人気のDJIドローンを購入する上で
大切な価格と性能を徹底比較するぞ!
しかしホビードローンの操縦に慣れてくると今度は本格的な空撮機が欲しくなるもの。
そこで必ず名前があがるのが『DJI』のドローンです。
今回は『DJI』の会社の説明から2019年現在のおすすめドローンをランキング形式でご紹介していきます。
この記事の目次
【DJIとは】ドローンのシェア率70%以上の空撮機
会社名 | Da-Jiang Innovations Science and Technology Co., Ltd. |
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本社場所 | 中国広東省深圳 |
ウェブサイト | https://www.dji.com/ |
「DJI」とは世界シェア70パーセント以上を誇るドローンのモンスター企業です。
ドローンに関わる上で避けては通れないメーカーです。
なんでDJIのドローンがそこまで流通してるんだ?
『価格10万円台』からでも『4K動画撮影』『GPSを使った超安定飛行』と三拍子揃っています。
趣味の空撮も産業分野での活用を考えている方も一度はDJIのドローンを使うことになると思います。
空撮機なら絶景を撮影できる!
しかしドローンを始めたばかりの方にとっては、どれを選んだら良いかわからないもの。
そこで今回は予算と機能・人気などを踏まえた上に独断と偏見を加味しておすすめのドローンを紹介いたします。
【価格】DJIのドローンをお得に購入する方法
前置きがまだ長くなりますが、『DJIのドローン』の購入方法を先に紹介しておきます。
詳しいことは別記事で紹介しますが『DJI公式ストア』で購入するのがおすすめです。
理由は以下の5つになります。
- DJI公式ストアが早く発送される(最短当日発送翌日受け取り)
- 間違いなく正規品
- 割引キャンペーンなどの価格変更が即座に反映される(どのお店も価格は基本横並び)
- 修理などアフターサポートが一番手厚い(正規代理店でも結局修理対応はDJIの修理工場に出すしかない)
- 楽天経由にすることで『楽天ポイント』がつく
https://drone-aerial-corps.com/2017/09/30/mavic-pro/
DJI公式ストアは確実に損をしない購入方法といった感じだな。
【1位】DJI MINI2
発売元 | DJI |
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製品名 | DJI Mini2(マビックミニ2) |
予約開始日 | 2020年11月05日~ |
価格 | 通常版:59400円(税込) フライモアコンボ:79200円(税込) |
重量 | 日本版:199g 海外版:249g |
サイズ(展開時) | 245×289×56 mm |
サイズ(折りたたみ時) | 138×81×58 mm |
カメラセンサーサイズ | 1/2.3インチCOMS |
有効画素数 | 12MP |
レンズ画角 | 24mm |
絞り | F2.8固定 |
動画性能 | 4K 24/25/30fps 2.7K 24/25/30fps フルHD 24/25/30/48/50/60fps |
カメラジンバル | 3軸ジンバル |
最大飛行時間 | 日本版:18分 |
最大風速抵抗 | レベル5(8.5〜10.5 m / s) Mavic Air2と同じレベル |
専用アプリ | DJI Fly |
映像伝送システム | OcuSync 2.0 最大伝送距離6km |
2020年11月に登場した199gの4Kドローン
- 映像:2.7Kから4K30fps撮影可能
- 飛行時間:18分→18分と変わらず
- 伝送システム:拡張Wi-Fi→OcuSync 2.0
- 最大風速抵抗:7.9m/s→8.0〜10.7m/s
- プロポ:Mavic Air2と同じコントローラーに
- 199gで改正航空法規制対象外はそのまま
- GoPro並みの価格で買えるドローン
- 軽くてコンパクトだけど風に強い
2020年11月に発売した最新のドローンです。
重量199gと改正航空法の規制対象外でありながら、4K映像を撮影する驚異のスペックです。
https://drone-aerial-corps.com/2020/11/05/dji-mini2/
【2位】Mavic Air2
製品名 | Mavic Air2 |
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発売元 | DJI |
価格 | 単品:105,600円 フライモアコンボ:132,000円 |
発売日 | 2020年4月28日予約開始 |
カメラのセンサー | 1/2 CMOSセンサー |
有効画素数 | 最大48MP 通常12MP |
レンズ画角 | 24mm |
絞り | F2.8固定 |
動画性能 | 4K 60・50・48・30・25・24fps 2.7K 60・50・48・30・25・24fps FHD 240・120・60・50・48・30・25・24fps |
重量 | 570g |
サイズ(展開時) | 183✕253✕77mm |
サイズ(折りたたみ時) | 180✕97✕84mm |
カメラジンバル | 3軸ジンバル |
最大飛行時間 | 34分 |
飛行速度 | Sモード:19m/s・68.km/h Nモード:12m/s・ 43.2km/h Tモード:5m/s・ 18km/h |
最大風速抵抗 | ビューフォート風力5 風速抵抗:8.0〜10.7m/s |
障害物検知 | 前方・後方・下方 |
専用アプリ | DJI Fly |
バッテリー | 3セル・3500mAh・11.55V |
映像伝送システム | Ocusync2.0(オキュシンク2.0) |
おすすめポイント | Mavicシリーズ初の4K60fps HDR動画撮影はDJI初 飛行時間:34分と最長 静止画:4800万画素 アクティブトラックが進化 伝送システムが最強のOcusync2.0 価格と性能のコスパが抜群 |
2020年4月末に発表された最新のドローンが『Mavic Air2』です。
https://drone-aerial-corps.com/2020/04/28/mavicair2-review/
【神機能】スポットライトがマジで使える
この機能が本当に神です!
一人で2オペのような撮影が簡単にできてしまいます。
4K60fpsで撮影可能ながら価格10万円台
最大の特徴は『コストパフォーマンス』の高さです。
DJIの空撮機で『4K60fps』撮影可能な上、価格も10万円台で購入することができます。
https://drone-aerial-corps.com/2020/04/28/mavicair2-tukaikata/
【3位】Mavic2PRO(マビック2プロ)
製品名 | Mavic 2 PRO(マビック2プロ) |
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価格 | 192,000円(税込) |
機体重量 | 905g |
カメラ | ハッセルブラッド |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
ハッセルブラッドのカメラ性能は優秀
カメラブランドとして歴史と格式のある『ハッセルブラッド』のカメラが『Mavic2 PRO』には積載されております。
これだけコンパクトなドローンに優秀なカメラを積載した2018年最高におすすめなドローンのひとつです。
ハッセルブラッドのカメラがまばゆい!!
従来のMavicPROシリーズからカメラのセンサーサイズが大きくなっただけでなく、老舗カメラブランド『ハッセルブラッド』のカメラを搭載しております。
こちらが非常にいい味の撮影をしてくれるのです。
Mavic 2 PROの空撮写真や映像
実際に『Mavic2 PRO』で空撮した映像になります。
ハッセルブラッドのカメラの影響なのか、温かみのあるフィルムっぽい映像を撮影することができます。
空撮写真
正直たまらないですね〜!
ロケーションもさることながら、非常に素晴らしいカメラ性能で撮影してくれました。
Phantom4Proとは異なる表現の映像や写真になります。
https://drone-aerial-corps.com/2018/09/01/mavic2-kuusatu/
【4位】Mavic Mini(マビックミニ)
発売元 | DJI |
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製品名 | Mavic Mini(マビックミニ) |
予約開始日 | 2019年10月31日(木)~ |
価格 | 通常版:46,200円(税込) フライモアコンボ:59,400円(税込) |
重量 | 199g(航空法規制対象外) |
サイズ(展開時) | 245×290×55mm |
サイズ(折りたたみ時) | 140×82×57mm |
カメラセンサーサイズ | 1/2.3インチCOMS |
有効画素数 | 12MP |
レンズ画角 | 24mm |
絞り | F2.8固定 |
動画性能 | 2.7K 25/30fps フルHD 25/30/50/60fps |
カメラジンバル | 3軸ジンバル |
最大飛行時間 | 18分 |
最大風速抵抗 | 7.9m/s |
専用アプリ | DJI Fly |
バッテリー | 種類:Lipo 2S 容量:1100mAh 重量:50g |
映像伝送システム | 拡張Wi-Fi |
『Mavic Mini(マビックミニ)』の魅力はなんといっても200g未満の航空法規制対象外でありながら、安定した飛行性能と映像性能を誇ることです。
価格も6万円でフライモアコンボにできるので、コスパも抜群です。
2019年のドローン選びはMavic Miniを軸にせよ!
2019年11月に登場した『Mavic Mini』は価格も安く、映像性能も素晴らしいです。
そのため、これから始める1台目に最適です。
空撮ドローン入門は『Mavic Mini』を軸に考えることをおすすめします。
Mavic Miniでいろんな場所を空撮
『Mavic Mini(マビックミニ)』で全国各地を空撮してきました。
映像性能は、『2.7K30fps』で撮影しております。
実際に映像を見ていただければわかるように十分に綺麗な映像を撮影することができます。
『Mavic 2 PROとMavic Mini』の比較動画
空撮の入門機として、最高のコスパと性能を誇る!
もっといい映像を撮影したくなったらMavic 2 PROなどハイエンドモデルを検討しよう!
https://drone-aerial-corps.com/2019/10/31/mavic-mini-review/
【5位】Mavic 2 ZOOM
製品名 | Mavic 2 ZOOM(マビック2ズーム) |
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価格 | 162000円(税込) |
機体重量 | 905g |
特徴① | 2倍ズーム|24~48mm |
特徴② | ロスレス4倍ズーム |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 1200万画素 |
センサー | 1/2.3インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
『Mavic 2 ZOOM』は2018年8月に発表された新型Mavicシリーズになります。
このドローン操縦していて非常に面白いです。
人を主役にした空撮ができる
48mmのズーム機能を得たことで今まで以上に人などの被写体に近づいて空撮することができるようになりました。
正直この破壊力は絶大で、初めて『Mavic 2 ZOOM』で空撮した時、非常に感動しました。
DJIドローンはその特性上、広大な風景を撮影するのに適しております。
そのため、『広角レンズ』を搭載しておりますが、『Mavic 2 ZOOM』になったことで2倍近づいた映像を撮影することができます。
そのため、風景中心であった使い方が人を中心とした映像撮影も難なくこなせるようになりました。
とにかくズーム撮影機能を得たことで、今までにない様々な切り口で空撮できるため、非常にクリエイティブなドローンであると言えるでしょう。
『Mavic2ZOOM』で防災・点検も視野に入れるなら
- 価格:DJIに見積もり型
- 折りたたみ式
- 4K1200万画素
- 1/2.3インチセンサー
- 光学2倍ズーム
- デジタル3倍ズーム
- 衝突防止ビーコン
- 拡声スピーカー
- 全方向障害物探知
- APAS:高度操縦システム
- 自己発熱バッテリー
- 24G内臓メモリー
こちらは楽天やネットショップで購入するのではなく、DJIや各代理店に見積もり発注する形になります。
産業用ドローンに多い購入方法になります。
先に紹介した『Mavic 2 ZOOM』をベースに
- ライト
- スピーカー
- ビーコン
を積載できるようになったモデルです。
消防署にドローンを導入するにはちょうど良さそうなモデルですね。
https://drone-aerial-corps.com/2018/10/29/mavic2-enterprise/
PROかZOOMどっちがおすすめ?
- 空撮業務もやるつもりなら断然『PRO』
- ハッセルブラッドが好きなら『PRO』
- クリエイターとしていろんな映像表現するなら『ZOOM』
- カメラのズーム機能で撮影が断然楽しいのは『ZOOM』
といったところになります。
空撮業務をするとどうしてもセンサーサイズのよいカメラが必要になります。
後述するPhantom4Proは1インチセンサーで、非常にバランスのよい性能を持ってますが、このMavic2PROはどう性能のカメラでありながらコンパクトさを兼ね備えております。
ZOOMタイプは、今までになかったズーム機能を使ってさまざまな映像表現をすることが可能になります。
ドローンの空撮映像を『Vlog』など主に自分のために使いたい場合は『Mavic 2 ZOOM』がおすすめかと思います。
ただすでに空撮業務を行う上で十分な空撮機材が揃っているのであれば、Mavic2ZOOMがおすすめです。
撮影の楽しさはカメラのレンズの焦点距離を変えていろんな切り口で撮影するのが楽しいのです。
私自身、所有しているのは、『Mavic 2 PRO』ですが、『ZOOM』で撮影した時、こっちにすればよかった!と後悔するくらい楽しかったです。
【動画】Mavic 2 PROの初飛行まで動画で解説
『Mavic2 PRO』を初めて飛ばす方向けにYouTubeで解説しています。
ドローンの点検項目もわかるので、チェックしてみてください。
【6位】Inspire2(インスパイア2)
- 価格:389000円(X4S)
- 価格:799000円(X5S)
- 飛行時間:25〜27分
- 最高時速94km/h
- 5.2K動画撮影
- RAW撮影可能
これまでのドローンと比較して、カメラスペックが1段階以上向上しております。
さらに、カメラレンズを交換できるのも最大の魅力になります。
Inspire2の離陸発信動画
とりあえず離陸からの変形は超かっこいいです。
パワーはかなりのもので、風などに対する安定性はずば抜けており、2オペレーションでカメラ専用と機体操縦専門にわけて操縦することができます。
一般ユーザーさんが時速100km近くのスピードはまず使用しませんし、機体の大きさもかなりのものなので、持ち運びには不便です。
カメラは2種類から選べるが、『X5S』がおすすめ!
非常に残念なのが、X4Sのカメラ性能、Phantom4Proと比べてもそこまで大差はない印象で、この価格差であればPhantom4Proの方がコスパが高いと思ってしまうところ。
しかも一度も使わずに売却!!
X4S | X5S | |
センサーサイズ | 1インチセンサー | 4/3インチセンサー |
有効画素数 | 2000万画素 | 2080万画素 |
焦点距離(35mm換算) | 24mm | 装着レンズによる |
F値 | 2.8〜11 | 装着レンズによる |
録画 | 4K(4096✖︎2160) | 5.2K(5280 ✖︎ 2972) |
カメラを購入するなら『X5S』を購入すべきです。
- 予算には糸目をつけない(しっかり機材を揃えると100万円近くになる)
- 本格的な空撮業務にドローンが必要
- 2オペレーターで撮影が必要
- サーキットで空撮する
- 映画やCMで空撮する必要がある
https://drone-aerial-corps.com/2016/11/17/inspire2/
【7位】Tello(テロー)
価格 | 12800円 |
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重量 | 80g |
飛行時間 | 13分 |
空撮写真 | 500万画素で撮影可能 |
オススメ度 |
空撮ドローンではありませんが、入門機としておすすめなのがこのTello(テロー)です。
価格も約1万円であり、重量も200g未満であるため、航空法の規制対象街になります。
Telloで空撮した写真
さすがに業務活用は無理ですが、SNSへの投稿やみんなで集まった時に飛ばすと盛り上がりそうですね。
https://drone-aerial-corps.com/2018/06/07/tello-3/
「Tello Edu」を使ってプログラミング教室をしました
実際に『Tello EDU』を使ってプログラミング教室をしました。
講義の様子などそのまま動画にしてますので、自分でもプログラミング教室をしてみたい方は参考にしてみてくださいね。
https://drone-aerial-corps.com/2019/02/22/tello-edu/
Telloと3Dプリンター
3Dプリンターで外部パーツを製作し、カメラやレゴなどを積載してみました。
非常に遊び心があって面白いです。
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/08/tello/
https://drone-aerial-corps.com/2018/06/06/tello-2/
【8位】DJI ロボマスターS1
製品名 | RoboMaster S1(ロボマスターS1) |
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発売 | DJI |
価格 | 64,800円 |
キャッチコピー | 新たなる学びの時 |
特徴 | DJIの教育用インテリジェントロボット。刺激的な機能とゲームプレイを通じて、ロボット工学、プログラミング、そしてAIの世界を深く学ぶことが可能 |
操作方法 | パソコンやスマホ、タブレット端末 |
対応プログラミング | Scratch・Python |
専用アプリ | RoboMasterラボ |
動画撮影 | 1080p動画の動画撮影可能 |
稼働時間 | 連続35分・スタンバイ状態約100分 |
移動速度 |
|
射撃 | ゲル弾と赤外線ビームの2種類の射撃方法 |
これは空を飛ぶ空撮用ドローンではなく、地上を縦横無尽に動き回るロボットです。
中国では、ドローンだけでなくロボット工学やAI・プログラミング分野の教育にこのようなロボが使われているケースが増えているようです。
ついにDJIも陸上型のラジコン・ロボット分野に進出してきたか!
DJIドローン 19の撮影テクニック
- 前進
- 後進
- 横移動
- 俯瞰上昇
- 俯瞰前進
- 固定
- 上昇
- 下降
- パン(回転)
- 斜め移動
- 円移動
- 前進+上昇
- 後進+上昇
- 下降+チルトアップ
- 上昇+チルトダウン
- 低空飛行
- 対象物通過
- 前進+上昇+障害物
- リヴィールショット
ランキングの途中ですが、空撮用ドローンを使った撮影テクニックを紹介していきます。
闇雲に飛ばすだけでなく、いろんな撮影方法を学ぶことでより有効にドローンを使うことができます。
【10位】phantom4ProV2.0
- 価格:204000円(税込)
- カメラ:1インチセンサー
- 画質:2000万画素
- 映像:4K60fps
- 5方向障害物センサー
空撮業務もするならMavicより『Phantom4Pro』
上記のMavic PROは非常に優秀なドローンですが、風に弱い部分もあり、安定した条件で撮影できません。
またカメラ性能を考えると、Phantom4Proの方が断然上です。
YouTube・SNS活用くらいまでならそこまで差は感じません。
空撮業務でテレビロケなどにはちょっと頼りないです。
そのためもし空撮業務でドローンを使用するならば、『phantom4Pro』をおすすめいたします。
Mavic PROも空撮業務に使用できるのですが、
- 風に弱いこと
- ピントが合わない時があること
- カメラ設定がPhantom4Proに劣ること
などの理由で実際の現場では、Phantomシリーズの方が『空撮現場向き』になります。
数字上のスペックでは表れない、実際に使ってみると現場で使い比べてみると使い勝手は違います。
- 予算25万円以内
- 本格的な空撮用ドローンが欲しい
- Mavic PROのカメラ性能では満足できない
- ゆくは空撮業務をしてみたい
- 夜間も空撮したい
- 安全性の高いドローンが欲しい
https://drone-aerial-corps.com/2018/05/09/phantom4pro-v2-0/
DJI主要ドローン性能早見表
カメラスペックなどを数値上だけである程度判断できる方は、カメラスペックの差でドローンを選ぶといいと思います。
DJIのドローン自体は、非常に安定感のある飛行をしてくれます。
大きな差は『カメラスペック』の差になるためです。
DJIドローンシリーズをざっくり比較|購入の決めてはカメラスペックの差
今回の記事ではとりわけこれから『空撮用ドローン』を購入してみようかと思う初心者の方に向けて書いた記事になりますので、ランキング下位にしたInspire2(インスパイア2)。
DJIのドローンは正直いうとどこまでいっても『映像撮影』のための『機材』であるということです。
そのため撮影目的に応じて、ドローンとカメラが一体型になっている『Phantom4Pro』の撮影機能に満足がいかない場合、その上位機種であるInspireシリーズを検討すべきかと思います。
Inspire2からはレンズ交換もでき、カメラオペレーターを分けることができるため、さらに多様な現場で活躍ができます。
また企業のCM撮影などでは予算が潤沢にあり、地上撮影レベルのカメラで空撮したい場合は『マトリス600プロ』などが必要になってきます。
https://drone-aerial-corps.com/2018/02/12/matrice600pro/
ドローンにかかるコストは、Phantom4Proが約20万円近くでかなりコスパが良いのですが、そこから先のInspire2(インスパイア2)ではがっつりレンズも揃えるとなると余裕で100万円以上になります。
要するにDJIのドローンはどこまで行っても『映像撮影のための機材』であるため、あなた自身の使用目的で選ぶことが重要になるのです。
そのため、これから始める方はMavicシリーズあたりが15万円以内で購入し、運用もとても楽なので、おすすめできるのです。
防災・災害活用にマトリス200シリーズ
災害活用に有効とされているのはDJIの産業ドローン『マトリス200シリーズ』になります。
こちらはカメラを2台設置可能で
- 雨天でも運用可能な防水性能
- ZENMUSE Z30のカメラで光学30倍ズームではるか遠方の状況を確認できる
- 赤外線カメラ積載
と災害・検索活動に非常に有効です。
https://drone-aerial-corps.com/2018/04/04/matrice200-2/
ドローンのレンズ画角まとめ
- phantom4 20mm
- phantom4Pro・advance 24mm
- MavicAIR 24mm
- SPARK 25mm
- Mavic PRO 28mm
- iPhone7 28mm
- iPhone6 29mm
つまり同じ場所から撮影してもphantom4が一番広〜く風景や被写体を撮影できるということになります。
今は販売していないので、非常に残念なのですが、Phantom4の広角レンズは限られた場所で空撮する時に、被写体をできるだけ広く納めることに非常に便利なのです。
空撮業者さんによっては、通常Phantom4ProやInspire2(インスパイア2)を使用していても、限られた現場と環境で撮影するために、あえてPhantom4を使用するケースもあるくらいです。
好みは人それぞれですが、レンズの画角もひとつの参考対象になるかなと思います。
DJIのオンラインショップなど、スペックを比較するのが好きな方もここまで比較する方はなかなかいないと思います。