空撮テクニック

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント
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海のマリンスポーツSUP(サップ)

ドローン空撮する時の9つのポイント

吉武編集長
吉武編集長

どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。

今回はこれからの季節、撮影する可能性も高いと思う海のスポーツSUPをドローンで撮影するコツをご紹介します。

そもそもSUP(サップ)とは!?

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

正式名称は英語で、Stand Up Paddleboard:スタンドアップパドルボードになります。

その頭文字をとってSUP(サップ)と呼ばれています。

SUPはハワイ発祥のマリンスポーツになります。

サーフボードよりも大きめの板の上に立ち、パドルを漕ぎ、海の上を散歩するように楽しめる楽しめるマリンスポーツです。

サーフィンと比べると撮影難易度はだいぶ低い

以前、ご紹介したサーフィンなどと比べると被写体はゆるやかに動いてますので、空撮の練習をするにもかなりおすすめです。

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実際に撮影する上でのコツをいくつかご紹介します。

  1. 海に入る前と後を撮影しておく
  2. アクティブトラックを使う
  3. 被写体と海のロケーションの構図にこだわる
  4. 風景もフォーカスして撮影する
  5. 被写体から引いて撮影する
  6. 被写体を追い越して撮影する
  7. 被写体の表情を撮影する
  8. 海と光の加減も意識する
  9. ハプニングを撮影する

といった感じです。

撮影のコツもありますが、その後、映像として出す時に使いやすいカットの紹介です。

ポイント①|海に入る前と後を撮影しておく

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

SUPは海に入ってからが空撮の本番ですが、その前準備の海に入る前の様子も撮影しておきましょう。

映像の合間やはじめに挟むカットとして使いやすいです。

ポイント②|アクティブトラックを使う

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

ここで使わないでいつ使うんだというくらいSUPでは『アクティブトラック』を使いやすいです。

アクティブトラックとはDJIドローンの機能で被写体を自動で追跡してくれる機能になります。

被写体を中央に捉えながら回り込むような形で撮影すると映画のようなワンシーンが手軽に撮影できます。

ポイント③|被写体と海の構図にこだわる

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

主人公はもちろん、SUPを行なっている被写体になりますが、常に中央に捉えているだけではとてももったいないです。

被写体と海全体のロケーションのバランスを考えて、構図を考えた上で撮影するとよいでしょう。

その地域の海やロケーションによって構図の撮り方は異なります。

せっかくならまるで別世界にきたような非現実的な構図になるよう撮影したいです。

被写体を『3分割構図』に配置するようにしてみるのもよいかもしれません。

ポイント④|風景にもフォーカスして撮影する

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント 海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

撮影対象となるのは被写体だけでなく、風景にもフォーカスして撮影しておくと後で使いやすいカットになります。

  • ヤシの木
  • テトラポット
  • 風景全体

など海そのものが魅力的なロケーションですが、ひとつにフォーカスすると面白い素材は必ず見つかります。

ポイント⑤|被写体から引いて撮影する

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

被写体を中心にそこから引いて撮影するのもおすすめです。

引いた先の風景が先の風景全体となるようにしましょう。

ポイント⑥|被写体を追い越して撮影

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

アクティブトラックが追尾なら、今度はあえて飛び越えるようなショットもおすすめです。

ポイント⑦|俯瞰構図で撮影する

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

SUPは途中で止まって楽しむ人が多いです。

その状態を俯瞰構図で撮影しておくとよいでしょう。

回転しながら俯瞰映像を撮影するのもおすすめです。

ポイント⑧|海と光のバランスを考える

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント 海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

海は時間帯によって光の差し込む加減が変わります。

  • 被写体

のバランスを考えて撮影しましょう。

NDフィルターも状況に応じて使い分けられるといいと思います。

ポイント⑨|ハプニングを撮影する

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

途中でボードから落ちたりとちょっとしたハプニングも撮影できると面白いです。

被写体側にとって、小さいハプニングが残っていると思い出になります。

おまけ|被写体の表情、SUPなどの道具を捉える

海のマリンスポーツSUPをドローンで空撮する時の9つのポイント

ドローンで接近しすぎて撮影することはおすすめできませんが、被写体の楽しそうな表情なども撮影しておくとよいでしょう。

また自慢のボードやアイテムなどにもフォーカスして撮影しておくとよいでしょう。

一眼レフカメラやiPhone、GoProなどでいいので、撮影しておくことをおすすめします。

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ドローンとあわせて面白い動画撮影にチャレンジしてみてください。

まとめ

というわけで上記のカットなどを盛り込んだ映像がこちらになります。

他にもいろいろな撮影方法や使えるショットはあります。

ぜひ挑戦してみてください。

ABOUT ME
吉武穂高
吉武穂高
編集長
ドローン操縦時間500時間超。日本全国の絶景を空撮しております。日本一わかりやすいドローンメディアとして丁寧な編集を心がけていきます。DRONE WALKERは国土交通省HP掲載団体です。
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