どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、スマホ決済で世間を賑わせた『PayPay(ペイペイ)』が2019年1月より3Dセキュア(本人認証サービス)を開始するようなので、紹介していきます。
正直、公式サイトを見てもちょっとわかりにくかったことと、これを機会に一度自分の個人情報の管理についても考えてみようと思い、まとめてみました。
→3Dセキュア(本人認証サービス)の対応と、クレジットカード不正利用への補償について
この記事の目次
3Dセキュアってなんやねん!?
従来の決済システム
前からクレジットカードなどの決済システム自体気になってたので調べてみました。
従来は、『PayPay(ペイペイ)』に限らず、インターネット上などで決済できるクレジットカード決済なんかは
- クレジットカード番号
- 有効期限
だけで買い物をすることができてしまいました。
『PayPay(ペイペイ)』で問題になったのは、『クレジットカード情報』を知っていれば気軽にアプリから登録できて、パスワードを何度入力してもロックがかからなったことにありました。
PayPayの対策|2018年12月18日に入力回数を制限するも根本的な解決にはならず・・・
PayPayでは、クレジットカード不正利用の対策の一つとして、12月18日にセキュリティコードを含むクレジットカード情報の入力回数に制限を設けました。
しかし、調査の結果、クレジットカード登録時にセキュリティコードを20回以上入力し登録に至った件数はPayPayのサービス開始以来13件であり、クレジットカード情報の入力回数に制限を設けるだけでは根本的な対策にはならないと判断しました。引用:『PayPay』公式サイト
あれだけ不正利用の被害があって、20回以上入力したケースがたった13件だけだったみたい。
ということは元から『セキュアコード』まで知っていたパターンか何かしらの方法でうまくロックを解除する方法があるってことですね。
12月18日にクレジットカード情報の入力回数に制限を加えて対策しましたが、結局根本的な解決には繋がらないと判断したようです。
で採用したのが『3Dセキュア(本人認証サービス)』
そこで採用したのは『3Dセキュア』による『本人認証サービス』です。
これによって、本人しか知らないパスワードや本人認証も1ステップ加えることでクレジットカードの不正利用に対処するということです。
2019年1月から『3Dセキュア』対応
3Dセキュアに対応するのは『2019年1月』からになります。
すでにクレジットカードに登録してある場合、『3Dセキュアのパスワード入力』する必要が出てきます。
たぶん、案内があると思いますが、一度本人認証すれば、以降お店で購入する時などにはいちいち本人認証するような面倒な手間はなさそうですね。
すでに不正利用に会った人は『全額保証』もあるみたい
※ カード会社からの不正利用の申請に基づき、加盟店管理会社であるヤフー株式会社を経由して、弊社が不正利用の返金額全額を補償いたします。
引用:『PayPay』公式サイト
この不正利用はクレジットカード情報を知られていれば、『PayPay(ペイペイ)』に登録していない人でも被害にあっておりました。
今のところ、『PayPay』側もクレジットカード会社などと連携して不正利用に目を光らせているみたいです。
カード会社にて不正利用が認められた場合には全額保証対応するようなので、さすがのスピード感ですね。
超大手企業の一大サービスの展開にも関わらず、思わぬセキュリティの脆弱性と大規模キャンペーンがかち合って、なかなかの大騒動になりましたが、対応の早さはさすがですね。
2019年1月10日からまた『PayPay』を使う人が増える
100億円キャンペーンでばらまいたポイントは2019年1月10日にポイント配布されます。
人は思わぬ形でもらった棚ぼた的なお金に関して、財布の紐は相当緩みますよね。
ここでまた新しく消費活動が生まれそうです。
このあたりでまた『PayPay(ペイペイ)』もキャンペーンを仕掛けてきそうな気がします。
まとめ|どんどん個人情報が電子化していく時代どうする
というわけでざっくりですが、『PayPay(ペイペイ)』の3Dセキュアについて紹介させていただきました。
私自身もネットでクレジットカード決済でよく買い物をしますが、本当にこの手の個人情報の管理のリスクをしっかり理解しておく必要性を感じますね。
自分なりにしっかりルールを作っていきたいと思いました。
またクレジットカードってお店などで直接手渡す機会も結構多いので、悪意があれば結構簡単に情報を取られてしまいそうですね。
今回、『PayPay(ペイペイ)』で不正利用された方なんかは、そこだけに限らず、そのクレジットカード情報は裏で共有されていそうで怖いですね。
少しでも不正利用などがあった場合は、速やかにクレジットカードそのものの情報を再発行するのが懸命だと思いました。