DVD、ブルーレイ コピーについて
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。今回は
DVD、ブルーレイディスクのコピーってしていいのか?
というテーマになります。
最近、様々な動画ダウンロードツールなどを使う機会が増えたため、実際何が合法で違法なのか調べてみようと思ってまとめてみました。
私自身への備忘録的な形で記載もしております、随時追記したり修正してまいります。
この記事の目次
リッピングソフトでDVDやブルーレイディスクをコピーできる
リッピングソフトとは?
DVDや音楽CDなどに記録されているデジタルデータを、そっくりそのままの形またはイメージファイルとしてパソコンに取り込むか、パソコンで扱いやすいデータの形に変換して、ファイルにすることである。このための変換用ソフトウェアも存在し、リッピングに使用するツールをリッパー(Ripper)と呼ぶ。なお同語は「切り取る、かっぱらう、搾り取る」等を意味する英語「Rip」に由来する。
引用:Wikipedia(リッピング)より引用
最近では、『リッピングソフト』が普及しており、DVDやブルーレイディスクをコピーできるようになりました。
現在では、有料、無料で様々なリッピングソフトが普及しております。
では、このリッピングソフトで市販のDVDやブルーレイディスクをコピーしてもいいのでしょうか?
『コピーガード解除』はダメ!絶対!!
2012年10月に『改正著作権法』により、
- DVD、ブルーレイディスク コピーガード解除禁止
- 動画、音楽ファイルの違法ダウンロードの罰則化
の条文があります。
そのため、『コピーガードがあるDVD、ブルーレイ』ディスクをコピーすることは完全に違法行為になってしまいます。
市販のDVD/ブルーレイディスクにはほとんど『複製不能』と記載されており、これは『コピーガード』されたDVDになります。
そのため、これを『リッピングソフト』などでコピー解除してしまうと違法行為になってしまいますので、注意が必要です。
レンタルした映画のDVDはコピーしていいの?
A|違法!!
現在市販されている映画などのDVD、ブルーレイはほとんど『コピーガード』が付いているため、それを解除する行為は違法になります。
自分で購入したDVDやブルーレイはコピーしていいの?
A|違法!!
自分で購入したDVDでもコピーガードを解除する行為は違法です。
また自分のためにコピーDVDを作っておくことも、コピーガードを解除することになりますので、違法です。
私的利用でも厳しいですね。
購入やレンタルDVDをコピーしてもDVDに焼かなければ大丈夫??
A|コピーガード解除の時点でアウト!
しつこいかもですが、DVDに焼く前に『リッピングソフト』でコピーガードを解除してファイルにした時点で違法になります。
カメラやスマホで再生画面を録画はいいの?
A|オッケーです!
コピーガード解除をしているわけではないので、これは法律に違反していません。
ただし、著作権などがある動画をYouTubeなどにアップロードしてしまうとアウトになります。
YouTubeなどまだまだ無法地帯なので、このような違反動画は結構見かけますよね。
『自作』したDVDのコピーはいいの?
A|もちろんオッケー!
自分で撮影して編集して作成したDVDをコピーすることは全く問題ありません。
リッピングソフトをダウンロード、購入してもいいの?
A|オッケーです!
コピーガード解除してコピーすることが違法であって、『リッピングソフト』そのものを購入したり、ダウンロードすることそのものは全く違法ではありません。
リッピングソフトを友人に譲ってもいいの?
A|これは違法です!
リッピングソフトそのものを自分で所有することは問題ないですが、それを第三者に譲渡することは違反になります。
コピーガードが解除できるリッピングソフトを譲渡すると『著作権法』や『不正競争防止法』に違反する可能性があります。