DJIの片手型カメラジンバル『Ronin-S』を購入しました!
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
最近このブログでも映像編集や撮影に特化した記事を書く機会が増えましたが、
もっと本格的に映像を学びたい!
ということで買ってしまいました『Ronin-S』
ということで、今回は『Ronin-S』の開封レビューと初期設定の方法をご紹介します。
まずはざっくりしたスペックについて触れていきます!
DJI Ronin-Sのスペック概要
- 販売価格:92800円
- 最大動作速度:75Km/h
- 最大積載量:3.6Kgまで(実際は4kgでもバランスは取れる)
- バッテリー駆動時間:12時間
- 3軸スタビライザー
- プロ用アクセサリーにも対応
- 細密なフォーカス調整
- 自動スマート機能
- 傾斜ロールモーター
一眼レフカメラで、本格的な映像を撮影したい方におすすめです。
これまで様々なカメラジンバルが登場しておりますが、どこか欠点がありました。
この『Ronin-S』は2018年現在で一つの完成形といってよい『片手型のカメラジンバル』と言えるでしょう。
スペックの詳細については以前、ポラリスエクスポート様で、DJI社の片手カメラジンバル『Ronin-S』を体験してきましたのでそちらをご覧ください。
DJI Ronin-S 開封レビュー
- ジンバル本体
- グリップ(バッテリー)
- カメラマウントプレート
- フォーカスホイール
- レンズサポート
- カメラライザー
- 三脚 兼 延長グリップ
- 充電用ケーブル&コンセント
- アクセサリーボックス
- RSS制御ケーブル
- マルチカメラ制御ケーブル
- 六角レンチ
- 収納ケース
他にも細々したものはありますが、ざっくりした内容物は上記の通りになります。
Ronin-Sの初期設定方法
動画で見る初期設定方法
はじめ自分で初期設定を実施しようと思いましたが、すぐにわからなくなりました。
『DJI JAPAN SUPPORT』のYouTube動画に『初期設定とバランス調整方法』が掲載されておりましたので、ご確認ください。
ステップ①|ジンバル本体にグリップを取り付ける
まずはジンバル本体とグリップを合体させます。
上記の黄色矢印のようにスライドさせれば、装着できますが、固定されておりません。
赤矢印のようにつまみを動かすとロックされますので、きっちり固定しましょう。
ステップ②|三脚を取り付ける
簡単に装着できます。
装着させたら、一度起こしてみましょう。
ステップ③|バッテリーを充電する
コンセントから『本体』にケーブルを差し込み、充電します。
緑のLEDが4個点灯すれば、満充電になり約12時間使用することができます。
ステップ④|手持ちのカメラにカメラマウントを装着
カメラを裏向きにして、『マウント』を取り付けましょう。
10円玉などのコインをつかって、しっかりと固定しましょう。
ステップ⑤|レンズプレートを装着
カメラ本体だけでなく、レンズを固定するマウントもありますので、忘れずに装着しましょう。
ここが固定されていないと映像がブレやすくなる可能性がありますので、注意しましょう。
ステップ⑥|『RONIN』のアプリをダウンロード
DJIの『Roninシリーズ』には専用のアプリがありますので、ダウンロードしましょう。
DJIの専用ログインを作成する
すでにドローンを持っている人は、DJI専用のログインパスワードを持っていると思います。
持っていなければ、ここでアカウント作成しましょう。
初期ログインパスワードは『12345678』
ここわかりにくいですが、アプリ内に入るためにパスワードを打ち込む必要があります。
パスワードは『12345678』がデフォルトなので、まずはそれを入力しましょう。(もちろんあとで変更は可能です。)
自分のRoninとアプリを接続する方法
Ronin-sの電源を入れ、アプリ画面下部からふたつをリンクさせることができます。
上記写真をタップすることで簡単に連動させることができます。
Ronin-Sのバランス調整方法
上記の流れで、カメラをとりあえず装着できてもこの段階では、
カメラとジンバル(Ronin-S)のバランスは取れていない
ため電源を入れても使うことができません。
というわけでで、ここからバランス調整に入ります。
上部のバランスを取る
まずはカメラを上向きにしてもバランスが崩れないように調整しましょう。
写真のように、片手で固定しながら、プレートを少しずつ動かし、バランスが取れるポイントを探していきます。
無事、カメラを上むきにしても動かないポイントが見つかればおっけーです。
そこで、しっかりと固定しましょう。
正面のバランスを取る
今度はカメラの正面のバランスをとります。
カメラマウントを取り付けたプレートを前後して、カメラがこけないポイントを探しましょう。
無事見つかったらそこで固定しましょう。
水平のバランスを取る
最後にカメラの水平方向のバランスをとります。
そのままだとカメラは左右どちらかにバランスを崩しますが、上記写真の2箇所を調整することでバランスがとてるポイントを見つけられるはずです。
どの向きにカメラを向けてもバランスが取れるように微調整
というわけで、上記の3つのバランスを取っていきましょう。
手順は上から順番がおすすめです。
動かすことで少しずつバランスは変わって来ますので、微調整しながら実施しましょう。
初めてだと意味がわかりませんが、一度バランス調整の方法と理屈を理解すれば、非常に簡単になります。
初めはなんとか頑張りましょう!
アプリからカメラの『バランステスト』を実施する
というわけで、手動でカメラとジンバルのバランスを調整したら、今度はアプリ画面からどれだけ正確にバランス調整できているか確認しましょう。
ジンバルとスマホアプリを連動させ、上記写真のように選択していきます。
次に以下の画面が出ます。
『バランステスト』をタップすると、ジンバルが自動で動き出します。
1分ほど時間がかかりますが、無事終了すると以下のような結果報告がでます。
上記写真が、バランステストの結果です。
全て『エクセレント』!
ちゃんとバランス調整がうまくいったことがわかりましたね。
またグッドなどのように微妙にズレがあれば、指摘されますので、再度カメラのバランスを整えていきましょう。
まとめ
というわけで『DJI社の本格片手カメラジンバルRonin-S』の初期設定とバランス調整方法をご紹介させていただきました。
多くの方はカメラジンバルそのものに対して、慣れない作業が多くあると思います。
特に初期設定や、バランス調整などは一人で考え込むとわけがわからなくなるので、注意しましょう。