事例に学ぶドローン空撮写真上達のコツ!
今回はドローンならではの『俯瞰構図』について紹介していきます。
ドローンはこれまでセスナなどの航空機ではありえなかった近距離からの俯瞰写真を撮影することができます。
撮影機材&編集環境
DRONE WALKER(ドローン ウォーカー)では以下の機材や編集ソフトを使用しております。
- 写真はJPEG&RAW撮影で撮影しておく
- 現像はLightroomやPhotoshop
人によっては好みが分かれる画像の編集を前提としておりますので、ご了承ください。
ドローンにおける俯瞰とは
ざっくり言うと真上からという意味です。
写真や動画で見た方がわかりやすいですが、ドローンは真下アングルにカメラを向けることができますので、そのアングルからいろんな場所を撮影すると今までにない面白い写真を撮影することができます。
ドローンならではの俯瞰視点で面白い構図を探してみよう!
ドローンを活用した俯瞰写真というのは、通常の写真撮影ではなかなかできなかった構図になります。
一番身近?なもので言えば、学校の周年行事などで行われる『人文字』なんかでしょうか?
これも一般的には身近なものとはいえないかもしれません。
そのため、多くの面白い、美しい俯瞰写真というのは実際にいろんなロケーションで撮影してみて、その構図に気がつくことが多いものです。
実際に私自身が撮影したいくつかの写真を紹介します。
沖縄古宇利大橋
橋と海の構図が美しいロケーションでした。
縦方向、横方向どちらのアングルから撮影しても非常に絵になる場所です。
長野県ビーナスライン
先ほどの海とは異なりこちらは大草原に続く美しい道路になります。
これまでの『空撮写真上達のコツ』でも紹介してきましたが、
空撮は壮大なロケーションと人工物の組み合わせは非常に美しく撮影することができます。
その中での構図の取り方は地上からの写真撮影の技術を応用することも可能です。
重要なポイントは様々な構図を理解した上でどういう構図を取るべきか経験でわかることと
さらに直感で美しいと感じる構図
経験と感覚、両方を大切にしていくとよいでしょう。
さらにいくつか俯瞰写真を紹介します。
沖縄のゲストハウスと道路
以前沖縄に出張した際に利用したゲストハウスを撮影させていただきました。
建物と道路、さらにビニールシートやパラソルのカラフルな色合いが差し色になっています。
和歌山県あらぎ島
こちらは俯瞰でなくとも一目見てその特徴的な地形に心奪われる場所になります。
この特徴的な場所もドローンで撮影するとさらに面白い写真が撮影できるのです。
和歌山県瀞峡
和歌山県の瀞峡は特徴的な色合いの河川が特徴です。
また吊り橋と組み合わせることで、見る人に新鮮なアングルとその広大な印象を与えることができます。
田園風景
こちらはどこにでもある田園風景を上空約150mから撮影した写真になります。
日本の田畑は綺麗に区画されている場所が多いため、とても綺麗に撮影することができるのです。
構図を取るときのポイントは、中途半端に区切られた箇所を邪魔しないようにすることです。
もし少し斜めになってしまっていたりする場合は、後の処理で綺麗にトリミングしたり、バランスを整えるようにしましょう。
微妙なずれなどが見る人に違和感を与え、せっかくの写真がよくないものになってしまいます。
愛知県パティオ池鯉鮒
こちらは建物のみを撮影したものになりますが、その特徴的な構造は真上から眺めることでまた違った魅力を教えてくれます。
まとめ|フライト時は俯瞰で見たらどうなるかをイメージしよう!
今回いくつか俯瞰写真を紹介させていただきましたが、これはドローンならではのとても面白い構図になります。
そのため、いろんな場所でドローンを飛ばす時は必ず『俯瞰』をイメージして撮影するといいでしょう。
積極的に面白い構図や美しい構図を探し出して、誰にも撮影できない空撮写真を撮るととても面白いです。
DRONE WALKER(ドローン ウォーカー)では面白い空撮写真や映像などを紹介していきます。