8月23日DJIより新型『Mavic2』シリーズ発表!
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
いや〜!いよいよ発表されましたね!
DJIの新型ドローンの発表!!
Mavicシリーズの新型
まあ事前にTwitterなどで情報リークしまくりでしたからね。
DJI Mavic 2 Is Coming – Leaks Reveal Not Just One, but Two New Drones https://t.co/JKv9WboQ6s #cinema5d #mavic #mavic2 #dji #mustread
— Brett Thake (@Chromonian) 2018年7月30日
というかこの情報
DJIのマーケティング戦略の一つだろ!!
約2年以上も前からDJIのドローン情報を追っかけ続けてますので、もういい加減気づいてきました。
というかTwitterなどから社員らしき人が情報リークしまくってたら、さすがに凄まじい罰を食らうはずだし、毎度毎度みんなが飽きそうなタイミングで小出しに情報が流出するわけがない!!笑
適度に嘘か真かわからないような情報も事前に告知しておくことで、
本発表までに周囲の興味関心を惹きつけまくる見事な戦略
だと思います。
今回はDJIから発表された
- Mavic2PRO
- Mavic2ZOOM
の紹介をしてまいります。
この記事の目次
- DJIの新型MavicPRO2プロモーション動画
- 新型Mavicは『高画質』か『ズームレンズ』の2種類から選択
- Mavic 2 PROのレビュー記事
- Mavic2ZOOM VS Mavic2PRO
- 新型Mavic2のスペックとDJIドローンの性能早見表
- 新型Mavic2の価格はいくら
- 発売日は8月23日!今なら3~5営業日で発送!
- 水没も保証対象!『DJI Care Refresh』とは?
- 新型Mavicのカメラのセンサーサイズについて
- 有効画素数について
- 全方向障害物センサー
- 進化した『アクティブトラック2』
- 新型マビック2の機体重量について
- 新型Mavic2の最大飛行時間は31分
- 映像伝送システムは最強の『Ocusync』はマスト!
- MavicAIRで便利なクイックショットは引き継がれる
- まとめ|各DJIドローンとの比較はこちら
DJIの新型MavicPRO2プロモーション動画
新型Mavicは『高画質』か『ズームレンズ』の2種類から選択
Mavic2ZOOM|ズームタイプ
- 価格:162000円(税込)
- 機体重量:905g
- 2倍ズーム可能:24-48mm
- ロスレス4倍ズーム:デジタルズーム
- 1200万画素
- 1/2.3インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- アクティブトラック2
- 伝送システム:Ocusync2.0
Mavic2PRO|1インチセンサー
- 価格:189000円(税込)
- 機体重量:905g
- カメラ:ハッセルブラッド
- 2000万画素
- 1インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- アクティブトラック2
- 伝送システム:Ocusync2.0
Mavic 2 PROのレビュー記事
開封〜初期設定方法まで
ドローンの初フライト〜Phantom4Proとのカメラ比較まで
https://drone-aerial-corps.com/2018/09/01/mavic2-kuusatu/
Phantom4Proと飛行し比べて見ました。
Mavic2ZOOM VS Mavic2PRO
- 『Mavic2PRO』:空撮業務も行う人におすすめ
- 『Mavic2ZOOM』:現場の記録写真や映像表現する人におすすめ
空撮業務で今主流は『Phantom4Pro』になります。
Mavic2PROは、Phantom4Proと同じカメラ性能に加え、『コンパクトさ』を両立してます。
そのため空撮業務も行う場合は、Mavic2PROがおすすめになります。
Mavic2ZOOMは『1/2.3インチセンサー』になりますので、空撮業務には若干物足りない印象です。
しかし『ズームレンズ』を搭載しておりますので、様々な映像表現を行うことができます。
映像クリエイターやyoutubeに公開することが主目的であればMavic2ZOOMも十分におすすめです。
また被写体に近づくことなく、ズームすることで映像を撮影できるので、建築現場の記録写真などより安全に記録を残すといった活用法もありますね。
ドローンのカメラの多くは『24〜48mm』 の広角レンズになりますので、被写体に近づかないと思った映像が取れないことが多いです。
ズームレンズを使用することで、安全に点検や現場の記録写真や映像を残すことができます。
新型Mavic2のスペックとDJIドローンの性能早見表
その他のDJIドローンと比較したい方はご覧ください。
新型Mavic2の価格はいくら
- Mavic2PRO:189000円(税込)
- Mavic2ZOOM:162000円(税込)
旧式のMavicPROと同じくらいの価格だとありがたいけど、さすがにカメラのセンサーサイズをあげた高画質タイプは少し高くなるという予想です。
個人的には追加バッテリーなど必要備品も揃えて20万円以内に収まって欲しいですね。
発売日は8月23日!今なら3~5営業日で発送!
もう上の写真やリンクを掲載してますが、DJIストアですでに受付が始まってます。
かなり人気機種になることが予想されますので、早めに発注した方がいいかもですね。
一応3〜5営業日発送になってます
この『発送予定日』はコロコロ変更になりますので、都度『DJIオンラインストア』をチェックするようにした方がいいです。
水没も保証対象!『DJI Care Refresh』とは?
Mavic2シリーズの発表と共に新しい保証サービスも展開してました。
これまでになかった水没に対しても年間17000円でリフレッシュ交換対応してくれるそうです。
新型Mavicのカメラのセンサーサイズについて
- MavicPRO2:1インチセンサー
- Mavic(ズームレンズ):1/2.3 CMOSセンサー (旧Mavicと同じ)
になります。
特筆すべきはMavic2PROは1インチセンサーに加え、『ハッセルブラッド』のカメラを採用していることです。
カメラメーカーの老舗ブランドです。
Mavic2PROのカメラにもデカデカとその名が刻まれております笑
センサーサイズが大きいと何が違うのか!?
一言でいえば、センサーサイズが大きいほど
いい写真や映像が撮影できます!
新型Mavicの1インチセンサーは、現在の『Phantom4Pro』と同じスペックのカメラ性能になります。
つまり
『Phantom4Proがコンパクトになって、気軽に持ち運べるようになった!』
ということが新型Mavic2の最大の魅力になります。
『カメラのセンサーサイズ』に細かい部分はこちらに記事にしてますので、そちらをご覧くださいませ。
有効画素数について
こちらは
- Mavic(1インチセンサー):2000万画素
- Mavic(ズームレンズ):1200万画素
という感じです。
ただ最近出たフランスのドローンメーカー『Parrot』の『Anafi』はMavicAIRよりも小型でありながら
- 1/2.4 CMOSセンサー(SONY製)
- 4K30fps
- 2100万画素
- 2.8倍ズームレンズ
を搭載しているので、それ以上のスペックは期待したいところですね。
全方向障害物センサー
- 旧MavicPROは前方のみ
- MavicAIR:前後方向のみ
- Phantom4Pro:5方向
の障害物探知がありました。
Phantom4Proは5方向ですが、結局衝突リスクの高い小さい木の枝などは探知しないことが多かったので、Mavic2シリーズの障害物探知機能には非常に期待したいところです。
公式サイトによれば、狭い環境下でも木の枝などを避けながら被写体を追尾してくれてます。
画像認識処理の性能は凄まじい進化を遂げてくれてますね。
進化した『アクティブトラック2』
最大時速72kmの高速飛行をしながら追尾してくれます。
以前はこれくらいがちょうどいいと思ってましたが、さらに進化を遂げてくれてますね。
山をまたいでも予測で追尾
軌道を予測してくれるので、山などの障害物に被写体が遮られても追尾してくれます。
これ凄すぎるのでは!!笑
新型マビック2の機体重量について
どちらも機体重量は約900gと旧MavicPROより150gほど重くなっております。(MavicAIRの2倍以上の重量)
カメラ性能の上昇とともにどうしても物理的に大きくなってしまいますので、ドローン本体も大きくなってしまった感じですね。
それでも1kg以内には収まってくれました。
MavicPROシリーズとPhantom4Proシリーズでは
- 本体が折りたためる
- プロポがコンパクト
ですので、従来のMavicPROより一回り大きくなっても個人的にはあまり気にしません。
重量が上がったぶん、風に対する突進力が上がっていると予想します。
もともとドローンの形状的にPhantom4Proシリーズよりも風の抵抗を受けにくい設計になっておりますので、こちらはかなり期待が持てそうですね。
新型Mavic2の最大飛行時間は31分
最大飛行時間31分
になっております。
これは歴代DJIドローンの中でも最長クラスの飛行時間です。
ただバッテリーは安全運用上30パーセント以下になる前に帰還させた方がいいですので、実質の飛行時間は
20〜25分程度
と考えた方がいいです。
ギリギリまで飛ばすと、いざという時
- 墜落リスクが高まる
- バッテリーに負荷がかかります。
それよりも残念だったのが、
残念!旧MavicPROのバッテリーとの互換性なし!
です。
う〜ん!これは残念!!
バッテリー自体最低でも3個は必要になってくるので、買い足すのはなかなか大変ですね。
というか高い〜!!!
せめて価格は1万円くらいにしてほしいですね。
映像伝送システムは最強の『Ocusync』はマスト!
ちょうど一つ前のブログでネタにしましたが、MavicPROが最強に使い勝手がいいと言われている大きな理由の一つが
Ocusync(オキュシンク)
というDJI独自の映像伝送システムを採用していることにあります。
プロポとドローン本体を繋ぐのは『電波』になります。
その映像伝送システムで最強と言われているのが『Ocusync』になります。
これはDJIの空撮用上位機種に採用されている『LIGHTBRIDGE』よりも様々な環境で一番安定してくれました。
というかこれで新型Mavicの伝送システムがMavicAIRと同じ『拡張Wi-Fi』だったら購入するのをおそらくやめます!!
https://drone-aerial-corps.com/2018/08/18/denpa/
MavicAIRで便利なクイックショットは引き継がれる
2018年に登場した『MavicAIR』ではボタン一つで様々な撮影を行ってくれるクイックショットがありました。
特に上記動画の『アステロイド』は非常に特徴的な映像を撮影してくれますので、これもぜひ引き続き使えるようにして欲しいですね。
まとめ|各DJIドローンとの比較はこちら
すでに販売されているDJIのドローンと比較してみました。上記はその早見表になります。
本記事より深く突っ込んでますので、よかったら引き続きご覧くださいませ。
https://drone-aerial-corps.com/2018/08/24/mavic2-goods/