが、どんなものか体感するには最適なアプリです。
キャラクターを作る
バーチャルユーチューバーのキャラクターは漫画やアニメなどのキャラクターに非常に近い存在です。
このキャラクターが『YouTubeチャンネルの顔』となる存在なので、非常に重要になります。
- 男性なのか女性なのか、はたまた動物なのか?
- 性格はどんな性格なのか?
- 2次元なのか?3次元なのか?
- そのキャラクターに何をさせるのか?
- キャラクター制作は自分でやるのか?デザインーに依頼するのか?
- 予算はいくらまでかけられるのか?
などなど考え出すとキリがないほど課題や決めるべき設定が出てきます。
冒頭で紹介した『キズナ・アイ』はおそらく相当な制作費をかけて生み出したキャラクターだと思いますが、個人や企業の身の丈にあったはじめ方でいいのかなと思います。
パソコンの選び方
バーチャルユーチューバーを始めることということは、
キャラクター作りから時間とお金をかけることになります。
そのため相応に肚をくくって始める必要があります。
そのため必須道具である『パソコン』は
『YouTube』動画投稿のためのパソコンにするくらい
のつもりで購入するといいと思います。
個人的には『MacBook』シリーズのパソコンがおすすめです。
Mac系のノートパソコンはどこでも作業ができるため、非常に便利です。
また自宅では重いファイルの動画も編集できるように「Windowsパソコン」も購入してみました。
動画編集ソフトの選び方
映像を編集するためには、専用の編集ソフトが必要です。
有料ですが、個人的におすすめ(使用している)なのが
- Final Cut Pro X(ファイナルカットプロテン)
- Filmora(フィモーラ)
になります。
Final Cut Pro X(ファイナルカットプロテン)は『Mac専用』の映像編集ソフトで『iMovie』の有料版(35000円くらい)なります。
『Filmora(フィモーラ)』は初心者〜中級者向けの映像編集ソフトで価格1万円程度でかなり使いやすいとおもいます。
無料の動画編集ソフトもいいが・・・
- AviUtl
- OBS Studio
などがあります。
先に紹介したパソコンと同じく、こちらも必須道具なので少しお金かけてでもサクサク使える映像編集ソフトがいいと思います。
VTuberとして、本格的に始動するなら動画編集ソフトにもちゃんとお金をかけるべき!
マイク・録音機材を選ぶ
バーチャルユーチューバーをする上で非常に重要なのは『音声』になります。
肉声で声を付ける場合は、『マイク』を用意しておく必要があります。
録音用マイクはアマゾンなどで探せば見つかりますが、安すぎるものでなく最低でも3000円以上のモデルから評価がいいものをさがすと良いかと思います。
実際、私が購入したのは、ゲーム実況者がおすすめしていた『Snowball iCE』というマイクを購入しました。
ステップ①|YouTubeチャンネルを開設しよう!
なにはともあれ『YouTube』に登録しなければ始まりません。
YouTubeへの登録方法なんかをここで1から解説すると長くなってしまいますので、割愛しますがそんなに難しくはないのでなんとかしてみましょう!
その辺りも時間あれば記事にしたいと思いますが、よくわからなければとりあえず関連書籍はいっぱい出てますので、そこらへんで読めば十分だと思います。
ステップ②|YouTubeで配信したいことを決める
一番重要なことです。
今玉石混交のYouTube業界ですが、チャンネル配信していく上で
どんなことを配信していくのか?
明確に決めていく必要があります。
配信していく以上、その内容に『ニーズがあること』『YouTube業界の動向』にマッチしている必要があります。
またそれ以上に
何より配信者自身が好きであること
が重要になります。
またメインテーマがありつつも、配信していく中で意外なニーズや市場が見つかったり、配信者自身の方向性などが変化する場合があります。
あまり思いつめ過ぎても、なかなか進めないので、直感でワクワクしたことをメインに配信していくとよいかと思います。
このブログも好きだから500記事以上飽きずに書き続けることができてます。
スタップ③|キャラクター作り
先にも紹介したとおり、バーチャルユーチューバーの顔となる『キャラクター作り』は非常に重要になります。
キャラクターの作り方はざっくり
- 2次元キャラクター
- 3次元キャラクター
の2種類に大別されます。
ではどうやって肝心の『キャラクター』をつくればいいのか?
いろいろ調べたら『LIVE2D』という専用ソフトが一番使いやすそうだと判明しました。
『Live2D』でキャラクターを作ろう!
いろいろ調べてみましたが、初心者でもキャラクター作りにおすすめです。
自分で書いたイラストなどを動かせます。
ここで実際の使い方などを紹介すると膨大な記事になりそうなので、また別の機会にします。
公式サイト:https://www.live2d.com/ja/
キャラクターサンプル例
実際にキャラクターが動くところを見ると非常にワクワクしますね。
フリーキャラクターもある!
自分でデザインすることがどうしても面倒な場合は、フリー素材のキャラクターも用意してあります。
普通にクオリティが高いキャラばかりですので、これを利用してもいいかもしれません。
ただ長期的に考えてYouTubeチャンネルの『収益化』『チャンネルをブランド化』していきたいと思ったら、やはり多少手間かお金をかけてでもオリジナルキャラクターを作ることのがおすすめです。
LIVE2Dサンプルページ:https://docs.live2d.com/cubism-editor-manual/sample-model/
自分でキャラを作るのが大変なら人に作ってもらおう!
自分で作るのが大変(つーか絶対大変!)ならば、できる人に外注して作ってもらうことをおすすめです。
身近にイラストレイターの方やLive2Dを触れる方がいればお願いするのも一手ですが、そんな知り合いいない方がほとんどだと思います。
『ココナラ』というクリエイターに外注できるサイトで調べたら『価格1万円』程度で作ってくれるクリエイターが見つかりました。
- 価格が安い(クリエイターの投げ売り状態)
- クリエイターのスキルはレビューで確認できる
ので非常に便利です。
- イラストを書いてもらう
- 2D LIVEで動かせるようにしてもらう
など全て外注で済ませようと思えば3万円以内には収まりそうです。
正直、この価格は安過ぎだと思います。
正式外注する前に『ココナラ』内のメッセンジャー内で依頼希望のクリエイターと直接やり取りもできるので、そこで決めてもいいと思います。
以前もワードプレスブログのサーバーのお引っ越しでお世話になりましたが、自分ができないことはサッとプロに頼んだ方が絶対に楽です。
数ヶ月悩んだことが1週間で解決したので、早く行動すればよかったと思いました。
➡Coconara公式サイト:coconala.com
3Dキャラクターを作る
3Dキャラクターを作る場合は2Dよりもさらに手間と時間とお金がかかります。
キャラクターのデザイン、設計は『モデリングソフト』という専用ソフトを使って作ることになります。
モデリングソフトはいろいろ探したら、
- Metasequoia
- Blender
あたりがおすすめみたいです。
3D設計はそれこそゼロベースから覚えようとすると、非常に時間がかかりますので外注した方がおすすめです。
こちらも先に紹介した『ココナラ』で調べたら2D設計と比べて価格の桁が1つアップするイメージです。
3Dモデリングできる人も格段に少なくなりますので、逆にできる人は今後仕事のニーズなど需要が非常にありそうですね。
実際、工業設計をしている友人は時給5000円で仕事してます
3Dキャラクターを動かすには『モーションキャプチャー』が必要
さらに大変なのが、3Dキャラクターを動かすには、専用のVRヘッドセットを使う必要があります。
また撮影にはそれ専用の部屋も用意した方がいいと思うので、個人レベルで取り組むのはなかなかハードそうですね。
調べてみて痛感しました(^◇^;)
YouTubeの収益化について
- チャンネル登録者数:1000人以上
- 過去12カ月の総再生時間:4000時間以上
まずはチャンネル登録者数1000人の壁が大変です。
私の場合、『Vtuber』ではありません、ブログとYouTubeを組み合わせて収益化しております。
【まとめ】
というわけでざっくりですが、バーチャルユーチュバーになる方法や機材などを紹介させていただきました。
- 台本を用意
- 撮影する
- 録音する
- 編集する
- ネットに公開する
- チャンネルの分析、戦略を練る
- 目標達成まで継続する
などなど様々なステップが必要になりますが、通常のYouTuberと比べて、はじめに準備することが非常に多いので一筋縄ではいかない印象ですね。
特にキャラクターをデザインしていくところはなかなか大変です。
企業レベルで取り組むなら3Dモデルを設計デザインとしてひとつの看板事業として取り組む価値があると思います。
個人レベルでは2Dキャラクターをデザインするところからスタートするのがいいのではないかと思います。
しかし、激化するYouTube業界、キャラ立ちやブランディングする上でバーチャルキャラクターを作ることはひとつの戦略と言えるでしょう。
【ユーチューバーにおすすめのカメラ機材】
- カメラ:動画撮影
- カメラジンバル:手ブレ防止
- マイク:音声収録
- パソコン:動画編集・作業効率化
- 動画編集ソフト:動画編集
- SDカード・ HDD:データ管理
ユーチューバーにおすすめのカメラ機材を別記事でまとめてみました。
合わせてご覧ください。