どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、UDIRCのFPVドローン『トレッカー』を入手しましたので、開封・操縦レビューいたします。
この記事の目次
FPVとは
FPVは『First Person View』の略で意味は「一人称視点」の意味になります。
ドローンに関しては、『小型カメラ』を積載し、ゴーグルをつけてその映像をリアルタイムで見ることで操縦するという感じです。
UDIRCのFPVドローン『トレッカー』開封の儀!
ドローンの中ではMavicAIRよりもひと回り大きい!
空撮用ドローンの中で屈指のエーズ『MavicAIR』と比較してもご覧の通りの大きさです。
セット内容
- ドローン本体
- 2.4GHzプロポ(技適認証済み)
- 1000mAh リポバッテリー 1本
- USBバッテリー充電器
- 4GBマイクロSDカード
- 予備プロペラ一式
- 取扱説明書
ドローンのセッティング方法
ランディングパッドの設置
ランディングパッド(離着陸機)は取り外し式になっておりますので、操縦前に取り付ける必要があります。
カメラの取り付け
カメラも初期では外れた状態になっておりますので、取り付ける必要があります。
カメラをはめ込んだら、付属のコードでカメラとドローン本体を繋ぎます。
これでFPVカメラの設置完了です。
バッテリーの充電方法
バッテリーは USB形式で充電できます。
充電時間は1時間近くかかります。
容量が1000mAhなので15分と長時間飛行が楽しめます。
プロポの設定方法
もちろん技適取得済み!単3電池
プロポはもちろん技適取得済みです。
アマゾンで海外の並行輸入品を購入する際は、『技適プロポ』である必要があります。
あとプロポは単3電池4本必要ですので、事前に用意しておきましょう。
スマホをプロポに装着
プロポにはスマホを装着できるホルダーがついております。
スマホから専用のアプリをダウンロードすることで、先に取り付けたドローンのカメラの映像をリアルタイムで出力することが可能です。
カメラにはマイクロSDカードを取り付け可能
なぜかサンディスクのマイクロSDカードが付いております。
こちらはドローンのカメラに挿入できますので、空撮映像を撮影することが可能になっております。
FLYINGSEE|FPV飛行するにはアプリのダウンロードが必要
Apple、Android両方でてきますが、アプリで
『FLYINGSEE』
と検索しますので、ダウンロードしておきましょう。
スマホと接続して『FPV』を楽しむことができますが、それには専用のアプリをダウンロードする必要があります。
接続方法|ドローンの電源を入れてWi-Fi接続すればオッケー
無事、Wi-Fiに接続して『アプリ』を起動させると上記のように画面が表示されます。
これでドローンに取り付けたカメラとスマホの画面がリンクしました。
一人称視点で遊ぶには『FPVゴーグル』が必要
スマホをFPV視点は別売りでゴーグルで購入する必要があります。
価格は2000円程度で売ってます。
120°広角720Pカメラ付きでドローンが撮影した映像を、スマホにリアルタイムで表示できます。
ゴーグルを装着しながらFPV機能を搭載しています。
実際にFPVドローンを飛ばしてみた!
というわけで実際にドローンを飛ばしてみました。
風速が4mと小型ドローンを飛ばすにはかなり厳しい環境でしたが、非常に安定したフライトをしてくれました。
操縦した感覚は以前ご紹介したDBPOWERのトイドローン『DISCOVRY』に非常に近いものがありました。
ちょうど同時に操縦したので、わかりますが、そこまで大きな差はないですね。
機体重量248gで航空法規制対象!
最後の最後でこのドローンのネックポイントになりますが、このドローン機体重量が248gと航空法の規制対象になります。
そのため日本でドローンを飛行させる上で場所や条件など大きく制約を受けることになります。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/07/777/
価格・操縦感覚・航空法などを鑑みると前回ご紹介した『DBPOWER』の方が安いので、ドローン初心者にはそちらの方がいいかもしれません。