どうもDRONE WALKER編集長の吉武穂高です。
近年、YouTubeなど個人の動画投稿がすっかり主流になりましたよね。
また映像が当たり前になった世の中、自分の動画コンテンツを販売したいという方も多いと思います。
今回は、動画素材を販売する方法とおすすめのストックフォトサービスを紹介していきます。
この記事の目次
動画素材を販売する3つの方法
- 直接やりとりでの販売
- ストックフォトサービスで販売
- 動画専門ECサイトを立ち上げる
ざっくりこの3つの方法で動画コンテンツを販売することができます。
ではひとつずつ確認していきます。
方法①|購入希望者と直接やりとりして売買する
一番オーソドックスな方法は、こちらの方法です。
YouTubeやSNSで動画投稿をしていると、テレビ局などから映像を使わせてほしいなどと依頼があったりします。
その場合、メールや電話などで直接やりとりをして動画素材を
- クレジット付きで提供
- 有償で提供
したりすることがあります。
このように購入希望者がいる場合、直接やりとりをして価格を決めて販売することができます。
まずこれが一番手っ取り早いですよね。
(たぶんこういうやりとりが多い人が少しずつ動画素材販売に興味を持つようになるのだと思います。)
テレビ局など希望者から連絡があり、直接交渉で価格を決めたり無償提供したりする。
ただ価格交渉をする上でも事前にストックフォトなど価格の基準を決めておいた方が交渉がうまくいきやすい。
方法②|ストックフォトサービスを使う
- ピクスタ
- Adobe Stock
- MotionElements®
- Shutterstock®
次に紹介するのは、『ストックフォトサービス』です。
『ストックフォトサービス』とは、いろんな写真素材や動画素材・動画テンプレなどを販売しているサイトです。
いろんな素材を利用するだけでなく、クリエイターとして自ら動画素材を販売することもできるのです。
私自身もYouTubeチャンネルやブログメディアの運営で必要に応じて、有料素材などを購入して活用しております。
ストックフォトサービスの運営元に多くの手数料(約7割ほど)を持っていかれてしまいますが、様々なメリットがあります。
- 商圏が世界中なので、売れる可能性が高くなる
- 運営元で自動的に売買してくれるので手間がない
- 4K動画の場合、2万円ほどで売れるので手数料差し引いても6000円近く入る
Adobe Stock
販売額 | 手数料 | 報酬(1DL) | |
4K動画 | 24980円 | 固定 | 7750円 |
HD動画 | 9380円 | 固定 | 3100円 |
『ライトルーム』『フォトショップ』『プレミアプロ』などクリエイターにとって必須の『Adobe』もストックフォトサービスを展開しております。
ご存じ、世界中のクリエイターの多くが利用しておりますので、必然的に集客力が高くなります。
動画の画質によって価格は固定されております。
4K動画が1DLされるだけで、『7750円』の報酬はうれしいですね。
MotionElements®
価格はクリエイターで自由に設定可能
- 非独占販売:売上の50%
- 独占販売:売上の70%
※基本は非独占販売
続いて紹介するのは、『Motion Elements』です。
こちらは、ストックフォトサービスだけでなく、動画のテンプレ素材やAE(アフターエフェクト)などの素材も販売しております。
こちらは、自分で動画素材の価格を決めることができます。
そして非独占販売(どこでも販売可能)の場合は、売り上げの50%。
『Motion Elements』独占販売の場合は、売り上げの70%と高単価になります。
また月額2150円~から素材を使い放題のプランも用意されておりますので、非常に素材を販売しやすいです。
私自身、クリエイターとして動画素材も出しておりますが、こちらの有料テンプレを使って動画編集にも多いに使わせていただいております。
https://drone-aerial-corps.com/2019/07/14/opening-movie/
Shutterstock®
販売額 | 手数料 | 報酬(1DL) | |
4K動画 | 20000円 | 70% | 6000円 |
HD動画 | 8800円 | 70% | 2640円 |
最後に紹介するのは『シャッターストック』になります。
こちらも4K動画1DLにつき6000円と高単価なのでうれしいですね。
③|自分で動画素材販売ECサイトを作成する
- BASE
- Filmuy
こちらの方法は自分で動画販売のECショップを作成することです。
メリット・デメリット
メリット
- ストックフォトサイトより手数料が少ない(1~2割)
- サイトを自分の好みで仕上げることができる
デメリット
- 集客に弱い、自分で集客できることが前提
- サイトを自分で作るのが少し手間
メリット・デメリットはざっくりこんな感じです。
自分で好みのサイトを作り、価格設定も自由にできることが魅力です。
利用するサービスにより手数料は異なりますが、ストックフォトサービスに比べれば格段に安い手数料になります。
ただし、ECサイトを作ったからといってこのインターネット時代に見に来てくれる人が勝手に増えるわけではありません。
ブログやSNS・YouTubeなどでしっかり集客する努力が必要です。
むしろ初めから一定の信用と影響力と集客力がある人は、ストックフォトサービスより自前でECサイトを作った方が売り上げは上がるかと思います。
では、自前で動画素材を販売できるECショップ機能があるサービスを2つほどピックアップしておきました。
BASE
- 1KB以上、1GB以内のファイル
個人で最も手軽にネットショップを始めると言えば『BASE』が有名ですよね。
BASEで作ったオンラインショップ
私もDRONE WALKER Tシャツ販売などで立ち上げてあります。(ほぼ売れてないですが・・・笑)
そのBASEにも『電子コンテンツ』販売がスタートしました。
ただし「1GB以内のファイル」になりますので、長時間の動画をアップするのは難しいですね。
Filmuy:フィルミー
次に紹介するのが『Filmuy』です。
こちらは動画ショップ専門のサービスになります。
Filmuyの利用プラン
- 無料プランから利用可能(4Gまで)
- 動画販売金額の20%が手数料
合計4Gまでの動画は無料で作成することができます。
4G以上の動画コンテンツを販売したい場合は有料プランになります。
また売れた動画の価格の20%が運営側に差し引かれる形になります。
【まとめ】まずはストックフォトサービスがおすすめ
- 直接やりとりでの販売
- ストックフォトサービスで販売
- 動画専門ECサイトを立ち上げる
というわけで、動画素材を販売する3つの方法を紹介させていただきました。
一番おすすめは、『ストックフォトサービス』を利用することですね。
動画素材、とりわけ日本ならではの素材は海外のユーザーがほしがる傾向にあります。
世界中からの集客力があるストックフォトサービスからスタートして、ある程度影響力や自前のポートフォリオサイトを作りたい場合はECサイトなどを作ってみることをおすすめします。