どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
2018年10月30日午後23時、アップルから新型『iPad Pro』の発表がありました。
今回はその詳細レポをして見たいと思います。
ドローンもそうなんですが、こういう発表会を見て、しかもブログにまとめてると自分で自分にクロージングかけてしまいますね(^◇^;)
この記事の目次
『新型iPad Pro 2018』の製品概要
- ホームボタンが廃止になり、フルディスプレイになったこと
- 発売日:11月7日
- CPU:A12X Fusion
- サイズ:11インチ、12.9インチの2種類
- 価格は89800円〜 194800円(税別)
- 64G/256G/512G/1TB
- 重量約500g
- 新型Apple Pencilで『iPad Pro』に磁石でくっつく!
- スマートキーボード
- Photoshop使用可能
- バッテリー:10時間稼働
ざっくりしたスペックはこんな感じになってます。
細かいスペックはこれから解説していきます。
Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
動画で見る新型『iPad Pro』のPV
ざっくりした新型『iPad Pro』の性能はこちらの動画をみてもだいたいわかると思います。
同梱物
- iPad Pro本体
- USB-C充電ケーブル
- 電源アダプタ
になります。
『スマートキーボード』や『Apple Pencil』は別売りになります。
なんだかんだアクセサリー類も揃えると概ね予算20万円くらいはかかりそうですね。(フルハイスペックで揃えると余裕で超えますが。)
重量は約500gと軽い
重量は約500g程度で非常に軽くなっております。
持ち運びの便利さはMacBook以上ですよね。
旧『iPad Pro』から変化した9つのポイント
- ホームボタンがなくなった
- 全画面『Retina』ディスプレイ
- ディプレイが角丸になった
- 充電方式が『USB Type-Cポート』
- FACE IDで縦横対応
- Adobe製品と相性がよくなった
- A12X Bionic
- Apple Pencilが新しくなった
- イヤホンジャックがなくなった
変更点①②|ホームボタンがなくなりフルディスプレイ!
まずは外観から!
従来の『iPad Pro』からホームボタンが消え、全面ディスプレイになりました。
上記写真のように同じ大きさの『iPad Pro』でも画面のインチ数は大きくなります。
ディスプレイは『Liquid Retina』になり、画面の解像度も『2388×1668』にパワーアップしているため、綺麗になりました。
発表会で実際に画面が動いている映像が流れましたが、解像度に加え内部コンピューターもパワーアップしているので、映像がヌルヌルになりました。
ホームボタンがなくても困らない
こちらはスマートフォン『iPhoneX』から搭載された機能です。
はじめは操作にちょっと戸惑いますが、半日程度に慣れます。
使い慣れるとかなり便利ですよ。
変更点③|厚さが薄くなり、角処理が変更に
従来の『iPad Pro』は曲面からエッジの効いた加工でしたが、今回は角ばったデザインに変更されております。
まるで額縁のようなデザインに
またそれに加えて、厚さも薄くなっております。
変更点④|USB Type-Cポート
今まではLightningケーブルでしたが、『USB Type-Cポート』になりました。
こちらは上下左右対象になっているので、非常に差し込みやすいです。
様々なガジェット類の接続にも便利そうです。
外部ディスプレイにもなるぞ!
USB-Cになったことにより、『外部モニター』への接続、出力が可能になりました。
大きな画面で確認することもできますので、オフィス周りで重宝しそうです。
変更点⑤|FACE ID
ロック解除は『顔認証システム』の『FACE ID』になりました。
ちなみに画面は、縦でも横でも認証してくれるので、非常にスムーズに起動することができます。
変更点⑥|Photoshopが使えてよりAdobeと親和性がよくなった
Adobe製品である『Photoshop』がフル活用できるようになりました。
Apple Pencilも使うと今まで以上に作業が捗りそうですね。
これ待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
動画編集も『RUSH CC』があるので、これ1台でかなりクリエイティブな作業が捗りますね。
変更点⑦|新型Apple Pencilで本体にくっつく!
Apple Pencilも第2世代と新しくなりました。
鉛筆のような角ばったデザインになったことが特徴的ですね。
『iPad Pro』に磁石でくっつくぞ!
置き場所に困っていたApple Pencilも本体にくっつけることができるようになりました。
さらに!
- ペアリング
- 充電
もこれでオッケーで充電やペアリングもオッケーです!
今までのApplepencilよりさらに便利になりました。
まるで鉛筆なApple Pencil2
レトロな鉛筆風のデザインになりました。
角張った『iPad Pro』に装着するのに非常に便利ですね。
新型Apple Pencilの価格
結構お高いですね。
変更点⑧|A12X Bionic
トランジスタが100億個配置され、旧モデルと比べてシングルコアで35%、マルチコアで90%早くなったそうです。
変更点⑨|イヤホンジャック廃止
イヤホンジャックは残念ながら、なくなってしまいました。
これは『USB-TypeC』の変更に伴うものですね。
ただし別売り(1000円)で変換ケーブルが売ってますので、それをつければイヤホンジャックが使用できます。
なので、そこまで問題ではないかと思います。
新型『iPad Pro』のサイズと価格は?
サイズは??
11インチと12.9インチの2サイズになります。
色は選べる2色
- シルバー
- スペースグレー
の2色展開です。
価格は?(11インチ)
価格は?(12.9インチ)
価格は使用する『フラッシュメモリ』の容量によって変わってきます。
価格は安くて10万円以下で、フルスペックにすると20万円を超えてしまいます。
PCとしての性能は驚異的なほど進化しております。
『新型iPad Pro』の価格表
ざっくり価格表にしてみました。
使用用途に応じて、様々なスペック、容量、価格帯になっております。
それにしても『1TB』って凄まじいですね。
ほとんどの方にはオーバースペックな気がしますが、性能的に今ままでノートパソコンとしてつかっていたものを完全に『iPad Pro』で乗り換えてやろうという意気込みが感じられますね。
『新型iPad Pro 2018』どんな人におすすめ?
- プロのイラストレーター
- 出張が多くパソコンの持ち運びに不便さを感じている方
- ユーチューバー
- 動画クリエイター
- ブロガー
『iPad Pro』がおすすめな方は、仕事などで積極的に使う方におすすめです。
パソコン並みのスペックに加え、コンパクトで持ち運びに便利なので非常に便利です。
また新型『iPad Pro』になり、動画や写真編集などAdobe製品が使いやすくなりました。
時間と場所に縛られず、積極的に『クリエイティブ』で『生産性』のある作業を生み出すこと
に向いております。
YouTubeやTwitterを見るだけなら『第6世代iPad 2018』がおすすめ
ただYouTubeで動画を見たり、TwitterやSNSなどでやりとりをしたいのであれば、『iPad Pro』でなく、2018年に発売された『第6世代iPad 2018』おすすめです。
この『第6世代iPad 2018』でも『Apple Pencil』は使えますので、
- イラストを書く
- 写真を撮る、落書きする
- SNS活用
- PDF資料に赤文字を入れる
などといった使い方も十分にできます。
ただ本格的な仕事や作業に使う人、デザインなど仕事にしている人は新型『iPad Pro』がいいかと思います。
新型『iPad Pro』ってどんなことに使えるの??
Photoshopが使えるようになった!
これ待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
Photoshop、Illustratorはプロデザイナーはもちろん、様々なクリエイターに支持されている優秀なツールです。
新型Apple Pencilを使って『iPad Pro』ならではのレタッチ作業ができるようになりました。
メモや落書きをする
これが『iPad Pro』の醍醐味なのかと思います。
Apple Pencilを使うことで写真やメモに手書きの文字を組み合わせることができます。
Apple Pencilが使えるので、プロのイラストレーターや漫画家から趣味の方まで楽しむことができます。
通常の文章に加え、手書きの文字を書き込めるので、非常に便利です。
この辺りの機能、スペックでパソコン顔負けで自由度で性能を誇っております。
Googleの便利ツールを使う
- Gメール
- ドキュメント
- スプレッドシート
- スライド
- カレンダー
などお馴染みGoogleの便利ツールを使うことができます。
動画編集に使える
Adobeの『Premiere Rush CC』がおすすめですが、動画編集も行うことができます。
ケーブルにより大画面ディスプレイにも映し出すことができますので、非常に便利です。
これから動画クリエイターはどんどん増えるので、これ1台で編集までこなせるようになると頼もしいですね。
『Premiere Rush CC』の解説動画
ユーチューバーのジェットダイスケさんが実際に『iPad 』を使って動画編集しております。
クラウドで同期できるので、最後の詰め作業をパソコンで行うなど多様な使い方ができそうです。
とにかくどこでも動画編集が手軽にできるのはいいですね。
楽曲制作もオッケー
ミュージシャンは楽曲を『iPad Pro』で制作することができます。
- イラスト
- 動画
- 音楽
全てのクリエイティブな作業が『iPad Pro』で行うことができるようになりました。
ビジネスで使う
スマートキーボードでビジネスに使うための作業効率はアップします。
キーボードは装着するだけで自動的にリンクするので、Bluetoothなどのように一手間なく使うことができて便利です。
様々なアプリケーションでビジネス活用もオッケー!
ビジネスシーンで便利なワードや社内情報を共有するSLACK、PDFなどで書類作成もできます。
仕事での活用、プレゼントして見せやすいコンパクトさを兼ね備えておりますね。
ゲームで遊ぶ
発表会で公開されたゲームです。
ディスプレイの美しさと合間って非常に楽しそうでした。
バスケットゲームがすごくリアル
『iPad Pro』のディスプレイの進化とスペックの進化で非常にヌルヌルと動きます。
最初は本物かと思うほどリアルでした。
観客一人一人がバラバラの動きをしていることが驚異的でした。
ゲームの世界のリアルさもだんだん現実に近づいてますね。
動画を見る楽しむ
- YouTube
- Amazonプライム
- HULU
など様々な動画を楽しむことができます。
私自身、『Amazon prime』などはネット環境で動画をダウンロードして移動中に見たりして使ってますが、本当に便利です。
AR:拡張現実を体験する
近年、VR、AR技術の進化がめざましく、『iPad Pro』で身近に体験できる機能がついたみたいです。
これは体験して見ないとわからないですが、非常に面白そうです。
まとめ|これからはパソコンより『iPad Pro』がメインになる!?
というわけで新型『iPad Pro』のご紹介でした。
パソコンとしてのスペックは同時に発表があったMacBook Air顔負けの驚異のスペックでした。
発表会そのものも『iPad Pro』のために行ったような雰囲気で、今ままでビジネスやクリエイティブな活用に一歩足りなかったものを補完してくれたような形です。
これからは『iPad Pro』をメインに使い、補完的にパソコンなどで作業を詰めていくという使い方が便利になってくる時代が来るかもしれません。
パソコン → 新型タブレット
がこれからのトレンドかもしれませんね。
足りない情報など随時追記修正していきますので、よろしくお願いします。
Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/ipad-pro/