福岡・佐賀あたりでヘロヘロ飛ばしている深川です。
先日、遠路はるばる佐賀まで遠征してきた吉武編集長からありがたい、空撮旅行に誘われ(水先案内人!(笑))3時起床から帰着20時過ぎという過酷すぎる大人の修学旅行に行ってきました。
今回は、編集長の許可の取り方を学びはしましたが、普段の私が行っていることの話を中心に、どのように空撮に挑んだらよいか書いてみましょう。
(お断り:基本私は強気で臨んでいます。法には触れぬように努めていますし、当事者間とはトラブルにならぬように配慮しますが、もし相手が理不尽なことを言ってきたときは、断固たる姿勢で臨む覚悟と準備もしています。すべての人に応用できるかは分かりませんのでm(__)m)
当然ですが、航空法は守らなければなりません。
当たり前ですね。
どんなところから守っていくか?
そらぁ、DID地区の検索からでしょう。
一番良いのは国土地理院の人口密集地や航空管制のある空港を表示させる地図が良いでしょう。
現地での確認はスマホとかタブレットとかが良いでしょう。
赤いところが人口密集地で薄い緑で透過されているのが福岡空港により管制圏です。
正直、今でも空港への進入表面の細かいことは分からんです。どちらにせよ、もしここで飛ばすということは前提に国土交通省の許可承認が必要になりますね。その後で、空港事務所に許可を申請することになります。(航空自衛隊芦屋基地や佐賀空港周辺での飛行の時は電話しました)
ですので国交省の飛行許可承認を取得していなければ、空港市周辺を避けて且つ、赤くない(DID地区)ところで飛ばさねばなりません。
でも敵はさらなる手を打ってきます。(笑)
これらの飛行をしてはなりません。
「いやいや…これだけでも何か難し気で萎えそうちゃけど…」
確かにそうかもしれません。
でも基本、この2つですから!
そしたら、こんな声が聞こえてきそうですが…
「ほかにもあるちゃないとぉ?」「総務省の撮影映像等のガイドライン…民法上の所有権とかプライバシーとか……」
そうですね。
それらをすべて気にしていたら、道交法も出てきたり河原だったら、河川法も参戦したり、地方自治体独自の条例やら施設等に利用規則はては公園なんかの利用時の注意書きまで……( `ー´)ノ
もう次から次からと出てきますぜっ!
こんな声が聞こえてきそうですね。【ドローンとかは操縦も法律関係も難しいことだからシッカリうちらのところで勉強・修行せんとだめよ…】(笑)
ドローンスクールなんかでちゃんと勉強するのも一つの手ではあるのですが……
否定はしませんが、独力で自分なりでも十分できますよ。私は今までそうしてきました。
だから私は基本次のようなスタンスで飛ばしています。
1)安全航行
2)第三者に危険を感じさせる飛行はしない
3)第三者が不愉快に思うような行為をしない
これ法律でなく常識ですよね。
難しくも何にもなかですよ。
極論を言えば、私は法律より前に常識が来ると思っています。世の中に常識がない奴、多様性という名の自己中心主義(私もかも…(笑))な奴らがいるので、法の名の下で規制するようになった……そんな風に思っています。
これでいくと航空法132条(無人航空機つまりドローンの規制)だけ守っていても全然十分でないことがわかると思います。
例えば航空法では5m/S以上の風速での飛行を禁止していますが、では4.9m/Sなら額面通りでは違法にはならないわけですよね!
まぁ、これは極端ですが高度にしろ(150m)第三者への間隔(30m)にせよ、じゃぁ飛行時間1時間にも満たない奴が、スポーツモードで70km/hで149mから急降下みたいにして見知らぬおっさんの31m前まで近づく……違法ではないが、1)はもちろん2)も全く頭の片隅にすらおいていない馬鹿者ということですよね。
そういう意味においては航空法なんて言うのは単なるガイドラインにすぎません。
3)業者は勿論、趣味人であっても、これもいけませんね。常識ちゃ常識ですね…これも。
ここらへんがドローンの無断進入なり、プライバシーへの配慮の欠片すらない空撮というところですね。
第三者のマンションの10階の高さまで上昇し31m離れて部屋の中をずっ~と撮影し続ける…31mの間隔は保っているが執拗に追いかける( `ー´)ノ
細かく書き出すこれは、きりがないですね。
安全を担保したうえで、対象者(偶然に写ったりする者・モノも含む)への配慮ということですね。
これを念頭に飛ばしていれば、大げさな法律マナーなんかを考える必要はありませんよ。第一、飛行させて空撮しているのに、そっちの方に気がとられていたら危なくてしょうがないじゃないですか!
☆私の初めての土地での許可の取り方
①先行して私がその土地に侵入する
②所有者らしき人物の捜索
③1いたとき👉「こんにちはぁ~ここらの景色、滅茶いいちゃけどドローンで撮らせてくれんやろうかぁ?」
2居ないとき👉勝手に撮る
これだけです。
2017年9月14日現在で235回飛行していますが、このスタンスでちょっとしたトラブルが1回(とはいえ私有地ではなく河川での水鳥撮影親父とのいざこざ~私が折れ、その後自主規制を定めた)だけですね。
勿論、撮影の許可を願い出て、断られたことは一度もありません。
良い景色ですからYouTubeや自分のFacebookとかにも上げていますよ。もし疑義やクレームがあればいつでも受け入れて、話し合うつもりはあるのですが、それも起こっないですね。
基本、興味がない都会や住居が密集しているところなんかは撮らないです。
☆原住民と仲良くなる方法
基本下手にでることですよ(笑)
褒めますね…風景やここに住んでいる人の生き方とか…「自然がいっぱいで羨ましかぁ~」
そしてここからが肝心ですよ。
原住民を風景をバックに撮ってあげ、プリントしてプレゼントすることです。
若い連中ならPCへデーターをコピーしてやればよいのですが、爺様婆様は面倒です。( `ー´)ノ
住所を聞いて戻り、カメラのキタムラでプリントして郵送してあげます。子供たちがPC持ってるかもしれないんで、一応DVDにコピーしたのも併せて送りますけどね。
原住民の棚田に特別な許可のもと進入して飛行(教える)ているんですよ。
言わば天然の最高の景観を持った専用訓練場です。
今度の土曜日のこのセミナーもこの棚田で行うんですよ。ここのお百姓さんである爺様とは今でもとても良好な関係です。
結論:
1 すべての前提は安全飛行のためにある
2 法律・条例・規則・注意は守るべしっ!
3 それ以上に常識人たれ!
4 周りの者が 喜ぶことをしたれ!
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*あくまでも私の事例やけんね。上手くいこうがヘロヘロになろうが自己責任やけんね!