コンデジをジンバルに載せて撮影したい!
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
そう思ったことはありませんか?
2020年6月に登場したYouTuberのための『VLOGCAM ZV-1』などの登場で高性能なコンデジが増えました。
今回は、「コンデジ+ジンバル運用」でおすすめな『Zhiyun Crane M2』を紹介していきます。
この記事の目次
【コンデジ+ジンバルならこれ一択!】『Zhiyun Crane M2』
名称 | Zhiyun Crane M2 |
---|---|
価格 | 27,918円 |
サイズ | 259 ✕ 69 ✕ 135mm |
重量 | 500g |
対荷重 | 最大720g |
対象カメラ | 小型ミラーレス/コンパクトカメラ、スマートフォン、GoPro |
運用時間 | 7時間持続可能 |
充電時間 | 2時間 |
今あるジンバルを探した結果、コンデジを搭載してジンバル運用したいなら『Zhiyun Crane M2』一択になります。(2020年8月現在)
理由は以下のポイントにあります。
- ジンバルそのもののサイズ感
- ジンバルが500gでとても軽い
- 耐荷重が700g
- スマホ・アクションカム・コンデジまで対応
では、それぞれ解説していきます。
おすすめ理由①|サイズ感がコンデジにちょうどよい
コンデジを搭載してもこのコンパクトなサイズ感は「かなりイイ」です。
カメラ+ジンバルとなると大体、機材が大きくなりすぎるのでは、このサイズ感はかなりちょうどいいです。
『Zhiyun Crane M2』そのものがコンデジクラスのサイズ感より下のカメラを狙ったジンバルだからでしょう。
2020年現在、いろんなジンバルが発売されているが、コンデジにちょうどよいサイズ感は『Zhiyun Crane M2』が一番ちょうどよい
おすすめ理由②|ジンバルが軽い
重量:500g(ペットボトル1本分)
ジンバル+カメラでの運用は重さがかなり大切になります。
コンデジを購入した以上、できるだけ荷物は軽装で撮影したい希望があるはずです。
ジンバルのサイズ感や重量が重くなりすぎてしまえば本末転倒になってしまいます。
Ronin-Sは耐荷重最強だが、とにかく体力がいる!
私自身、「Ronin-S+ソニーα7」で運用してますが、かなりしんどいです笑(往復2時間程度の場所もこの装備で行きますが、かなり鍛えられます。)
「ジンバル+カメラ」は重くなればなるほど、1回の撮影で消耗する体力と集中力は相当な負担になります。
そのためほどよい重さである『Zhiyun Crane M2』はちょうどよいジンバルといえるでしょう。
- ジンバル(M2):500g
- コンデジ(ZV-1):294g
両方合わせて「1kg未満」に抑えられることは、撮影の負担を大きく軽減することに貢献できます。
せっかく携行性命のコンデジをジンバルの重さで犠牲にするのはあまりにももったいないです。
「ジンバル+コンデジ」の重さは重要視しよう!
撮影機材が「1kg未満」なら片手で撮影も簡単だし、負担は大きく軽減される。
【耐荷重を意識せよ!】スマホ、アクションカム・コンデジまで幅広く対応
対荷重としては、「α6000」シリーズなど『APS-C』機まで対応可能になります。
使うレンズの重さにもよりますが・・・
ジンバルはその種類によって対荷重が異なります。
ギリギリの対荷重でジンバルを選んでしまうと、いざという時ジンバルがヘタってしまう可能性があります。
特にジンバルのアクションが激しくなるほど、カメラがこけてしまう可能性が高くなります。
そのため、ジンバル対荷重に余裕を持つことはとても大切になります。
ギリギリの重量だと運用中にカメラが「コテン」とこけてしまいます。
α6000などAPS-C機なら、『Ronin-SC』クラスのジンバルが個人的にはおすすめです。
耐荷重には余裕を持つことをオススメ!
耐荷重に余裕があると、多少無茶な動きでも安心して運用できます。
動画作例|熱田神宮
- カメラ:VLOGCAM ZV-1
- ジンバル:Zhiyun Crane M2
- 写真撮影:EOS R5
実際に、撮影してきました。
特にお洒落な感じで撮影せず、ただただ歩いて撮影です。
そこまでジンバル歩きは意識してませんが、人の自然な歩行の縦揺れだと思います。
GoPro HERO9+Crane M2で異次元の滑らかさに!
- 5K24FPS
- リニア+水平維持
- 手ブレ補正:ブースト
- ジンバル:Crane M2
- カラー:GoPro
アクションカメラである『GoPro HERO9』を搭載して撮影してみました。
もともとジンバルなしでもかなり滑らかに撮影できますので、この組み合わせは最高に素晴らしいです。
そして機材がコンパクトなことが超魅力的ですね。
撮影モードは6種類
【PFモード】
ジンバルを左右に回すと、それに伴ってカメラがパン(回転)するモードになります。
【Fモード】
カメラがジンバルの動きに追従するモードです。
【Lモード】
カメラの方向がロックされるので、常にカメラが一定方向を向くようになります。
【POVモード】
3軸が360°同期して動くフルレンジPOVモードで、今まで以上に臨場感あふれる体験が提供されます。
撮影スタイルに応じて、ジンバルの挙動を自由に調整できることは魅力のひとつです。
それぞれのモードの特徴を掴むには、それなりに練習が必要ですが、いろいろな撮影方法を試していきたいですね。