ドローン空撮写真上達のコツ5|縦長ポートレートへの挑戦
今回は空撮写真術大8弾ということで、縦長写真のススメについてご紹介していきます。
一般的なDJIの空撮ドローンといえば、PhantomやMavic PROなどですが、多くの方が空撮写真を撮影する場合、そのまま撮影していると思います。
すると撮影できる写真というのは『横長写真』になります。
多くの空撮写真は横長写真
しかし、ドローンだからこそ縦長のポートレート写真に挑戦してみたいものです。
そこで今回はPhantom4ProやMavic PROなどでも縦長ポートレートの撮影方法をご紹介いたします。
ドローンで撮影した縦長写真
Mavic PROで縦長写真を撮影する場合
Mavic PROの場合、実は『ポートレートモード』という機能があり、撮影時の設定で縦長にカメラで撮影することができます。
Mavic PROでポートレートモードにする方法
これでポートレート写真が撮影できます。
Mavic PROのポートレートモードで撮影した写真
Phantom4Proで縦長写真を撮影する場合。
前回の『リトルプラネットを作ろう』でも紹介しましたが、2017年12月のDJI go4のバージョンアップで
- 球体:34方向34枚写真撮影
- 180:9枚撮影
- 垂直:縦に3枚写真を撮影
- 水平:21枚撮影
が撮影できるようになりました。
実際に撮影してみた。
実際に上記の機能を使って撮影してみました。
実際に撮影した写真がこちら!
Photoshopを使って合成する方法
ファイル ➡︎ 自動処理 ➡︎ Photomerge
と選択します。
参照をクリックして、先の『3枚』の写真を読み込みます。
OKをクリックすると自動合成が始まります。
こんな感じで合成されるので、長方形ツールでくり抜いていきます。
くり抜くと
こんな感じになります。
完成
少し手間はかかりますが、Phantom4Proでも縦長写真にすることができました。
俯瞰写真の向きを変えてみるのもあり!
先の方法だとPhotoshopなどの編集ソフトが必要ですが、『俯瞰写真』ならば、向きを変えてみるのも一つの手です。
縦長を意識して、俯瞰写真の構図を狙ってみるのも面白いと思います。
いずれにせよ地上から上空でどんな写真をイメージするのかクリエイティブな発想が大切ですね。
みなさんもぜひドローンを使って面白いポートレートに挑戦してみてください。