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phantom4を海外まで持って行きました。

どうも東海空中散歩の吉武穂高です。
今回は、phantom4を海外に持って行き、そこで実際に苦労したことや感じたことがありますので、その内容をシェアします。
またこれからドローンを始める人の中で、phantom4にすべきかMavic PRO(マーヴィック プロ)にすべきかで悩んでいる方がいると思いますので、Mavic PRO(マーヴィック プロ)についても触れていきながらお話していきます。
phantom4を海外に持って行って苦労したこと|とにかく重くて荷物の空間を取ること

(空港の金属探知検査器を通過したドローン入りのバックパック)
今回の旅で一番苦労したことはとにかくドローンを持ち歩いて歩くことです。
上のリュックの中にドローンが入っておりますが、とにかくバックパックがパンパンになります。

phantom4自体は約1800gとそこまで重くはないのですが、Mavic PRO(マーヴィック プロ)と比較するとその差は歴然です。
Mavic PRO(マーヴィック プロ)は約800gと重量自体は1kg程度の差になりますが、
もっと厄介なのはとにかく場所と空間を占めることです。
これには本当にまいりました。
バックパックのほとんどの空間がドローンで占められているため、他の荷物を詰め込むのに本当に苦労しました。
またドローン自体が精密機械なので、服などをうまくクッションに使いながら収納を心がけました。
ちなみに海外に行くため、飛行機内にドローンを持ち込む場合に気をつけるべきことはリチウムイオンバッテリー電池は、機内持ち込みにする点になります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
phantom4のプロポが邪魔!

これもMavic PRO(マーヴィック プロ)との大きな違いなのですが、phantom4のプロポ(コントローラー)もとにかく大きくて邪魔になりました。
その点、Mavic PRO(マーヴィック プロ)のプロポは小さい!
またプロポなしでもスマホだけで操縦できる。

phantom4とMavic PRO(マーヴィック プロ)の詳しい機体の性能差が知りたい場合はこちらも参考にしてみてください。
phantom4で良かった点|海外では飛ばす場所の条件が悪いことが多い。

phantom4には機体の下にハンドル台がついております。
このため、ドローン本体の機体面積が大きくなって持ち運ぶ上ではとても厄介なのですが、海外で様々な条件下でドローンを飛ばす上で気がついたことは、地面の状況がそこまでよくないことでした。

場所が、砂浜だったり、泥上だったり、岩場だったり、とにかく地面の状態がよくない場合が多かったです。
そんな時、phantom4の基底部はドローン本体が直接地面と触れないような設計になっているので、その点は本当に助かりました。
砂浜みたいな場所だと簡単にドローンのプロペラの風圧なんかで、回転部分に砂が入り込みやすいですので、機体と地面が少しでも離れているのはとても重要なのだと実感しました。
またphantom4の場合はハンドキャッチができますので、その点でもいろんな条件下でドローンを飛ばせる上で重要なことを実感しました。

これはいつも日本の安全な場所でばかり飛ばしていたので、気がつきにくい点でしたが、実際に海外で様々な自然環境や地形環境でドローンを飛ばして初めて気がつけたことでした。
またMavic PRO(マーヴィック プロ)の機体本体の「剛性」自体もphantom4と比べると若干脆い印象がありますので、機体そのものの耐久性も少し劣るのかなという感じになります。
まとめ

個人的には、phantom4を海外などに持っていく上であの荷物量はもう経験したくありません(⌒-⌒; )
上の写真の通り、バックパックとウエストポーチにすべての機材を詰め込んでますが、そら〜もう大変です。
本当に大変で、単純な重さや大きさ以外にも収納やドローン自体にもとても気を使いましたので。
Mavic PRO(マーヴィック プロ)の場合だと、重さは1kg程度軽くなり、荷物の総面積は「3分の1」程度にできるので、その点は持ち運ぶ上では本当に大きいです。
ただ、Mavic PRO(マーヴィック プロ)は機体を小型化・コンパクト化している分、機体そのものの耐久性はphantom4に劣ること。
また地面の状況なども配慮した上で飛行させることを注意すべきです。
まあ個人的には、旅重視で使うなら、断然Mavic PRO(マーヴィック プロ)で、普段日本での空撮業務なんかもする場合はphantom4も視野に入れるべきかなと思っています。
なにか参考になれば幸いです。
おまけ|Mavic PRO(マーヴィック プロ)VS「KARMA(カルマ)」