基礎知識

許可なしでドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【永久保存版】

初心者ドローンオーナーの悩み|どこで飛ばしていいかわからない! ・法規制外200g以下のドローンなら近場の公園で人気のない時間帯でもなんとかなった。 ・phantom4を買ったんだけど、どこで飛ばしていいかわからない。 ・いろいろサイトや本を見たけど、結局どこでドローンを飛ばしていいかわからない。 特に初心者ドローンオーナーの方でこんなお悩みの方はいませんか? まさに私がそうでした。 で調べてみるとでてくるよく出てくるこの条件! 飛行禁止区域 1 空港周辺の上空(空港から10km以上離れる必要があります。) ➡︎空港周辺なんか飛ばさん! 2 人口集中地(DIDで調べればわかる) ➡︎これは調べたらわかる。駅周辺とかちょっと都会に入ればDIDだけど、ここの外を見つけるのは簡単! 3 150m以上の高さ ➡︎そんな高さ飛ばすわけないだろ! でさらに次の条件 飛行禁止区域外でも申請が必要な条件 1 夜間飛行は禁止:原則ドローンの飛行は日の出から日没までです。 ➡︎夜なんぞ飛ばさん! 2 人や物から30mの距離をとること:撮影対象でないものからは一定の距離を保つ必要があります。 ➡︎そんな人の近くでもやらん! 3 イベント上空の飛行:祭りやイベントの際は原則禁止されており、主催者の許可などが必要になる。 ➡︎飛ばすか! 4 目視外の飛行:自分で直接確認できない位置での飛行は許可が必要になる。 ➡︎まだそのレベルではない!私はただ落ち着いて飛ばせる場所が知りたいのです。 5 危険物の輸送:禁止されています。 ➡︎論外1 6 物の落下:ドローンからものを落下させたい場合は許可が必要 ➡︎論外2 で、結局どこで飛ばせるの??(ボーゼン) それならばと広めの公園で都心部から離れればよいかと思って調べてみると、 ほとんどの県営・国立の公園は「ドローン飛行禁止」の条例が・・・ ならば「市営の公園」はどうだと私は愛知県の市営の大きめな公園にかたっぱしから電話をして聞いても 「いや〜原則禁止です。」 の一言で返されてしまいます。 それはいきなり電話かけてきて 「ドローン飛ばしてもいいですか?」 なんて聞かれて、電話越しだけでどんな相手かもよくわからない相手でどんな条件で飛ばすのかも抽象的にしか伝わってこない感じでは市役所の人も 「いや〜、ドローン飛ばしていいですよ〜!」 なんて気持ちこよく返してくれるわけもないです。 ならば、国土交通省にドローンの「飛行許可申請」を出して認可をもらってから飛ばそう! と思っても、申請許可を出すのに必要な条件があって、 『ドローンの操縦時間10時間以上』 ・・・ 「いやいや、そもそも練習する場所ないんじゃ!ボケ!」 と思って血管が切れそうになった方はいませんか? 私がそうでした。 まあ落ち着いて考えてみます。 いろいろ突き詰めるとドローンを飛ばせる場所と条件はこんな感じ ・空港など重要施設から10km以上離れる ・地上から150m以下の空域 ・人の私有地:所有者の許可が必要になります。 ・ドローンで物を輸送したり、落としたりしないこと ・屋内:屋内であれば人口集中地でも航空法の規制対象外になります。 ・ドローン飛行場:有料ですが存分に飛ばせます。 ・プライバシーの侵害しない場所:人の顔や車のナンバーが映るような場所は避けた方が懸命です。 関連記事:結局ドローンってどこで飛ばせるの?初心者が誤解しがちな航空法と飛行場所を徹底解説!【2016年版】 に集約されます。 で、いろいろ考えた結果、具体的な場所として ・山の中 ・海岸沿い ・河川敷 の3つに行き着きました。 しかし、人によっては海や山などまで行くのにかなり時間がかかってしまう方がいると思います。 近場でやっぱりある程度の場所と条件を兼ね備えたところを見つけたいもの。 でもすでにphantomを購入した方で今後飛行申請を取って、本格的に空撮などを楽しみたいという方は早くドローンの実践操縦時間である10時間をクリアして国土交通省の飛行許可申請をもらいたいたいところ。 で残されたのは『河川敷』。 で私はとある方法を使って理想の練習場所を手に入れました。 今回はこの『河川敷』を見つけるのに効率のよい方法をご紹介します。 Googleマップ|ストリートビューを使う。 すでに使っている方もいると思いますが、Googleから出ている超便利なマップサービスです。(無料) こんな感じの画面です。 使ってない方はすぐに登録しましょう。 それで早速、自宅近くの地元のちょっと大きな川を探します。 私の場合は逢妻川と境川でした。 アップします。 そこでストリートビューを使っていきます。 まずはGoogleマップ右下にいる人形をクリックしてつまむと こんな感じで青色の線が出てきます。 そして人形をこの青線に落とすと、 なんと実際の地図が表示されてしまいます。 そしてこの地図なんと歩けてしまうのです。 phantom4の「タップフライ」のごとく、道の前をタップするとどんどん専心することができます。 そうして川沿いを歩いて行くと こんな感じで探して行くと じゃーん! あっという間にめぼしい河川敷が見つかってしまいました。 その後、「SORAPASS」でその地域が人口密集地域でないか調べ、大丈夫であれば実際に現場まで見に行ってください。 SORAPASSの使い方はこちらをご覧ください。 日本初のドローン専用地図サービス『SORAPASS』|実際に使ってみた! そうして見つけた私の聖域がこちら! とてもいいドローンの練習場所を発見してしまいました。 私はこの場所を見つけた感動で腹が痛くなってしまい、せっかくphantom4の初フライトにもかかわらず、途中でコンビニまで駆け込んでしまいました(実話です(⌒-⌒; )) 今回、この記事を書くにあたって他にもめぼしい場所を探してみましたが、10分ほどで「ドローンを飛ばせそうな河川敷」をいくつか発見しました。 まあGoogleマップ上では現在と多少姿が変わっていたりしますが、実際に行ってみると、Googleマップで発見した以外の場所でさらにいい場所が見つかったりします。 結論 ・Googleマップのストリートビュー使って近くの「河川敷」を探してみてください。 ・念のため『SORAPASS』で人口密集地域になってないか確認してください。 の2言で解決しました。 航空法など法律関係について細かく説明した記事もありますので、よかったらこちらも参考にしてください。 関連記事:結局ドローンってどこで飛ばせるの?初心者が誤解しがちな航空法と飛行場所を徹底解説!【2016年版】
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初心者ドローンオーナーの悩み

どこでドローンを飛ばしていいかわからない!

【カメラが凄い】『iPhone11Pro』の写真と動画性能の魅力を徹底紹介

う〜!

ドローンを飛ばしたいんだけど、法律とか操縦方法とかわからなくて、どうしたらいいの〜!

法規制外100g以下のドローンなら近場の公園で人気のない時間帯でもなんとかなった。

空撮用ドローンを買ったんだけど、どこで飛ばしていいかわからない。

いろいろサイトや本を見たけど、結局どこでドローンを飛ばしていいかわからない。

特に初心者ドローンオーナーの方でこんなお悩みの方はいませんか?

吉武編集長
吉武編集長

まさに私がそうでした。

今回は『ドローンを飛ばす上で知っておくべき知識』『おすすめなドローンの飛行可能な場所の探し方』をご紹介します。

この記事でわかること
  • ドローンにまつわる航空法をはじめとした法律について
  • 飛行可能な場所を効率よく探す方法
  • 河川敷や私有地などでドローンを飛ばす上での注意点

航空法に定められたドローンの飛行禁止区域

大変だけど、ドローンの飛行許可の申請を自力で取る方法【保存版】
  1. 空港周辺の上空
    ➡︎空港周辺なんか飛ばさん!
  2. 人口集中地(DIDで調べればわかる)
    ➡︎これは調べたらわかる。
    駅周辺とかちょっと都会に入ればDIDだけど、ここの外を見つけるのは簡単!
  3. 150m以上の高さ
    ➡︎そんな高さ飛ばすわけないだろ!

飛行禁止区域外でも申請が必要な条件

大変だけど、ドローンの飛行許可の申請を自力で取る方法【保存版】
  1. 夜間飛行は禁止:原則ドローンの飛行は日の出から日没まで。
    ➡︎初心者が夜なんぞ飛ばさん!
  2. 人や物から30mの距離をとること:撮影対象でないものからは一定の距離を保つ必要があります。
    ➡︎そんな人の近くでもやらん!
  3. イベント上空の飛行:祭りやイベントの際は原則禁止されており、主催者の許可などが必要になる。
    ➡︎飛ばすか!
  4. 目視外の飛行:自分で直接確認できない位置での飛行は許可が必要になる。
    ➡︎まだそのレベルではない!私はただ落ち着いて飛ばせる場所が知りたいのです。
  5. 危険物の輸送:禁止されています。
    ➡︎論外1
  6. 物の落下:ドローンからものを落下させたい場合は許可が必要
    ➡︎論外2

2023年|無人航空機の飛行におけるカテゴリー区分

無人航空機の飛行におけるカテゴリー区分
吉武編集長
吉武編集長

2022年に無人航空機の免許制度が制定され、飛行場所や飛行形態に応じて、カテゴリー分類されるようになりました。

おそらくこの記事を見ている方はドローン初心者が多いと思いますが、「カテゴリーⅠ」の範囲内でドローンを運用するようにしてください。

ドローンを購入したら最低限すべき手続き

ドローンを購入したら最低限すべき手続き
画像出典:国土交通省

どんな方でも100g以上のドローンを購入したら、機体登録の手続きが必要です。

無人航空機登録ポータルサイト」で機体登録と番号の表示をしましょう。

吉武編集長
吉武編集長

結局ドローンはどこで飛ばせるのか?

それならばと広めの公園で都心部から離れればよいかと思って調べてみると、

ほとんどの県営・国立の公園は「ドローン飛行禁止」の条例が・・・

「市営の公園」はどうだと私は愛知県の市営の大きめな公園にかたっぱしから電話をして聞いてみました

「いや〜原則禁止です。」

の一言で返されてしまいます。

それはいきなり電話かけてきて

「ドローン飛ばしてもいいですか?」

なんて聞かれて、電話越しだけでどんな相手かもよくわからない相手でどんな条件で飛ばすのかも抽象的にしか伝わってこない感じでは市役所の人も

「いや〜、ドローン飛ばしていいですよ〜!」

なんて気持ちこよく返してくれるわけもないです。

ならば、国土交通省にドローンの「飛行許可申請」を出して認可をもらってから飛ばそう!

と思っても、申請許可を出すのに必要な条件があって、

『ドローンの操縦時間10時間以上』

・・・

吉武編集長
吉武編集長

いやいや、そもそも練習する場所ないんじゃ〜!

と思って血管が切れそうになった方はいませんか?

私がそうでした。

まあ落ち着いて考えてみます。

いろいろ突き詰めるとドローンを飛ばせる場所と条件はこんな感じ

  • 空港など重要施設から10km以上離れる
  • 地上から150m以下の空域
  • 人の私有地:所有者の許可が必要になります。
  • ドローンで物を輸送したり、落としたりしないこと
  • 屋内:屋内であれば人口集中地でも航空法の規制対象外になります。
  • ドローン飛行場:有料ですが存分に飛ばせます。
  • プライバシーの侵害しない場所:人の顔や車のナンバーが映るような場所は避けた方が懸命です。

に集約されます。

で、いろいろ考えた結果、

ドローンを飛ばせる具体的な場所として以下の3つに行き着きました。

  • 山の中
  • 海岸沿い
  • 河川敷
てつや
てつや
まあそりゃそうだよな
吉武編集長
吉武編集長
って感じの場所になります(⌒-⌒; )

しかし、人によっては海や山などまで行くのにかなり時間がかかってしまう方がいますよね。

【河川敷】近場である程度の場所と条件を兼ね備えてる

でもすでにphantomを購入した方で今後飛行申請を取って、本格的に空撮などを楽しみたいという方は早くドローンの実践操縦時間である10時間をクリアして国土交通省の飛行許可申請をもらいたいたいところ。

で残されたのは『河川敷』

そこで私はとある方法を使って理想の練習場所を手に入れました。

今回はこの『河川敷』を見つけるのに効率のよい方法をご紹介します。

山でドローンを飛ばす場合の注意点

ドローンを購入したら、やはりいろいろなロケーションで空撮を楽しみたくなりますよね。

そんな中でも「雄大な山々」も空撮したいロケーションのひとつに上げられます。

しかし、そんな山でドローンを飛ばすにはいくつか注意点があります。

今回は「山でドローンを飛ばす上」での注意すべきポイントをいくつかご紹介させていただきます。

Googleマップ|ストリートビューマップを使って飛行場所を探す。

以下、あくまで紹介している地図と場所はあくまでGoogleマップの活用方法を紹介するために掲載しております。この地図で示している場所が自由にドローンの飛行ができるとは限りませんので、ご了承ください。

吉武編集長
吉武編集長
以前もこのブログを見て、勘違いした方もいらっしゃいましたので・・・

Googleマップをすでに使っている方もいると思いますが、Googleから出ている超便利なマップサービスです。

もちろん無料で使えます。

てつや
てつや
今時ほとんどの人はグーグルマップをカーナビ代わりにしてるな
許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

こんな感じの画面です。

使ってない方はすぐに登録しましょう。

それで早速、自宅近くの地元のちょっと大きな川を探します。

私の場合は逢妻川と境川でした。

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

アップします。

そこでストリートビューを使っていきます。

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

まずはGoogleマップ右下にいる人形をクリックしてつまむと

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

こんな感じで青色の線が出てきます。

そして人形をこの青線に落とすと、

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

なんと実際の地図が表示されてしまいます。

ふじこ
ふじこ
す、すごい!!

そしてこの地図。

なんと歩けてしまうのです。

てつや
てつや
知らない人は知らない機能

phantom4の「タップフライ」のごとく、道の前をタップするとどんどん前進することができます。

そうして川沿いを歩いて行くと

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【永久保存版】

こんな感じで探して行くと

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【永久保存版】

じゃーん!

あっという間にめぼしい河川敷が見つかってしまいました。

ふじこ
ふじこ
やったー!!

いい場所が見つかったら、「SORAPASS」で、その場所が「人口密集地域:DID地域」ではないか調べること

その後、「SORAPASS」でその地域が人口密集地域でないか調べ、大丈夫であれば実際に現場まで見に行ってください。

SORAPASSの使い方はこちらをご覧ください。

日本初のドローン専用地図サービス『SORAPASS』|実際に使ってみた!

そうして見つけた練習場所がこちら!

許可なしでもドローンの飛行場所を見つける最も効率の良い方法【決定版】

とてもいいドローンの練習場所を発見してしまいました。

(上記で示した地図の場所とは全く関係ない場所になりますので、ご了承ください。)

私はこの場所を見つけた感動で腹が痛くなってしまい、せっかくphantom4の初フライトにもかかわらず、途中でコンビニまで駆け込んでしまいました。

吉武編集長
吉武編集長
嬉しさのあまり漏れそうになりました。

今回、この記事を書くにあたって他にもめぼしい場所を探してみましたが、10分ほどで「ドローンを飛ばせそうな河川敷」をいくつか発見しました。

まあGoogleマップ上では現在と多少姿が変わっていたりしますが、実際に行ってみると、Googleマップで発見した以外の場所でさらにいい場所が見つかったりします。

河川敷でドローンを飛ばすときの注意点

ただし、河川敷は『河川法』という法律でドローンの飛行が制限されている可能性があります。

もし近場でドローンの練習に活用したい場所が見つかった場合は、行政もしくは管理事務所などに連絡をとった上でドローンの操縦をするようにしてください。

吉武編集長
吉武編集長
場所によっては河川事務所に連絡をして、使用届をだしたこともあります。

私自身、いろんな場所でドローンのフライトを行っておりますが、その都度その場所をどこが管理しているのか、必要に応じて連絡を取り、確認を取った上でドローンを飛ばすようにしております。

これらの確認作業をすることは、はじめは手間に感じると思いますが、慣れればそこまで難しい作業ではありません。

てつや
てつや
ドローンパイロットとしてのマナーを大切にな!

【まとめ】ドローンの飛行場所を探すのは骨が折れる

  • Googleマップのストリートビュー使って近くの「河川敷」を探してみてください。
  • 念のため『SORAPASS』で人口密集地域になってないか確認してください。

の2言で解決しました。

てつや
てつや
とは言ってもなかなか骨が折れる作業だから、頑張ってな!

DJIの空撮用ドローンがおすすめ!

製品名Mavic 2 PRO(マビック2プロ)
価格192,000円(税込)
機体重量905g
カメラハッセルブラッド
動画4K30fpsで撮影可能
静止画2000万画素
センサー1インチセンサー
特徴③全方向障害物センサー
飛行時間最大31分
最高時速72㎞/h
URLhttps://store.dji.com/jp/product/mavic-2
吉武編集長
吉武編集長

2019年現在、最もおすすめなドローンは『ハッセルブラッド』搭載の『Mavic2 PRO』です。

これだけコンパクトなドローンに優秀しているので、初心者からプロまでおすすめです。

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吉武穂高
吉武穂高
編集長
ドローン操縦時間500時間超。日本全国の絶景を空撮しております。日本一わかりやすいドローンメディアとして丁寧な編集を心がけていきます。DRONE WALKERは国土交通省HP掲載団体です。
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