Honeymoon traveler |ドローンを持って世界一周旅行に出た山口夫妻の講演会に参加しました。
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
かねてよりお会いしたかった方にお会いできました。
この記事の目次
- ドローンを片手に400日の新婚旅行に出た山口夫妻です。
- ドローン片手に世界一周|空飛ぶ絶景400日
- 超有名な動画|ドローン片手に世界一周新婚旅行
- お二人の簡単なプロフィール
- 2015年7月6日より400日の世界一周新婚旅行の旅に出かけます。
- 世界一周のルートは?
- 世界一周海外旅行|その時、仕事はどうしてたの?
- 世界一周旅の費用は夫婦二人で500万円
- 世界一周のため準備したこと
- 世界一周の旅に持って行ったもの|バックパックは夫婦二人で4個持ち
- 数字で見る世界一周
- 旅では優先したいたこと|必ず安全第一防犯対策
- ドローンのトラブル|実は旅の途中2回買い換えていたそうです。
- なぜドローンを世界一周に持って行ったのか?
- まとめ|世界一周してふたりが変わったこと
- 人生もっと挑戦したくなりました。
ドローンを片手に400日の新婚旅行に出た山口夫妻です。
- 夫婦で世界一周
- 世界中の絶景
- 目新しいドローン
の相乗効果で一般の方にも興味がもたれたようだな。
ドローン片手に世界一周|空飛ぶ絶景400日
今回は『ドローン片手に世界一周 空飛ぶ絶景400日』の出版記念ということで日本全国講演会をしており、名古屋に来たタイミングでお会いしました。
私自身がドローンを始めた頃、山口夫婦はちょうど世界一周の最中でした。
その時、YouTubeに世界中の絶景をドローンで撮影しているその映像美に心を奪われていました。
そして「ドローン✖旅」の相性の良さ、そして日本だけに止まらず世界中でドローンを飛ばすことに夢を見てきました。
以下の動画はドローンに興味がない方でも一度はメディアに取り上げられたのを見たことある方もいるのではないでしょうか?
超有名な動画|ドローン片手に世界一周新婚旅行
今回は、そんな山口夫妻の世界一周旅行の話をいろいろお聞きすることができたので、その内容の一部をご紹介します。
- おふたりの出会い
- 旅のきっかけ
- 旅の費用
- 持って行ったもの
- 旅中に起きたトラブル
- 旅をきっかけに変化したこと
などをご紹介していきます。
お二人の簡単なプロフィール
山口 千貴(やまぐち かずたか)さん
- 1989年東京生まれ
- 4〜11歳 アメリカで育つ
- デジタルマーケティングの会社のプログラマー
- 2013年結婚
山口真理子(やまぐち まりこ)さん
- 1982年大阪
- 京都に憧れをもち、大学は京都
- スイミングスクールに勤務
おふたりの出会いはスイミングスクール
二人の出会いは、真理子さんが勤務するスイミングスクールに当時アルバイトとしていた千貴さんが来たことで知り合ったそうです。
なんと付き合う前からプロポーズをしていたそう。
歳の差は「8歳」ありますが、千貴さんのご両親も奥様が歳上で「血は争えない!」と語っておりました笑
2015年7月6日より400日の世界一周新婚旅行の旅に出かけます。
もともと世界一周に興味があったわけではなく、
何か二人で大きなことをしたいね。
そんな中、何気なく出た「新婚旅行で世界一周行けたらいいよね。」
それが頭の中で引っかかり続けて、ゆくはいくきっかけになったそうです。
それはそう、夫の千貴さんは海外経験が豊富でしたが、妻の真理子さんはそれまで一度も海外に行ったことがなかったのですから。
世界一周のルートは?
400日かけて48カ国まわったそうです。
ルートは西回りルートで
アジア → 中東 → 南米 → 北米
ざっとこんなルートで世界を回ったそうです。
必ず行きたい場所を決めて、あとは臨機応変に
事前に「ここだけは絶対に行ってみたい!」という場所は何箇所かあったそうなのですが、それ以外は旅の中で出会う人に聞いたり、行きたくなった場所やイベントなどに臨機応変に対応できるよう気ままに旅をしたそうです。
世界一周海外旅行|その時、仕事はどうしてたの?
妻の真理子さんは勤めていたスイミングスクールをきっぱりやめたそうです。
夫の千貴さんは、当時デジタルマーケティングの会社に就職しており、なんと「正社員」のまま世界一周の旅に出ていたそうです。
仕事の主がプログラマーだったので、ネット環境があれば仕事ができたそうです。
ただし、アフリカや南米などWi-Fi環境が整っていない場所はなかなか仕事がしにくかったとのこと。
旅をしていてやはり不安なのは、収入面ですが、仕事ができるのはかなりいいですね。
世界一周旅の費用は夫婦二人で500万円
世界一周するのにコツコツ二人で貯金をしたそうです。
そして事前に貯めた金額が「500万円」
費用はコツコツ貯金生活。
主に7畳ワンルームで家賃が非常に安いところ(なんと家賃3万円)に住んでいたとのこと。
そして給料から「世界一周貯金」用に妻と夫で毎月それぞれ「10万円」ずつ貯めて行ったそうです。
そして夫の千貴さんは仕事をしながら旅をしていた(正社員のまま世界一周に行かせてくれた)ので、それもかなり貴重な旅の資金になったと思います。
世界一周のため準備したこと
1年近くの海外に行くため、市役所へ行って住民票を抜くこと(住民税もバカにならない)
失業保険に関しては、ハローワークに通えないので諦めたそうです。
引っ越し
荷物はまとめて「月5000円」ほどのトランクルームに預けたそうです。
世界一周の旅に持って行ったもの|バックパックは夫婦二人で4個持ち
着替えは
- Tシャツ3枚
- ズボン2本
程度で速乾性の高く軽いものを中心に、バックパッキングはとにかく軽量化にこだわったそうです。
またドローンをはじめ、GO PROなどのアクションカメラなどガジェット機材も厳選して持って行ったそうです。
旅のすべての荷物に関してはこちらの書籍に全て具体的に書いてありますので、気になる方はぜひチェックして見てください。
世界一周に持って行ったドローン|Phantom3
上記のPhantom3が世界一周に持って行ったドローンだそうです。
ちなみに今旅におすすめなドローンは
- MavicAIR(マビックエア)
- Mavic2PRO
などになります。
2018年に入り、さらに小型なドローンでカメラ性能も優秀!価格も安いモデルが出たぞ!
MavicAIR|マビックエア
- 価格単品:104000円
- 価格コンボ:129000円
- サイズ折りたたみ時:168✖︎83✖︎49mm(SPARKよりコンパクト)
- サイズ展開時:168✖︎184✖︎64mm(MavicPROよりコンパクト)
- 機体重量:約430g
- 最高時速:68.4km
- 通信距離:4km(日本では2km)
- 飛行時間:21分 ➡︎ MavicPROは27分、30分
- カメラセンサー:1.2/3インチセンサー
- 映像画質①:4K30fps
- 映像画質②:1080p/120fps ➡︎ スローモーション撮影可能
- 画質:1200万画素・HDR(ハイダイナミック)写真
- 8GB内部ストレージ:新機能(外部SDとは別)
- 3軸ジンバル
- 折りたたみ式:SPARKのサイズ感で折りたためるイメージ
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/16/mavic-air/
Mavic2ZOOM
- 価格:162000円(税込)
- 機体重量:905g
- 2倍ズーム可能:24-48mm
- ロスレス4倍ズーム:デジタルズーム
- 1200万画素
- 1/2.3インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- 伝送システム:Ocusync2.0
Mavic2PRO
- 価格:189000円(税込)
- 機体重量:905g
- カメラ:ハッセルブラッド
- 2000万画素
- 1インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- 伝送システム:Ocusync2.0
https://drone-aerial-corps.com/2018/09/01/mavic2-kuusatu/
数字で見る世界一周
- 旅の期間は400日
- 回った国は48カ国
- 回った都市は130都市
- 費用は500万円
- 最も安い宿は250円 (平均1000円くらい)
シンガポールのマリーナベイサンズが最も高い部類の宿泊費だったそうです。 - 14万円 もっとも高い買い物 スペインのサッカーの試合ひとり7万円かかったそうです。
旅では優先したいたこと|必ず安全第一防犯対策
- 命
- データ
- パスポート
の順に常に安全には気をつけていたそう。
小さな盗難であれば二人に一人は経験するものだそうですが、幸いそういったトラブルは何もなかったとのこと。
これはかなり運がよかったと語っておりました。
ドローンのトラブル|実は旅の途中2回買い換えていたそうです。
- 一度はノルウェーの雪山で遭難、Phantom3スタンダードで雪山で無くした時は白くて見つけられなかったとのこと。
- 2代目はフランスパリで再び、Phantom3を購入し直したそうです。
- そしてアフリカで再びクラッシュ!今度は機体の回収ができたので、日本に送り修理に出したそう。(帰国後にドローンが戻って来たとのこと)
- 3台目を南アフリカでPhantom3を再度購入したとのこと。
なぜドローンを世界一周に持って行ったのか?
世界一周旅行を発信しようと思ったとき、まずブログを立ち上げた。
そんな中、世界一周旅行ブログでもいろんな人気ブログを見たが、ブログ上位の人は確実にエッジが効いていた。
そこで面白いと思ったのがドローンからの情報発信だったそうです。
ドローンを購入したのは出国3ヶ月前
練習は2回ほどで3回目には海外に持って行ったとのこと。
これはすごいですね。
まとめ|世界一周してふたりが変わったこと
真理子さん
1:物欲が減った
世界一周バックパックだけで生きていけることがわかったため
いらない服や本はほとんど帰国して断捨離したそうです。
2:海外が身近になった
それは決して物理的な距離ではなく、精神面で海外が身近になったそうです。
3:多様な生き方があってもいいと思えるようになった
日本だけで完結していた生き方が世界中のいろんな方と出会うことで当たり前の日本人の人生観が崩された。
それは今まで道を外れると不安でたまらなかったが、人生の選択肢はひとつではない。ということに気がついたそうです。
千貴さん
1:仕事が変わった
帰国してからプログラミング系から映像系に仕事がシフトした
2:為せば成る
3:マークとウェインの言葉
20年後あなたはやったことよりもやらなかったことを後悔する
世界一周をしてもそのことを後悔した人は一人もいないそうです。
もし世界一周をしてみたい。
他にももっと挑戦したい
と心に思えばぜひ挑戦してみることをおすすめします。
人生もっと挑戦したくなりました。
山口夫妻もドローンと出会って人生が変わったと思います。
私自身もドローンに出会って約1年今では本職になりました。
その過程で山口夫妻の旅の様子に憧れを抱き、それが目標になり頑張ることができました。
山口夫妻と直接出会って、また世界観が拡がりました。
もっとたくさんの価値や世界と出会って、自分自身の可能性を広げて行きたいと思いました。