どうもDRONE WALKER(ドローンウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回はドローン空撮テクニック「3分1カット空撮」を成功させるコツを紹介します。
この記事の目次
【一筆書き】3分1カット空撮の映像作例
作例①|神威岬
上記が映像作例です♪
作例②|おにゅう峠の空撮
3分1カット空撮とは、一つのロケーションの魅力を1つの空撮映像で伝えきることです。
途中で別カットや別アングルに差し替えることなく、スタートからゴールまでドローンの動きを滑らかに、そして魅力的なアングルで撮影し続けることです。
【事前準備】1フライト目で安全なルートをイメージ
どんなロケーションでもいきなり1カット空撮することは、さすがに難易度が高いです。
1フライト目は、
- そのロケーションがどんな景色か?
- どういうアングルから空撮したら魅力的に撮影し続けることができるか?
- スタートとゴールの構図を決めておく
などイメージしながら空撮しておくとよいでしょう。
Google earth studioでイメージトレーニングも重要
今では、「Google earth studio」などでその地形を立体的に確認することができます。
こちらは仮想ロケハンなどにも使えますので、事前にチェックしてみるとよいでしょう。
常に滑らかなドローンワークとカメラワーク
1カット空撮で注意すべきは、以下の2つの動きです。
- ドローンそのものの動き
- カメラジンバルの動き
この2つの動きを滑らかに動かし続けることです。
ドローンの動きを雑にしてしまうと、見ている人の集中力を奪ってしまいます。
やると決めたら最後まで滑らかなカメラワークに注意しましょう。
ただ3分録画ボタンを押すことだけなら誰でもできます。
写真構図を意識し続ける
滑らかなカメラワークを意識することと同時に、そのロケーションをずっと魅力的に空撮し続けることが大切です。
それには、風景写真における構図が大切です。
写真構図には、たくさんの種類がありますが、ドローンでよく使える基本の構図は以下の2つ。
- 3分割構図
- 対角線構図
- 放射線構図
このあたりが空撮では、使いやすいです。
3分割構図
写真の縦横それぞれ3等分になるようにグリッドを入れ、その『交差点』に被写体を配置することでバランスの取れた写真になるというものです。
対角線構図
ドローンの空撮だと対角線構図を探しやすいです。
映像では、対角線構図が出続けるように空撮などをするとおすすめです。
https://drone-aerial-corps.com/2017/10/31/kuusatu-7/
やると決めたら全集中
実際に空撮する時は、マジで集中しましょう。
録画ボタンを押してから、ゴールにたどり着くまでプロポの指先に神経を集中させるのです。
撮影中に恐怖心などがわいてきますが、バッサリ捨て去り最後まできっちり撮影しきることを心に決めましょう。
全集中の呼吸をしながら空撮しましょう!
【おまけ】ドローンの空撮カットから学びましょう
ドローン空撮では、いろんなロケーションのいろんなアングルからのカットを見ることが大切です。
そのロケーションの魅力をどういう動きで空撮すれば、一層引き立つのかいろいろと試してみましょう。