どうもDRONE WALKER編集長の吉武穂高です。
今回は『PolarPro社』の『プロシステムシリーズ』である『SUMMIT』の設定方法を紹介していきます。
角形NDフィルターのシステムでは『KANI』や『NiSi』が有名ですが、あまり『Polarpro社』のフィルターを使っている
この記事の目次
【製品概要】PolarPro SUMMIT

発売元 | PolarPro |
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用途 | NDフィルター CPLフィルター ハーフNDフィルター の組み合わせ活用による写真&動画撮影 |
価格 | ランドスケープ:699.99ドル 職人キット:999.99ドル |
公式サイト | https://www.polarprofilters.com/products/summit-landscape-filter-system |
私は『職人キット』を購入しました。

- ボディ本体
- スレッドプレート(77mm・82mm)
- NDフィルター(ND8・ND64・ND1000)
- ハーフND(ND4-GR・ND8RGR)
- 円偏光フィルター
価格は約11万円となかなかのお値段でした。
『KANI』のフィルター
こちらは有名なKANIのフィルターセットです。
15万円しますが、たしかな品質でプロに人気です。
『PolarPro』とかなり迷いましたが、よりマイナーなほうを選びました。
PolarProを選んだ理由|ドローン&デザインのかっこよさ

私自身、はじめて『PolarPro』のNDフィルターを購入したきっかけは『NDフィルター』になります。
デザインがかっこよすぎ!

ゴールドのネジやNDフィルターのデザイン性もかっこよいのが購入の決め手になりました。
【Mavic 2 PRO専用LUT】Cinematic Color 6Preset
またMavic 2 PRO専用の『LUT』も購入しております。
『D-Log』撮影からのシネマティックな仕上がりにしたいときにおすすめですよ。
https://drone-aerial-corps.com/2018/10/29/polarpro-lut/
【PolarPro SUMMIT】セッティング方法
では実際に装着していきます!
①|スレッドプレートの装着

まずは『スレッドプレート』の装着を行います。
レンズ径に合わせてセットしましょう。
【注意】装着希望のレンズ径に合わせてステップアップリング

『職人キット』の場合、スレッドプレートは『77mm』『82mm』の2種類しかありません。
そのため、自分の手持ちのレンズ径に合わせてステップアップリングが必要になります。
polarpro純正のステップアップリングも売ってますが、かなりお高いので、『Amazon』で購入すると安くすみます。
私は『kenko』のステップアップリングを購入しました。
探せばまとめ売りでかなり安く売ってますよ。
スレッドプレートの装着

レンズに合わせて装着すると、上記のようになります。
かっこいいですね。
②|ボックスにCPLフィルターを装着

付属のCPLフィルター(円偏光フィルター)を装着しましょう。
ボックスに爪があるので、そちらに引っかけるようにします。
CPLフィルターの効果とは?
『KANIフィルター』のセミナー動画がめちゃくちゃわかりやすいです。
ざっくり言うと、海の光の反射や草木の光の反射を取り除くことができます。
③|ボックス本体をカメラに接続

ボックス本体をカメラに装着させます。
こちらも本体下に爪があるので、そちらをスレッドプレートに引っかけるようにします。
固定はボックス上部のネジを閉め込むことで固定されます。
④|完成!あとは好きなNDフィルターをセットするだけ!

というわけで完成です。
あとは手持ちのNDフィルターを自由に組み合わせて撮影しましょう。
次の記事では実際にNDフィルターを使っていろいろと撮影に挑戦してみますね。
【写真作例】ND+ハーフNDを組み合わせて撮影してみた

- レンズ①:RF24-70mm
- レンズ②:RF70-200mm
- 記録メディア:PROGRADE CFカード コバルト
- NDフィルター:PolarPro SUMMIT
『PolarPro』のNDフィルターを装着して撮影してみました。
実際の作例はこちらになります。
①NDなし

②ND8

③ND64

④ND1000

『EOS R5』+『PolarPro SUMMIT』のNDフィルターで撮影してみました。
いろいろと撮影を試してみると面白いですね。
その他のスローシャッターでの写真作例
スローシャッターなし

スローシャッターあり

小川と赤い橋

京都のせせらぎを撮影してみました。
