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空撮テクニック

ドローンで最高の空撮をするために大切な9つの要素

ドローンで最高の空撮をするために大切な9つの要素

ドローンでもっといい空撮映像を撮影するために大切なこと

今回はドローンの空撮映像の出来栄えを決定する9つの要素について解説していきます。

まずはざっと項目出し

  1. 場所(ロケーション)
  2. ドローンと被写体の距離感
  3. カメラアングル
  4. ドローンの速度
  5. 天候・光・時間帯
  6. スタートとゴールの構図
  7. 映像のカット数
  8. 編集&研究
  9. 信念と感性

その1|場所(ロケーション)

まずは何と言っても場所(ロケーション)です。

正直ドローンの空撮映像は、場所が命といっても過言ではありません。

近所の知り合いの田んぼの上で練習のために撮影するのか、それとも沖縄の青い海で飛ばすのか?

どちらがいい映像を撮影できるのかなんて比べるまでもありません。

自分自身どこでドローンを飛ばして、どんな映像を撮影したいのか?

目的を決めて撮影に行くことが大切です。

その2|ドローンと被写体の距離感

ドローンはご存知の通り空を飛ぶことができます。

高度や位置を変えることで見えてくる被写体の印象ががらりと変わります。

例えば、高度を変えて見ましょう。

高度が低い状態

ドローンで最高の空撮をするために大切な8つの要素

高度が高い状態

ドローンで最高の空撮をするために大切な8つの要素

ドローンを活用すると、被写体と同じ程度の目線の高さからはるか上空までいろんな高さで被写体を撮影することができます。

低い状態から高い状態へ移動していくことで、見る人に与える印象は変わってきます。

それは単純に被写体だけを映している情報だけでなく、高度を変えることで周囲の風景も大きく変わるためです。

被写体との距離感が変えていくことで、見る人にあっと驚く演出を加えることができるのです。

参考動画|ベンツをドローンで空撮

また上の動画のように、ドローンの高さに変化をつけるだけでなく、横から撮影したり、回り込むような形で撮影することで、被写体そのものと周囲のロケーションをよりドラマチックに魅せることができるのです。

ちなみに上記の動画はPhantom4Proの『アクティブトラック』を使用しているため、操縦そのものは『指一本』で行なっております。

便利な機能を有効活用することで、より簡単かつ安全にクオリティの高い映像を撮影することができます。

その3|カメラアングル

「ドローンと被写体の距離感」ともだいぶ共通する部分はありますが、ドローンの機体そのものだけでなく、『カメラ』そのものも操縦することができます。

Phantom4ProやMavic PROなど多くの方が所有しているモデルだと、カメラチルトを上下に変化させることができます。(Inspire2はもっと自在に動かせる)

このカメラワークを使うことで同じ景色でも見え方が全く変わります。

例えば以下のような灯台も、

真正面

ドローンで最高の空撮をするために大切な8つの要素

上昇+チルトダウン

ドローンで最高の空撮をするために大切な8つの要素
俯瞰

ドローンで最高の空撮をするために大切な8つの要素

といったようにカメラの角度を被写体や景色にどう向けるか意識することで、見え方は全く変わってきます。

また被写体との距離感やカメラアングルで、それ以外の周囲のロケーションの情報量も変わってくるのです。

沖縄ドローン空撮 喜屋武岬 |Phantom4Pro

その4|ドローンの速度

ドローンの速度を変化させることでも、印象は変わります。

スタートからゴールまで10秒で移動するのか30秒かけて移動するのかでは、見る人に与える印象は大きく変わります。

移動を早くすればするほど、疾走感のある映像になり、

あえてゆっくり移動することで落ち着いた印象を与えることができます。

速度にもイメージを持って撮影しよう!

表示速度そのものは編集で変更することはできるのですが、ついでに波の動き、雲の動きなども速くなってしまいます。

そのため、ドローンの速度を何も考えずに飛ばすのでなく、どんな印象の映像を撮影したいのか、そのためにどれくらいの速度が必要なのか目的を持てるようになると良いでしょう。

ビギナーはまずはゆっくり一定を心がけよう!

初心者の方は、まずはゆっくりでいいので、『同じ速度』で飛行し続けることができるようになるとよいでしょう。

途中で急に速くなったり、急にドローンの向きが変わるのは見る人にとって雑な印象を与えてしまうことになります。

その5|天候・光・時間帯

空撮は外で撮影することが基本になりますので、当然天候に大きく左右されます。

晴れなのか曇りなのかでも、場所の見え方や印象は大きく変わります。

また撮影する時間帯によって、光の当たり方も大きく変化します。

  • 順光
  • 逆光
  • 朝日
  • 夕日
  • 晴れ
  • 曇り

狙った撮影日に天候に恵まれるか否かは運の要素もあります。

天候や時間帯も考えて、できるだけイメージ通りに撮影できるように心がけることはとても大切なことです。

早朝|沖縄の古宇利大橋

昼間|沖縄の古宇利大橋

その6|スタートとゴールの構図を決める

写真の撮影でも映像の撮影でもとても重要なのは『構図』です。

そしてドローン最大の魅力は3次元方向、すなわち自由自在に空にカメラを移動して撮影できることです。

そのため、ひとつの映像のカットで、

『スタート地点の構図』と『ゴール地点の構図』にギャップを作ることができます。

スタート

ドローン空撮テクニック|スタートとゴール2つの構図をイメージしよう

スタート地点では見る人に「ここはどこなんだろう?」という疑問を与えていきながら

ゴール

ドローン空撮テクニック|スタートとゴール2つの構図をイメージしよう

上昇していくことでその全貌や正体が明らかになる。

さらに上空100m以上までドローンは上昇できるので、周囲の風景をより壮大に演出することができるのです。

空撮の構図は、カメラの構図を学ぶことから始めると良いでしょう。

おきまりの演出|後進+上昇でエンディングにふさわしい映像

その7|使える映像のカット数を増やす

一番初めにもお話しましたが、ドローンの空撮はロケーションが命です。

そのため、いいロケーションであれば、ドローンを適当に飛ばしても結構いい映像が撮れてしまうのです。

しかし、それでは空撮技術も上達しません。

操縦に熟達している人は初心者では思いつかないようなアングルからの撮影を行い、思いがけないアングルや構図の切り取り方をします。

単調に決まりきった構図のみでは、いくら空撮映像そのものがインパクトあっても見る人に退屈な印象を与えかねません。

そのため、ひとつのロケーションでもいろんなカットのアングルで撮影すること。

ひとつの映像にどんどんあっと驚く変化をつけることで、より人を惹きつける映像になります。

またドローンのフライト時間は限られています。(Phantom4Proだと25分程度)

そのため、できるだけ短い時間でいろんなアングルからのカットを撮影することで、その後の編集作業で使える選択肢が増えます。

地上からも撮影をしておくとグッド!

空撮はあくまで撮影方法のひとつにすぎません。

せっかくいいロケーションに来ているのならば、地上からの映像も撮影しておくことをオススメします。

GO PROやOSMO MOBILE(オズモモバイル)など、今は安価で使える機材がたくさんありますので、積極的に活用することをオススメします。

GO PRO6

OSMO MOBILE

その8|編集 & 研究

ドローンで最高の空撮をするために大切な9つの要素

だいぶ終盤にきました。

やっぱり重要なことは映像の編集です。

いくらいい映像を撮影しても、どんなにいいアングルで撮影できても、最後にひとつの作品として形にしなければなんの意味もありません。

また映像を編集していく中で空撮スキル上達に役立つ発見はたくさんあります。

正直、帰って自分で撮影した映像を見て思った通りの映像が撮影できなかったことなんて常にあるものです。

  • うまく撮影できたと思ってもプロペラが写り込んでいた。
  • もう数秒粘って、前進した映像がほしかった。
  • 途中まで滑らかに操縦していたのに、急な移動があった

などなど失敗したカットなんて山ほどあります。

また逆に適当に映像回してたと思ってあとで確認したら、とてもいい映像が撮れていたというケースもあります。

そしてそれらは編集段階で気づかされることが多いのです。

またたくさん撮影した映像からひとつの映像作品を作り上げていく過程で、反省をして『次への空撮意欲』を掻き立ててくれます。

ドローンの操縦と空撮技術は決して現場だけで磨かれるものでなく、その後の編集作業でも磨かれるのです。

YouTubeやVIMEOを有効活用

また同じロケーションでドローンをフライトさせている動画はYouTubeなどを探せば簡単に見つかります。(むしろYouTubeなどを見てそこでドローンを飛ばそうと思ったはずです。)

事前に他の撮影者がどんなアングルでその映像を撮影したのか。

研究しておくことで、フライト当日スムーズに撮影を行うことができます。

その9|己の感性と信念

いよいよ最後になりました。

最後は己の感性を磨き、思った通りの映像を撮影できるようになるまで信念を持ってドローンに取り組むことです。

ドローンを活用することで、撮影そのものは新しい表現の広がりを見せました。

クリエイター的な意見ですが、そこにいいとか悪いとかはなくて、自分がどんな映像を撮影したいのか、完全に理解していて思った通りにドローンを操縦して、思った通りに編集できたら最高だと思います。(ビジネスだとクライアントの希望通りに正確に撮影すること、また時としてクライアントの思っている以上の提案をすることが重要。)

ここまで行ける人はほとんどいないと思いますが(当然私もまだまだです)、この段階まで狙って撮影できる人が数多いる初級者・中級者と真の上級者との違いなのかなと思います。

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1984年3月28日生まれ 愛知県出身。静岡大学工学部卒業。 地元愛知県で消防職員として勤務し、30歳で独立。 「楽しいまちづくり」をモットーに防災事業・ドローン操縦士・カメラマン・ホームページ製作・ブロガー・作家として幅広い分野で活躍中。 作家として、速読技術を活用し年間200冊以上の本を読むことで幅広い分野に精通し、独自の視点から様々なジャンルの書籍を出版。 当サイトでは、ドローンの専門情報をメインに、最新テクノロジー(VR・AI・暗号通貨)や起業術(ネットマーケティング・ウェブライティング・メディア戦略)・Kindle書籍出版から日本の魅力を世界中に発信していきます。 お仕事の依頼やお問い合わせは、「hodaka8866@gmail.com」もしくは「Facebookメッセージ」が一番早くて繋がりやすいです。

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