突然だけど、「不老不死」って実現できると思う?
今ってすごい医療が発達してるよね。
人生100年時代で、寿命がどんどん伸びている。
不老不死は人類の夢なんだ。
個人的な意見なんだけど、現実的な不老不死の方法としては、次の3つがあると思うんだ。
①臓器を交換していく方法
②人体を機械化していく方法
③仮想現実を作り、そこに脳のデータを移行する方法
おいおい、どれもヤバそうなものばかりじゃないか。
まあ、人間の身体はどんなに頑張っても、少しずつ老化してしまうから限界があるしね。
もし人工臓器があれば、それを交換していくこともあるかもしれない。
でも、そんなこと倫理的にも、本当に賛成する人なんてでてくるのか?
そう思うよね。
でも少しずつそれでいいという人も増えてくると思うんだ。
今回は、「イーロン・マスク」の手がける「ニューラリンク社」の紹介。
そしてそこからどう人類が進化して、不老不死に近づくのか紹介していくね。
この記事の目次
【AIとの融合】ニューラリンク社とは?
世界最強の起業家「イーロン・マスク」はEV社でおなじみ
「テスラ」の経営者で有名だけど、それ以外にも宇宙事業の「スペースX」や、「ニューラリンク社」、「ボーリングカンパニー」などいろんな会社を経営しているんだ。
すごいバイタリティーだな。
イーロン・マスクについては、上の動画で紹介してるから、気になる人は見てね。
ニューラリンク社のミッションは「人とAIの融合」なんだ。
「人とAIの融合」って、おいおい、何を言ってるんだって思うよね。
現在は、すごい勢いで「AI、人工知能」分野が進化しているよね。
身近な「SIRI」でも、すごい進化を感じるよね。
そのうち、マトリックスみたいに人工知能に支配されないか心配なんだぜ。
【近づくシンギュラリティ】AIは人類を支配する?
このニューラリンク社の目的に「AI」に対抗するというものがあるんだ。
「シンギュラリティ」って知ってる?
単語は聞いたことがあるな。
シンギュラリティとは、日本語で「技術的特異点」をいうよ。
「AI」の技術が、自ら人間より賢い知能を生み出す事が、可能になる特異点を示す言葉なんだ。
そしてその「シンギュラリティ」は2030年~2040年に起きると言われているんだ。
おいおい、もう10年ほどしかないじゃないか。
近年インターネットの発達でどんどん技術と知識は共有されている。
テクノロジーの進化が直線的ではなく、加速度的に伸びてるんだね。
そしてイーロン・マスクは、人は人工知能、AIを超えることができない
と思ってるんだ。
人が人工知能には勝てなくなる。
そうなるなら、いっそ人とAIと融合してしまおうという発想になるよ。
すごい発想だな。
AIと融合なんて思いついてもどうしていいのかわからないんだぜ。
脳にチップを埋め込んで、機械と繋がる
「ニューラリンク」は、脳に小さなチップ型のブレインマシンインターフェース(BMI)システムを構築するんだ。
このチップを通じて、脳がコンピューターやいろんなデジタルデバイスと直接通信できるようになるんだ。
埋め込むチップはコンパクト
脳にチップを埋め込む?
もはや宇宙人にさらわれた地球人みたいじゃないか。
これは、一般的な脳神経外科医でも手術ができるくらい簡略化される予定なんだ。
で、このチップを埋め込むとどうなるんだ?
考えるだけで家電製品を操作できる
今は「IoT」の時代だよね。
すべてのものがインターネットに繋がるってやつだな。
例えば、ニューラリンクと接続することによって、脳から命令するだけで、自宅にあるものを操作できるようになるんだ。
自宅の扉の鍵をかけたり、電気をつけたり、さまざまな家電製品を操作できるようになるんだ。
それを直接、自分の脳でやってしまうイメージが近いかな。
映像もテレビやスマホの画面を通じて見るのではなく、脳に直接映像を流し込むことなんてできるかもね。
コンピューターと接続できるから頭の中で買い物もできるようになるかもね。
凄すぎるんだぜ。
究極の自堕落生活ができそうだな。
傷害のある人でも日常生活での行動範囲が増える
でもこれがいいところが、例えば身体に障害がある人、例えば麻痺でうまく体を動かせない人が日常生活でいろんな行動を取ることができるようになるんだよ。
ニューラリンクで脳が直接ネットにリンクすることで、さまざまな「IoT」製品を操作できるようになるってわけなんだ。
技術の習得はダウンロードする時代に
人間のインプットできる量って限られているよね。
そして記憶できる量もたかがしれているんだ。
身近なパソコンやスマホの性能と比べても、そう思うよね。
人は、外からの情報を五感を使ってインプットしているよ。
そしてインプットのほとんどは視覚情報が大半なんだ。
これだと遅すぎると言うんだね。
例えば今、私たちが車の運転を習おうと思ったらどうする?
車の運転を身につけるなら普通は、自動車教習所に通って、何度も車の実技練習をして、
必要な法律や自動車の知識を学んでを繰り返すよね。
それだと余りにも非効率的だというんだ。
映画「マトリックス」で「ヘリコプターの操縦方法」を、ダウンロードするシーンがあったよね。
脳に自動車の運転方法をダウンロードすることで、一瞬で必要な知識と技術をインプットする。
どんなに「AI」が進化しても、人がニューラリンクを通じて「AI」と繋がることで
おいていかれることはない。
むしろAIに加え、人間ならではの特性が加わることで上回れる可能性があるというんだね。
無茶苦茶な発想だけど、なるほどな。
理解はできたんだぜ。
ニューラリンクアプリ
「ニューラリンク」のスマホアプリを使用すると、iOSデバイス、キーボード、マウスなどを考えるだけで脳で直接制御することができるよ。
アプリで脳とデバイスを管理って、いよいよ人類もサイボーグに近づいてるよね。
人間拡張工学の進化と組み合わさる
さらに今は「人間拡張工学」がすごい発達してるよね。
例えば、義手や義足、またパワードスーツみたいなものだね。
今はまだ、人間の手足の方が陸上競技でいい記録が出せるかもしれないけど、そう遠くない内に義足の方がいい記録が出せそうな気がするよ。
例えば義足が目的地までのルートを覚えさせれば、アプリで自動で歩いてくれるなんて時代もくるかもね。
義手・義足の方が性能がいいとわかれば、生身の人間からサイボーグになりたいって価値観も強くなるかもね。
時代の変化というものは、はじめは受け入れがたいけど、価値観って徐々に変わるものなんだ。
この20年、30年ほどでも、文明は大きく進化した。
ゲームもはじめはファミコンだったけど、今では実写さながらのクオリティになったよね。
またニューラリンクには五感を補完、サポートする役割もできるから、「視覚障害」などの回復にも期待されてるんだ。
そもそも人間の活動は、あくまで「脳」の電気信号を通じて認識しているに過ぎないんだ。
そんな話を聞いてると、すでに私たちは「培養液に入った脳」に、いろんな刺激を与えられてる存在な気もするんだぜ。
イーロン・マスクもこの世界は「仮想現実」と確信している
まさに映画「マトリックス」の世界だね。
実際に「イーロン・マスク」本人も、この現実世界は99%「仮想現実である」と
確信してるみたいなんだよ。
おいおいイーロン・マスクみたいなすごい人でもそんなこと確信してるのか。
そもそも「仮想現実」なんて本当にありえるのか。
これ、以前の動画でも解説したけど、量子力学の二重スリットの実験を学ぶことでこの世界の謎がわかるんだ。
電子は「観察」することで、「あり方」が決まる。
「観察」することで、「あり方」が変わる?
どういうことなんだ?
二重スリットの実験では、電子銃で二重スリットに電子を打ち込むんだけど、通常時はこんな「干渉縞」を作るんだ。
二重スリットの前に観察機を置くと結果が変わる
では、二重スリットの前に「観察機」をおいて同じ実験をするとスクリーンに「二本の縞」ができるんだ。
どういうことだ?
同じ実験をして結果が変わるなんて不思議なんだぜ。
これは二重スリットの前に「観察機」をおいたことで結果が変わったんだ。
つまり見られることで結果が変わったということだね。
この実験で電子には「波」と「粒子」2つの性質があることがわかったんだ。
電子とは、すべての物質の元となるものだよ。
人も、動物も、植物も、水も、すべて電子からできてるんだよ。
この世界はすべて電子からできてるってわけだな。
では、もしこの世界を仮にゲームの世界と想定してみよう。
【この世は仮想現実】もしこの世界がゲームと想定したら?
これはGTA5のプレイ画面だよ。
オープンワールドで現実世界がかなり作り込まれてるよね。
やりたい放題、遊べるから面白いんだ。
オープンワールドのゲームの世界って、プレイヤーがいる空間以外もゲームのキャラクターって動いてると思う?
うーん、動いてないんじゃないか?プレイヤーがいる画面に出てから、そこにいるキャラクターが出てくるって感じじゃないのか?
そもそも今のオンラインゲームでも、人数が増えすぎたりするとタイムラグがすごい発生したりするしな。
そうだよね。
GTA5みたいな広大なマップの世界で、プレイヤーがいる画面以外でもゲームのキャラクターが動いてるとしたら、ゲーム自体に相当な負担がかかってしまうよ。
もしGTA5の世界でプレイヤー以外のいる空間まですべて動かしてしまったら、ゲームの処理落ちがすごいことになるよ。
今のパソコンの性能ではとてもできそうにないんだ。
だから今のゲームはプレイヤーがいる空間以外は、動いてないんだ。
プレイヤーがその場所に近づくこと、つまり「観察」することで初めてゲームの中での実体として具現化するんだよ。
これ、さっきの二重スリットの実験に似てないかな?
さっきの「観察機で見る」ということで、電子が振る舞いを変えたことに似てるよね。
見られてないときは、ただようような「波」の性質を示し、見られることで、実体としての「粒子」の性質を示した。
電子レベルだけど、「見る」「見ない」によって、現実世界でのあり方を変えることは、ゲームの世界にそっくりなんだね。
現実世界でも見られてない場所まで、実体として存在し続けてしまうとこの世界の処理に負荷がかかりすぎてしまう。
つまりそれはどういうことかっていうと??
私たちのいるこの世界は、今私たちのいる世界からすると、信じられないほどすさまじいクオリティのゲームってことになるんだね。
近年、ゼルダの伝説「ブレスオブザワイルド」のように、オープンワールドのゲームが主流になってきた。
今では、グラフィックも広がる世界観もどんどん現実に近づいてる。
オープンワールドによっては、この地球よりも広い世界で遊べる物もあるんだよ。
そこまで時代は進化したんだな。
不老不死は人間をデジタル世界に移して実現する?
「ニューラリンク」の話でも、人とAIの融合の話をしたけど、最終的に人間の脳を「デジタル空間」に移すことが「不老不死」になるんじゃないかと思うんだ。
もはやそれを人間といっていいのかわからないんだけど、今のテクノロジーの延長線にありえそうな気はするよね。
人間の身体は、「有機物」である。
どうしても限界があるから、例えば人工臓器なんかを付け替えていくより「デジタル空間」に情報を移す方がなんか現実的な話な気もするんだよ。
仮想現実の合わせ鏡
そう考えると、この現実世界も「仮想現実」で、その「仮想現実」がまた新しい「仮想現実」を生み出そうとしてるわけだね。
まるで「合わせ鏡」が無限に続くようにスパイラルしてるかもね。
よく宗教で「神」や「創造主」なんて話があるけど、この現実世界を作ったのは、クリエイターがゲームを作るような感じだったのかもね。
これからテクノロジーはどう進化していくんだろうな?
もしかしたら、宇宙船に乗ってするかもしれない。
そうしたら「ガンダム」や「スターウォーズ」のような世界に生きるかもしれない。
「量子コンピューター」など新しい技術があれば、そのコンピューターの中に新しい宇宙を作って、そこに移住なんて話にもなるかもしれない。
もしかしたら、第三次世界大戦が起きて地球上の生物は絶滅してしまうかもしれない。
いろんな可能性はあるけど、それらの可能性をつかみ取るのは、今いるそれぞれの人たちがどう行動するかによって変わるんじゃないかな。
「電子」も「観察」で「実体化」する。
自分が望む未来を「実体化」させろって話なんだな。
そういうことだね。
というわけで、本日はここまで。