スマホジンバル『ATOM』とは?
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、『MAKUAKE』のクラウドファンディングなどで50倍の投資額を集め、『Kylin-M』のカメラ専用ジンバルの開発をした『SNOPPA(スノッパ)社』の
スマホ専用ジンバル『ATOM』
を商品提供いただきましたので、レビューいたします。
スマホジンバル『ATOM』の特徴
- 折りたたみ式でコンパクト
- 直感操作で簡単に使える
- 縦撮影可能
- 外部マイク接続可
- 24時間使用可能
- GoProなど小型カメラもマウント可能
- 3脚などもジョイント可能
まずはざっくりした特徴はこんな感じです。
カラーは2色
- ナイトブラック
- チェリーパウダー
の2色から選べます。
私は『チェリーパウダー』のカラーが届きました。
私が街中でこれを使って撮影し回ってたら確実に誤解されそうな気がします(^◇^;)
折りたたみ式でコンパクト
これが最大の特徴になります。
OSMOMOBILEなど他社のスマホジンバルと比較して、非常にコンパクトに折りたたむことができます。
また一番痛めやすいジンバル部分を内側にできるので、機材保護にも繋がります。
荷物がすごいコンパクトに!!
肩がけのショルダーバッグに
- スマホジンバル
- GoPro
- ドローン:MavicAIR
の3つが収納できてしまいます!
これすごくないですか!?
陸・海・空のロケーションをバッチリ撮影できて、YouTubeくらいまでなら全く問題ないクオリティで映像が撮れます!
直感操作で簡単に使える
操作自体は非常に簡単です。
スマホを取り付け、電源を入れればそれだけで使うことができます。
専用アプリケーションで撮影してもいいですし、通常のカメラからも使うことができます。
正直今回送られて来た商品には説明書は付属してませんでしたが、普通に使うぶんには困ることなくすぐに取り扱うことができました。(といっても細かいところはよくわかりませんが・・・)
『縦動画』撮影可能
スマホを縦にした撮影が可能です。
OSMOMOBILE2でも縦型撮影は可能でしたが、今後スマホ動画による動画投稿が増えていくことは間違いないです。
今の若い世代は
- Tiktok
- 17LIVE
などのようにショートムービーを撮影して動画投稿やライブ配信することが主流になっております。
価格帯的やスペック的にも、若い世代が非常に手を出しやすく、最低限のクオリティを備えております。
24時間使用可能
そこまで使い続けてないですが、なんと『24時間使用』みたいです。
ほんまかいなってくらい使用できるみたいです。
スマホを充電しながら撮影可能
OSMOMOBILEの弱点は、ジンバルの電池が大丈夫でもスマホ側の電池がなくなってしまうことでした。
録画を続けるとどうしても、電池の消耗が早いです。
スマホは撮影だけでなく、日常的にネットを見たりいろんな使い方をするので、撮影中に録画できるのは非常にありがたい機能ですね。
ただこのコードを繋げると結構干渉しやすかったりするので、注意が必要です。
GoProなど小型カメラもマウント可能
個人的に一番嬉しかったのは、GoProなどのアクションカメラをマウント可能できたことです。
私が使用しているOSMOMOBILEは別売りの専用プレートを付属すれば、GoProも使用可能だったのですが、追加で機材も必要ですし、スマホとの付け替えも面倒だったりします。
小型カメラをマウントできることは非常に魅力的ですね。
ここら辺も『GoPro女子』などがいるように、若い世代に訴えかけるような機能になっているのかと思います。
GoProHERO6 ✖︎ ATOM
実際にGoProHERO6をジンバルに設置して撮影した映像になります。
手持ちでもブレは軽減されている方ですが、ジンバルが加わることでさらに安定した撮影ができます。
ブレないヌルヌルな映像ってすごく印象的ですね。
対応サイズ
- 幅・・・55~90mm
- 厚み・・・9mm以内
- 重さ・・・310gまで
がざっくりした目安の大きさになります。
最新のGoPro7はすごい手ブレ補正
今後アクションカメラは単体でも『ジンバルいらずの手ブレ補正』機能が主流になっていくと思います。
しかし、スマホまでは手ブレ補正する機能はすぐにはできないと思いますので、ここら辺は使い分けなのかなと思います。
3脚などもジョイント可能
基底部に『ネジ穴』がありますので、三脚や延長ロッドなどもジョイント可能です。
これもスマホを固定として使えるので、このジンバル自体を三脚にしてライブ配信用の固定カメラに使えそうです。
幸い24時間も電池が持つみたいですので、遠慮なく電源を入れっぱなしにできますね。
【比較】OSMOMOBILEと比べてどっちがいいの?
発売元 | DJI |
---|---|
商品名 | Osmo Mobile3:オズモモバイル3 |
価格 | 13500円 |
本体重量 | 405g |
特徴① | 折りたたみ式 |
特徴② | 縦撮影可能 |
機能 | ストーリーモード・ジェスチャー操作・アクティブトラック3・スポーツモード・クイックロール |
対応スマホ | 幅62~88mm、厚さ9.5mmまでのスマホならOK |
専用アプリ | DJI Mimo(マイモーメント) |
公式サイト | https://store.dji.com/jp/product/osmo-mobile-3 |
今回天候が悪かったので、ジンバルそのものの比較動画は後ほど別記事にアップしようと思います。
OSMOMOBILE(オズモモバイル)の方がジンバルそのものとして
- 安定感
- 堅牢性
- カメラの滑らかさ
などの部分で『OsmoMobile3(オズモモバイル)』は『ATOM』より優秀だと感じました。
ただそこまで比較してやんややんや言うほどのものでもないかなと思います。
スマホジンバルに慣れたら、一眼レフカメラで動画撮影するのがおすすめ
そもそも映像のクオリティを追求したいなら
一眼レフカメラ + 専用スタビライザー(Ronin-s)
で撮影すべきなので・・・
おそらく購入するターゲット層は
- 若者
- 女性
- できるだけ安くそこそこな性能なジンバルが欲しい
- スマホメインでYouTubeなどを撮影したい
といったあたりを狙って制作していると思います。
個人的には『ATOM』の方が折りたためるので、荷物が非常にコンパクトになると言う点で便利だと思いました。
スマホをジンバルにしたい時って、手軽に動画を楽しみたいはずなので荷物はとにかく小さくしたい!というのが大切だと思います。
他社のジンバルは絶妙な縦長具合なので、リュックサックに放り込むにしてもショルダー収納にしても微妙に荷物として不便なんですよね。
カメラジンバル撮影テクニック
- 【前進・後進】PUSH IN & PUSH OUT
- 【平行移動】DOLLY LEFT OR RIGHT
- 【円移動①】ORBIT
- 【円移動②】PARALLAX ORBIT
- 【追跡】ACTIVE TRACK
- 【ローアングル】LOW ANGLES
- 【リヴィールショット】REVEAL
- 【上下移動】ELEVATOR
- 【タイムラプス】Timerapse
- 【俯瞰撮影】Bird’s eye view
まとめ
というわけでスマホジンバル『ATOM』のご紹介でした。
後ほど細かい機能や実際に撮影した動画も追加しますので、少々お待ちください。
購入方法も正直よくわからない(おそらくクラファンサイトから購入)のが現状ですので、確認してから記事を修正いたします。