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ドローン空撮写真上達のコツ|写真初心者ほどRAW撮影がおすすめ

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ
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ドローン空撮写真上達のコツシリーズ第4弾

吉武編集長
吉武編集長

どうもDRONE WALKER(ドローンウォーカー)編集長吉武穂高です。

今回は空撮写真上達のコツ第4弾テーマは『ドローン初心者ほどRAW撮影がおすすめ』という内容になります。

撮影機材&編集環境

  • 撮影機材:Phantom4Pro・Mavic PRO・MavicAIR
  • 写真はJPEG&RAW撮影で撮影しておく
  • 現像はLightroomやPhotoshop

DRONE WALKER(ドローン ウォーカー)では以下の機材や編集ソフトを使用しております。

人によっては好みが分かれる画像の編集を前提としておりますので、ご了承ください。

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そもそもRAW撮影とは?

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

カメラ好きがこうじてドローンは始めた方はすでにご存知だと思いますが、ドローンから写真や映像に興味を持った方は『RAW?』と聞いても全くピンと来ないと思います。

RAWとは、デジカメなどにおいて完成状態にされていない画像データのことです。

Rawは英語で『生』『未加工』を意味します。

『RAW』だと、まだよく聞く『JPEG』とは違って写真になってない状態です。

一般的なデジカメやドローンのカメラは通常設定時のままだと、写真撮影時に『RAWデータ』を生成して、そのデータを『JPEG』として写真にしているのです。

実際のRAWデータ

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上の写真が『RAWデータ』をそのまま開いた写真になります。

これを実際LightroomやPhotoshopなどで『現像(編集)』していきます。

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

こちらで『露光量』『彩度』『コントラスト』などなど編集していくことができるのです。

LightroomだとInstagramのようにわりと直感的に作業ができます。

そして実際に現像するとこんな感じ。

夏っぽく現像

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

秋っぽく現像

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おいおいなんでもありかよ!と思ってしまうほど、後の現像作業で写真を変えることができてしまうのです。

では『JPEG』をLightroomやPhotoshopなどの編集ソフトで加工するのはダメなの?

そういう疑問も出ると思います。

別に『JPEG』データから編集加工することは悪いことではありません。

しかし『JPEG』は一度『写真』として完成されたものになります。

そこから『加工処理』をしていくということは、『元ある写真をどんどん荒くしてしまう』ことになってしまうのです。

そのため『プロのカメラマン』『RAWデータ』も保存し、そこから自分のイメージ通りに近づくようにLightroomなどの編集ソフトを使用して『現像』をしていくわけです。

要するには写真というのは

  • 撮影:50パーセント
  • 現像などの編集:50パーセント

で完成するというイメージで良いかと思います。

まあ編集まで加えるのは面倒!という方もいると思いますが、せっかく撮影した写真を自分の好きな世界観で表現するという作業はとても面白いです。

なのでぜひ挑戦してほしいと思います。

初心者ほど『RAW現像』がおすすめな理由

それは先にも述べたように『JPEG』からの編集では写真そのものが荒くなってしまうということが理由に挙げられます。

初心者ほどよりあとでごまかしが効く『RAW』撮影がおすすめということです。

また初心者の段階から『RAW』に慣れておくと、編集スキルとカメラの知識も身につきますのでおすすめです。

写真データを加工することは悪なのか?

これは完全に個人の価値観になりますので、私個人の見解になりますが、写真データの加工は全然ありだと思います。

というのも、そもそもカメラ設定により自動的に生成される『JPEG』は、先に説明した通り、始めに『RAWデータ』➡︎カメラ内で自動的に色調整が入り、『JPEG』生成というプロセスがあります。

ということは言ってみれば、本当の生データから写真現像までのプロセスをカメラにお任せしているということになります。

その『生データ』から『写真現像』までのプロセスまで『自分で』行うということはより主体的な行為だと思うためです。

確かに明らかにやりすぎな加工(私もつい彩度とコントラストを高め)もありますが、それは見る人それぞれが思い思いの価値観で評価すれば良いのかと思います。

ここで言いたいことは、あなた自身がドローンを使って理想的な空撮写真を撮影する上で、撮影前のフライトから撮影した写真をあなたの思い描く通りのイメージにぴったり合わせることができるのか?ということです。

「なんとなくたまたまいい写真が撮影できた」

ではなく、空撮段階の『構図取り』から『カメラの設定』、撮影した『生データ』をあなたのイメージ通りに『現像』する。

この一連全てのプロセスにあなた自身の『理想』と『意味付け』ができるようになることがとても重要だと考えます。

空撮カメラマンの初級〜上級とは?

定義づけが難しいところですが、ドローンの空撮写真の初心者・中級者・上級者をあえて定義づけすると

  • 初心者:ドローンの操縦に慣れておらず、カメラの設定もまだわからない状態
  • 中級者:ドローンの操縦に熟達し、カメラの設定がわかる状態
  • 上級者:フライト前に描いたイメージ通りの構図や世界観を思い通りに表現できる状態

という感じかなと思ってます。(私自身は中級者くらいかなという感じです。)

ドローンでRAW写真を撮影するには?

通常では『JPEG』で撮影してしまうので、設定を変える必要があります。

具体的な方法は、
モニター画面の『右下』の方にある緑色の円の部分をタップします。

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

次に『カメラ』マークをタップし、『画像形式』を選択します。

 モニター画面の『右下』の方にある緑色の円の部分をタップします。

そうすると『JPEG』か『RAW』か『JPEG+RAW』の中から選ぶことができます。

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

私は『JPEG+RAW』に設定しております。

こうすることで空撮写真を『RAWデータ』として残すことができます。

まとめ|RAWデータから『現像』する方が表現の幅が広がる

ドローン空撮写真上達のコツ4|初心者ほどRAW撮影がおすすめ

というわけで今回はドローン空撮における『RAW』撮影についてご紹介させていただきました。

DRONE WALKERでさまざまな空撮写真や映像を紹介しています。

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ABOUT ME
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吉武 穂高
GADGET WALKER 編集長 1984年生まれ。愛知県出身。静岡大学工学部卒業。 地元愛知県で消防職員として勤務し、30歳で起業。 ドローン操縦士・カメラマン・ブロガー・YouTuberなど 幅広い分野で活躍中。
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